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ブラームス「間奏曲集」
昨年の秋にソニーから久しぶりにLPが発売されました。すべてグレン・グールドの演奏です。輸入盤のLPが1枚1,500円未満という良心的な価格設定でしたので、その中の3枚を購入しました。
2007年は、1932年生まれで1982年に亡くなったグールドの生誕75周年、没後25周年の年に当たるので、特別企画のLPなどが発売されました。
ストコフスキーとのベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番、第5番、ワーグナーの管弦楽曲のピアノ編曲版、ブラームスの間奏曲集の3枚のLPは、いずれもグールドらしい洗練された演奏でした。特に印象に残った演奏は、ブラームスが晩年にピアノのために書いた小品を集めたアルバムです。
グールドは間奏曲の中からテンポが遅い曲を10曲選んで演奏しています。この録音当時、グールドは28歳でした。若々しい感性を感じる演奏です。決してテンポが遅いとは感じません。この演奏を聴いて、ブラームスの晩年の音楽の中に瑞々しさがあることを発見しました。これまでにもこの曲集の素晴らしい演奏をいくつか聴いていますが、グールドが演奏する長調系の曲は飛び抜けて美しく感じます。
ブラームス
間奏曲 変ホ長調 op.117-1
間奏曲 変ロ短調 op.117-2
間奏曲 嬰ハ短調 op.117-3
間奏曲 変ホ短調 op.118-6
間奏曲 ホ長調 op.116-4
間奏曲 イ短調 op.76-7
間奏曲 イ長調 op.76-6
間奏曲 ロ短調 op.119-1
間奏曲 イ短調 op.118-1
間奏曲 イ長調 op.118-2
グレン・グールド(ピアノ)
1960年9月,10月録音、ニューヨーク、コロムビア30番街スタジオ
Sony Classical:88697147601(2007年10月9日発売:輸入盤LP)
LP情報 http://www.hmv.co.jp/product/detail/2620436
ソニーミュージック:SICC849(2007年10月24日発売)限定盤, 紙ジャケ, DSDリマスターCD
CD情報 http://www.hmv.co.jp/product/detail/2616386
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紙ジャケットがとてもカッコいいですね♪以前から欲しいと思っていたので、この機会にCDを購入します(きっぱり!)♪
2008/1/15(火) 午前 0:30
こうやってLPで出してくれるとうれしいですね。私がクラシックを聴きはじめた頃はすでにCDの時代でしたが、学生時代にLPプレーヤーを購入して50,60年代のLPをこつこつと集めていました。非常にハイレベルは録音も多く驚いています。
2008/1/15(火) 午前 4:50
ミルテンさん、グールドが演奏するブラームスの間奏曲集は、これまでに聴くことを避けていました。グールドのことだから、うなり声はうるさいし、テンポも遅すぎるだろうと思っていました。音楽を聴いた結果はまったく逆でした。
私もきっぱりとこの演奏を推薦します。CDを購入するなら、今回紹介した限定盤が良さそうです。ソニーのDSDマスタリングの音が良いのです。
2008/1/15(火) 午後 0:37
リエンツィさん、50,60年代のLPを収集されているのですね!一つ一つのLPが芸術品だった時代です。
私は良い音のLPが好きなので、アナログLPの完成期に当たる1970年代後半のLPが好きです。
2008/1/15(火) 午後 0:41
グールドのブラームスかぁ〜。確かレコードで持っていたかな?
最近、じっくりこのレコード聴いてませんでした。ブラームスは昨日Vn協奏曲を聴きました。ぜひ、今度はこのグールドのブラームスを聴いてみよう!
