おばママの独り言

キラと称して日記をしたためてきたママ…気づくとオバサン突入です

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お坊様…感謝

昨年、3月にトントの父(義父)が天国へと旅立った。

昨年は、葬儀、法事、仏壇購入、お墓探しとあまりに忙しくて、1年がいつもの年よりもあっという間に過ぎて行ってしまったような気がする。

市内のお寺から月命日にはお坊様にお参りに来ていただいているのだが、そのお坊様…とても、お優しい、徳の高い感じのする方なのだ。

そして、今月のお参り後のこと、お坊様が、本棚にある私の父の位牌について質問をされてきた。

トントの家も私の家も代々仏教なのだけれど、宗派が少し違う。

私の実家は代々お位牌に戒名が書かれている。…ところが、トント家はお位牌が無い。…法名軸というお軸を仏壇に掛けてお祀りするのだそうな。

私の実家にも勿論仏壇はあるのだけれど、空き家に父を置いておくのも淋しがるのでは?…と勝手な解釈で我が家に持ってきたものの、宗派の違うお仏壇に父の位牌を置いて良いものか?…迷っていたところだった。

そこへ、このお坊様。…「ちょっと、良いでしょうか?…あそこの高いところのお位牌は誰のなの?」…と質問をしてきてくださった。

「私の父の位牌です。」…と答えると、「ああ〜…良いお名前だね。…そう遠くない、最近亡くなった方だね?…どうして、お仏壇に入れてあげないの?…宗派が違うのですね?」…

私は、「はい、宗派が違うので仏壇に入れて良いのかどうか?…迷っていました。」…と率直に答えた。

「そうでしたか?…お父様を、お仏壇に入れてあげましょうよ。…ほら、あそこが調度良い。…お祈りさせてね。」…と、ありがたくも、位牌に手を合わせてお祈りをしてくださった。

その、ありがたいお姿を見ているうちに、私の目からは滝のように涙が溢れてきてしまった。

…あれ?…どうしたんだろう?…なぜこんなに涙が出るのだろうか?…

「また、来月来ますから、これからはお父様も一緒にね。」…と言い、お坊さまは帰って行かれた。

あまりに、ありがたく嬉しかったのだろうか、しばし子供のように号泣してしまい、自分の心が安らいだ気持ちになれたのだった。

最近は、母の病気の再発、誤嚥性肺炎から始まった入院騒動やら、思春期の娘との衝突やら、小学校の役員を引き受け、思った以上に忙しい日々を過ごして、いっぱいいっぱいだったから、心が萎えていたのかな?

優しい、ありがたいお坊様のおかげで少し、パワーをいただけた気がした月命日なのだった。

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