独り言

たまには肩の力を抜いて・・・・頑張っていきまっしょい

ラッキーとダメ飼い主 1,2,3

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                                         2の続き3  

どんどんおばあちゃんのラッキー。

仕事が休みで晴れた日はゆ〜っくりラッキーと河原をお散歩する。

これまで、ラッキーと毎日河原をお散歩して、季節の移り変わりを感じていたんだなぁ〜

寒くて散歩の辛い冬、雪が降り河原は1面雪化粧。 寒くてほんとはお散歩行きたくないけど、シベリアンハスキーのラッキーは寒い冬は元気、雪は大好き!!
草木は枯れ白くなった河原は晴れると夜、月明かりに照らされ見通しがいい。
お散歩している人の姿はほとんどない冬の夜、他に人がいないことを確認して、リードを外してやると、ものすごいスピードで駆け回る。
雪がラッキーの走った後を白く舞い上がり遠くに行っても確認できる。
おもいっきり走らせて、もう充分だろうと・・・ 
ラッキーと呼ぶ、なかなか戻ってこない。
戻ってきたかと思うとリードを見てまた逃げて行ってしまう。

最後の手段は防寒コートのポッケに隠して持ってきた魚肉ソーセージを見せる。
いとも簡単にリードにつながれるラッキー。 食い意地がはっているうちのわんこ。

そう言えば何度か庭から脱走したことがある。
鍵をしっかりかけたか確認しなかった私がいけないのだけど、
何かの拍子に扉が開いてラッキーが町内をうろうろ。
おとなしい性格の犬でほとんど吠えないし、噛まないし、
でも身体が大きいから、みんなびっくり、犬の嫌いな人にとっては恐くて大変な事態!!


近所で親しくしていた人から電話で知らされ、職場の了解を得ていったん帰宅しラッキーを捕まえに。
その時もやっぱりリードをつなごうとすると逃げちゃって、結局、ソーセージ作戦で捕獲!

次の日はびっくりさせたご近所の、特に犬の嫌いな方にお詫びに回り、
なんで叱られているのかわかってないようなラッキーをひたすら叱って、
私の機嫌を見て申し訳なさそうな眼をする。

春、雪が解け、新芽が顔を出す頃、河原にフキノトウを見つけラッキーともうすぐ春だねって喜んだり、桜が咲くと毎日ラッキーとお花見お散歩。
特に興味のなさそうなラッキーを無理やり桜の木下で座らせ写真撮影!!           

綺麗な花が咲いているのを見つけるといつもラッキーを座らせ写真撮影してた。
きっとラッキーにとってはうっとうしい飼い主だったんだろうな

夏は川の水辺まで降りていくとラッキーは水の中に入っていく。
鼻を水の中に突っ込み川底の石を鼻でほじくる。
水が入ってくしゃみ! それを見て私が笑う。

ラッキーとの当たり前だと持っていた生活の中にたくさんの想い出がある。

老いたラッキー、やっとやっとでお散歩してるラッキー、

そんな姿を見てラッキーがいとしいと思った。

元気な頃にもっと優しく可愛がってやればよかったと思った。

ラッキーごめんね、ダメ飼い主で、
こんなに遅くにやっとあなたの存在の大きさに気がついて、
今更遅いのに、いとおしくってしょうがない。

ごめんねラッキー、いつもホッタラカシにしてて、
ごめんねラッキー、自分の機嫌であなたに接していました。
ごめんねラッキー、自分の都合であなたに我慢させて、

ごめんね、ごめんね、

こんなにおばあちゃんになって、もうそう長くは生きられない今になって
あなたが私にとってこんなに大きな存在だったことに気がつくなんて・・・

寒さに強いラッキーは冬の方が元気。
夏は寝ている時もはぁーはぁー、横になってはぁーはぁー、
歩くのも涼しい時間帯にほんのちょっとだけ。やっとこさ歩いてる。
どうにか夏が終わると大丈夫! きっとまた1年大丈夫!!

