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アメリカ第一の経済文化都市であるニューヨーク。
2001年9月11日の同時多発テロ事件から、4年が経とうとしています。
今回は、写真を2枚アップしました。
上の写真が、今も世界中の人々が訪れるワールド・トレード・センターの跡地です。
ワールドセンターのツインタワーが欠けてすっぽり空洞ができています。ニューヨーカーのみならず、
見るものすべてに喪失感を感じさせます。
下の写真のオブジェは、破壊したWTCにあったフリッツ・クーニングの彫刻ゴールデン「グロウブ」。
この彫刻、バッテリーパークパーク内に記念碑として置かれています。
ゆがんだ金属が惨事の生々しさを今も伝えています。
私は2001年9月29日にニューヨークに来ました。テロの18日後でした。
テロが起こったときには、まだ日本にいたのですが、夜の10時頃、
抜けるような雲一つ無い青空を背景に、窓から煙の出たワールド・トレード・センタービルが
テレビの画面に映し出されたのを見たときは、何が起こったのかわからなかった。
既に、留学先であるニューヨーク行きの飛行機チケットも購入していたし、学校の授業料も納めていて、
家族も友達もほんとに行くの?って心配してました。テロ直後、ニューヨーク行きの飛行機もなくなっ
て、飛行機が乗れなければ延期すると私は言っていたのですが、
ちょうど2週間目に飛行機が飛ぶようになったので、私は予定通り、ニューヨークに来ました。
今でも覚えてます。私の乗った飛行機は、ガラガラで、ジャンボジェット機にもかかわらず、
ニューヨーク行きの乗客も1割もいなかった。あれから、もう4年の年月が経つのですね。
ニューヨークに到着して、跡地に行きました。現場の周辺には犠牲者の近親者が備えた写真、
手紙、花などが一面に掲げられていました。
今は、周りはすっかりクリーンアップされていて、テロ直後の面影は全くありません。
周りは、一般立ち入り禁止の柵で囲まれていて、フェンス越しに工事現場を臨むことが出来ます。
ツインタワーは、日系アメリカ人建築家ミノル・ヤマサキが、世界平和の象徴となるよう
夢見てデザインした建物だったのです。とってもシンプルなデザインのツインタワーは
私は好きでした。
今は、街もすっかり活気が戻っています。だけど、全てが世界中に生中継され、映像がまぶたにも
心にも残り、2千人以上の尊い命と、失った人々の悲しみを心に秘めながらも心に残り、
明るく前向きに再生する力をニューヨークは失いません。
あの日を境に、ニューヨーカーはよりたくましくなっています。
街を歩いていても、そんな様子を感じられます。
大惨事から立ち上がり、新しい時代に目を向けるニューヨークは猛スピードで変化しています。
皆さん、テロ事件に対して、様々な意見がおありだと思います。
もちろんアメリカだけではなく、他の国でも、テロ、紛争は絶えず起こっています。
今までが普通だと思って生活してきた自分自身を含め、多くの人々が死という恐怖と自分の
小ささを感じたことがあるのではないのでしょうか。
「武器を使い、人々を傷つけるのではなく、私たち自分自身の心の強さだけで、乗り越えれたら・・・」
と願うばかりです。平和の中で、起こっていた平和のことを全てありがたく思えます。
確実にこれから何かが変わろうとしている今、私たちも真剣にそれぞれの人生を考えなければ
いけないと思います。私たちは何を望んでいるのでしょうか?もし、世の中全てが、世界中の
「愛と平和」を望むなら、そのような世界が出来る、そう私は信じます。
<復興計画の情報>
http://www.renewnyc.com
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