2008/1/15(火) 午後 11:29
Jinkさん出張中なのですよね? お疲れ様です(^^;
私もグールドのブラームスって結構合っていると思います。晩年のバラードも良かったです。奇抜な演奏で話題を呼んだバッハやモーツァルトよりも数段本質を突いていると私は思います。
2008/1/15(火) 午後 11:51 [ たか改め「みんなのまーちゃん」 ]
JUNOZAさん、ブラームスのヴァイオリン協奏曲は、ソロとオーケストラの両方を楽しむことができる素晴らしい曲ですね。
グールドのブラームスの間奏曲集は、静かな美しさに満ちていて、休日の朝に聴きたくなります。
2008/1/16(水) 午前 8:39
たかさん、今週はサンフランシスコから投稿しています。朝から夕方までは会議やトレーニングの予定が一杯で、夜は日本の業務があるので、結構大変です。今週は音楽を聴く時間がありません。
グールドが演奏するブラームスのバラードの演奏があるのですね!残念ながらまだ聴いていません。
モーツァルトのソナタはグールドらしい個性ある演奏ですが、私の好みの演奏ではありませんでした。
2008/1/16(水) 午前 8:47
ついついHMVに飛んでいってカートに入れてしまった^^;
グールドのバラードとラプソディのCDをひさやんが買って来たのでここ最近好んで聴いています。特にラプソディOP.79のNO.2は学生時代から好きだった曲なのでここばかりくり返し聴いていますよ♪情熱的でありながら繊細なところが感じられていいなぁ〜と思って曲のイメージであれこれ自分勝手な物語を作っています^^
2008/1/16(水) 午前 10:54
たぬこさん、今回の記事も新たなCDの購入になったのですね(笑)。私もひさやんと同じようなタイミングで、グールドの演奏するブラームスを購入したというのは面白い偶然ですね。
ブラームスのラプソディは、はるか昔の学生時代から好きな音楽です。ギレリスの鮮やかな演奏が最初の出会いでした。悩ましい愛を感じる曲です。
2008/1/16(水) 午後 9:43
グールドとJinKさんの取り合わせが意外と最初は思いましたが、このブラームスは若きグールドの演奏だったのですね。私の場合、彼の演奏はバッハとモーツァルト、それと17世紀の作曲家の作品の演奏しか縁がないのです。恥ずかしながらベートーヴェンのソナタも聴いたことはありません。ところで彼も若い頃は弾きながら歌うことはなかったのですね。桑港の冬はいかがなものでしょうか?
2008/1/16(水) 午後 10:10
白髪ばっはさん、今から30年以上も前にグールドの演奏を聴いて食中毒状態になってしまいました。LPに入っているグールドの歌声(うなり声)はやかましいし、テンポはすごく遅いし、私にはとても受け入れることができない演奏でした。
最近になって発売された、ゴールドベルク変奏曲のアナログ録音(1955年の古い録音ではなく、デジタル録音の際に同時にアナログで収録した演奏)を聴いてから、グールドに対する考え方が変わってきました。詳しく書くのは難しいのですが、要するに聴けるようになったのです。
ストコフスキーと録音したベートーヴェンの協奏曲にも抵抗を感じることはありませんでした。
28歳のグールドが録音したブラームスでは、ほんの少しグールドが歌っていますが、やかましいと感じることはありませんでした。
サンフランシスコを漢字で桑港と書くことは今日初めて知りました!
現地は青く抜ける空と、涼しい気候が続いています。昨日は半日だけ霧に包まれて寒かったのですが、その時以外は快適です。花粉の心配も無い場所なので、私は生き生きしています。仕事が忙しく、音楽を聴く時間がまったく無いのが残念です。
2008/1/16(水) 午後 11:35
Jinkさん,こんばんは!
僕が最も愛しているブラームスのディスクです。
20代後半だったグールドの儚くも美しい記録ですね。
『作品118−2』は永遠の憧れの曲です♪
2008/1/28(月) 午後 11:57 [ - ]
ここ最近、これを好んで聴いております^^TBしていきますね。
2008/4/14(月) 午前 9:16
ジョンさん、コメントが長い間埋もれていたようでレスが遅くなってしまいました。瑞々しいグールドの素晴らしい演奏ですね。作品118-2など長調系の演奏が特に素晴らしく感じました。「永遠の憧れの曲」と言われる気持ちがよくわかります。
2008/4/14(月) 午後 10:00
たぬこさん、コメントTBありがとうございます。
庭の花から、グールドのブラームス、そしてオムライスへと移る記事の面白さに感心しました。
2008/4/14(月) 午後 10:03
初めまして。
突然の投稿 失礼致します。
ブラームスの間奏曲について書かれている人を探しておりました。
実は ご紹介されたのと同じ物のCDを 私も入手しました。
変ホ短調にとても感動しております。
他のピアニストさん達とは違う演奏で、今迄は そんなに感動しなかったのですが.…。
何度も聴いていくうちに 他の間奏曲もとても感動.…
やはり グールドの表現は凄いと思います.…。
11年も昔のblogだったのですね、
読ませていただき有り難うございました。
2019/6/15(土) 午後 11:48 [ kurumin ]