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最近読んだ中で、グルメ漫画のくくりに入れていいのか分からないけど美味しそうー!いいなー!食べてみたい!っていうのが二作品ありまして、僕なんかが紹介するのはおこがましいのですが面白いし読んでほしいと思いオススメさせていただきます。
九井諒子『ダンジョン飯』1巻〜 『竜の学校は山の上』『竜のかわいい七つの子』『ひきだしにテラリウム』などの短編集を描かれている九井諒子さん、今回は初長編連載とのことです。 今までだと、ファンタジーの中に現実的な要素を見つけるか、人間の一般社会にファンタジーを取り込んで掘り下げているイメージがあり、シリアスからほのぼのほっこり、現代社会批判的なものまで様々な手法で描かれています。 今回は『ダンジョン飯』ということで、ざっくり言うと、ダンジョンに挑もうにもお金も無くし食料も準備できないからダンジョンで出現したモンスターを調理して食べて進もう!というストーリーです。 本当は、ダンジョンの奥でドラゴンと戦ってたら妹が食べられちゃうけど全滅の危機のところなんとか脱出して、助けるために再スタートで金無くてモンスター食べるはめになる、とかいろいろありますが、ぶっちゃけもうどうでもいいです! 架空のモンスターたちを倒して調理して美味しそうなのがたまらないんです! なんですかスライムの干物が高級食材って! キノコ系モンスターは全部美味しそうだし! ダンジョンの罠すら調理器具にしちゃうし! モンスター食のベテランドワーフが栄養バランスまで考えてくれるし! 栄養あったんかい! 主人公も仕方ないと言いつつ、図鑑に付箋貼りまくりでノリノリだし! 1巻完結じゃなくて良かったー! ありとあらゆるモンスター片っ端から食べて欲しいですね。 あとは読んでいただくとして、これからモンスターの見方が変わりそうです。 そもそもRPGとかに出てくるモンスターって倒したら消えちゃうイメージありますけど、確かによく考えたら死体はそこにあるはずなんですよね。 なんでコイン持ってるんだろう、とかは考えてましたが、そこは盲点でした。 それにしてもやっぱり鳥系は美味しそうだよなぁ… 岩系も食べ方あるのかな… 野田サトル『ゴールデンカムイ』1、2巻〜 前作『スピナマラダ!』では、一流フィギュアスケート選手が北海道でアイスホッケーを始める漫画を描かれてまして、独特の絵の勢いとか、汗臭さ、ギャグ要素など好きでした。 『ゴールデンカムイ』は、明治末期の北海道で、日露戦争帰りの「不死身の杉元」が、アイヌの少女「アシリパ」と共に隠された埋蔵金を探して死刑囚や軍と争うって話です。 明治末期のひりついた感じ、極寒の北海道、日露戦争帰りの軍人、アイヌの狩猟や食文化、莫大な埋蔵金、脱獄した囚人たち、軍隊、新撰組などの要素だけでワクワクします。 まずストーリー自体がとても面白く、いまヤングジャンプで一番楽しみな連載なんですが、注目すべきはサバイバルと食事のシーン! 杉元がアシリパと出会ってから、厳しい自然の中で暮らしているアイヌのサバイバル知識がどんどん出てきてたまらないんです! 巻末見たらアイヌに関する参考文献が20冊近く書いてあったのでだいぶ研究されてるんでしょうね。 冬眠中の熊起こして戦ったり、リスやウサギ、鹿などなど殺した命は片っ端から食べます! その調理方法がまたアイヌ式で、骨ごと砕いて肉団子にして鍋に入れたり、生で食べたり、目玉や脳みそも新鮮なうちに! 杉元は目玉や脳みそにはドン引きしてるんですが、鍋などは「ヒンナ(美味い)」と言って食べて、味噌を入れてみてさらに「ヒンナヒンナ!」 逆にアシリパは味噌を知らないからオソマ(うんこ)食ってると思ってドン引き! ある意味ボーイミーツガール的なところもありつつ、お互いの文化、価値観を許容し歩み寄って共闘していくのがとてもいいんですよね。 『寄生獣』が好きでつい最近読み返したんですが、新一とミギーの名コンビがシリアスなシーンでもとぼけたこと言うのが脱力感があっていいんですよ。 同じく杉元とアシリパも名コンビの予感ビンビンで、いい関係性なので今後も楽しみすぎます。 全体的に食事のシーンが案外多くて毎回お腹すいてしょうがないです。ありがとうございます。 以上、二つ紹介しまして、ブログも慣れてないものでお見苦しい点も多々あるとは思いますが、二作品とも間違いなく面白いのでぜひ手に取って読んでみてください。 |

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