ラッキーのこと心からいとしいと思うことに気がついて2回冬を越しました。
そして去年の夏、ほとんど耳は聞こえていないラッキーに近づいて
「ラッキーおはよ〜」って声をかける。ラッキーは少しだけ顔を持ち上げ鼻で私の手をつんつん。
「どうしたの?起きるの辛いの?」
何だか悲しそうな眼で私を見る。
「ラッキーどうした?」目だけが私を見てるけど、身体が起せないみたいだ。
8月は朝とは言えすでに暑い。 はぁーはぁーとラッキーのお腹が大きく動いている。
手で水をすくって口に近づけるとぺろぺろなめて飲み出した。
「水、飲みたくても起き上がれないんだね」涙が出てきた。
ラッキーのそばにいたかった。だけど仕事は簡単には休めない。
ラッキーの口元に水を入れた器を置いて仕事に向かった。
昼休みに急いで家に戻った。  まさか、まさか・・・
庭に走っていくとラッキーは横になったままだけどお腹が呼吸と共に大きく動いている。
よかった。 
「ラッキー、ママがいない時にかってに一人で逝っちゃだめだからね。絶対にがんばるんだからね」
ラッキーの眼が力ない・・・水を飲ませて撫でてやる以外、私には何もしてやれない。
じっとうつろな眼で私を見つめる。涙が止まらない。
「帰ってくるまでがんばって待っててね」そう声をかけ仕事に戻り、
仕事が終わってまっすぐに家に帰る。

ラッキーのお腹の動きが見えるとほっとした。
よかった。 ラッキー生きててくれてる。
ずっとラッキーのそばにいた。
縁側に布団を敷いて、ラッキーを見ながら眠った。

朝方ラッキーの今までに聞いたことのない何とも例えようのない悲痛な鳴き声で目が覚めた。
あわててラッキーのそばに行くと全身から血が引いたような気がした。
キューンとラッキーが苦しそうに鳴くと、ラッキーのお尻から蛆虫が出てきた。
「なんで、生きてるラッキーの体内からどうして・・・」
苦しむラッキーがかわいそうで、とにかく何とかしてやらなくちゃ。
ブラシで虫を掃き取りごみ袋に入れ薬で殺す。

2時間位してまたラッキーが悲鳴を上げると虫が出てくる。
虫を排除し、苦しそうなラッキーの頭を撫でてやると少し落ち着く。

手から水をやると飲む、何も食べれないけど水はほしがる。
だけどしばらくして飲んだ水を戻してしまう。

動けなくなってお医者さんにはもうここ1、2日だと言われていた。

どうしてやることもできない。苦しそうなラッキーを見てただただ涙があふれてくる。

今日も仕事は休めない。
ちょうどお盆前、お盆といえば花屋は繁忙期。
お盆が近づくとお盆に売るお花がどんどん入荷し、花の処理やメンテに追われ大忙し。
休むなんてことはあり得ない。

何もしてやれないもどかしさとそばについていてやりたくても仕事が休めない苦しさ。

医者に電話をした。その時のラッキーの状態を告げ、苦しむ姿がかわいそうで耐えられないと、
どうせあと何時間生きられるかわからないのならもう苦しみから開放させてやりたいと、  
そう、安楽死・・・ とにかく自分がそばにいる時に楽にしてやりたいと思った。

私の身勝手かもしれない、でももう苦しませたくない。楽にしてやりたいと思った。
泣きながらお医者様に話していた。
お医者様は私の気持ちも、ラッキーの苦しみもわかってくれた。

「病院に連れて来れますか?」 お医者様の言葉にどうして?
連れて行くことは無理に決まっている。
ラッキーは自分で顔を持ち上げることすらできない状態で、家には私一人。
どう考えても運べない。

安楽死をさせることはできるがその薬を病院の外に持ち出して使用することはできないということ!
そんなぁ・・こんなに苦しんでいるのに・・・・・

私はラッキーを安楽死という最後の選択で苦しみから解放させてやることもできない。

張り裂けそうな思いのまま仕事に行く。
今日1日頑張れ。 明日はお仕事はお休みだから・・・!

夜、ラッキーは少しも動かない、声も出ない。
「ラッキー頑張ったね! でももういいよ。もう頑張らなくっていいよ。
もう楽になっていいんだよ。」

夜11時過ぎた頃、ラッキーはやっと苦しむことから開放された。
もうラッキーのお腹は動いていない。

苦しむラッキーの姿を見ている時は涙が止まらなかった。
でもお別れのときが来たとき、その時は不思議と涙は出なかった。
悲しいというより、やっとラッキーが楽になれたと思ってほっとした。
あんなに苦しそうな声を出して、 それなのに何にもしてやれなくて。

ラッキーは私の帰りを待っていたのか?

お盆を前にして仕事が忙しく休みがなかった。
お盆の前に1日だけお休みがある。それがラッキーが逝った次の日。
その休みのあとはまた仕事が続きお盆が過ぎるまで休みはなかった。
休みの前日の夜、私のそばでラッキーは天国に旅立った。           

実家で飼っていたレオと兄が飼っていたロンと姉が飼っていたモモが眠っているお寺にラッキーも入ることになった。

次の日、お寺さんが自宅にラッキーを連れに来てくれる。
今日は仕事はお休み。ちゃんと見送ってやれる。棺に入れお経をあげて最後のお別れをした。
棺のふたが閉められるとき、枯れてしまったと思っていた涙が再びあふれてきた。

ラッキーがいなくなったラッキーの居場所・・・
大きな犬小屋と首輪が何だか淋しげに残っている。

しばらく縁側から庭を見るのが嫌だった。

縁側からいつもそこにいて当たり前のラッキーの居場所が見えると、
最後にとってもつらそうだったラッキーの姿が思い出されて胸が苦しくなった。

ラッキーはうちのわんこになって幸せだったんだろうか?

ほとんどかまってやれなくて、いるのが当たり前になっていたダメ飼い主は怒ってばかりで、
ダメ飼い主だったママはラッキーが病気になっておばあちゃんになって
やっとやっとで生きてるくらいになってから少し優しくなって、
最後にとっても苦しい思いをさせて安楽死をさせてやることもできなかった。

ラッキーはうちのわんこになって幸せだったんだろうか?

ラッキーは何も言わないし、しゃべれないからほんとの気持ちはわからない・・・
でもね、ママはとっても感謝してる!
ママがへこんでいる時いっぱい助けてもらった、ラッキーにいっぱい助けてもらった。
いっぱい話を聞いてもらった。
ありがとう、ありがとね、ラッキー。

ラッキーがいなくなって気づいたこと。

当たり前だと思っていた日常の中にある大切なもの。
ほんとは当たり前じゃなくてかけがえのない大切なもの。
大切な大切ないとしいもの。

大切なものはつい見落としてしまって、なくしてから大切さに気がつく。

ラッキーごめんね、もっと早くに気がついてやれなくって。

あなたと何回も見てきた河原の桜が今年も綺麗に咲きました。
1年で1番心がうきうき楽しい季節、桜の季節、
いつもあなたと見上げてきた河原の桜、
これからも桜が咲くたびにあなたとの楽しかったお散歩を想い出しながら、

また来年も綺麗な桜が咲きますように・・・・

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                                           完
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                                          1の続き2

庭の雪も通路の雪も消え春が来て、桜の季節も過ぎ暖かい日差しも日によっては暑いと感じるようになった春の終わり頃、突然ラッキーが歩き出した。

ゆっくりだけど1歩2歩と歩き出した。

「ラッキー歩けるの? 大丈夫なの?」

ラッキーは、「うん大丈夫だよ」って言うような目で私を見た。

リードをつけて通路を通り玄関先に出てみた。
よたよたという感じではあるけれど歩けてる。
もう歩けないまま、死を迎えると思っていた私には奇跡だった。

最初の数日はほんの数メートルだけにして1日1日、少しずつ距離を伸ばしていった。
近くの公園にも行けるくらいに歩けるようになり、近所の人も久しぶりのラッキーを見て、
え〜っ、ラッキー歩けるようになったのって声をかけられた。       

見る見るラッキは元気になり、1ヶ月も経つと小走りに走ることもできるようになった。

でもしばらくするとヨタリヨタリと歩くペースが遅くなり歩いては休み歩いては休み。
散歩の時間は20分くらい、でも距離はほんの少しだけ。

たまに突然倒れてけいれんを起こすことがあった。
それでもしばらくそのままにして動かさないで大丈夫と声をかけながらそっと撫でてやるとおさまり、
また起き上がって歩き出す。

毎日調子を見ながら、無理をさせないように、
それでも行きたがるお散歩にはゆっくり時間を使って・・・・

その頃相変わらず仕事を続けていた私だけど、子供達は大きくなり大学に進み家から自立していた。

下の子供が小学校に上がる前に我が家の1員となったラッキー。
保育園に通っていた息子が大学生。 老犬になって当たり前だ!
それだけの月日が経っていたんだ。

時間に追われていて、ラッキーが元気な頃はいて当たり前の存在。
特別、べたべてたかわいがるわけでもなく、日常の1つの行為として散歩に行き餌をやる。
そう思っていたけど・・・・

自分のそばにはラッキーがいつもいた。
ラッキーは何にもしゃべらない、 当たり前だけど。。。
しゃべらないけどいつも私の話を聞いてくれた。
私が辛い思いの時はラッキーも悲しそうに見えた。
私が喜んでいる時はラッキーも元気だった。
「ラッキー、ずいぶんおばあちゃんになっちゃったね!!」    

あんなに大きな身体で、お医者様にも太り過ぎって言われていたのにいつの間にか1周り小さくなっていた。
白と黒のつやつやした毛も、いつの間にか赤茶色に変わっていた。
眼を見ると瞳がちょっと白くなってきている。
呼んでもすぐに振り向かなくなった。
急に顔を出したり、後ろから近づくとすごくびっくりする。 
だからラッキーに近づく時は前からそっと、びっくりさせないように・・・

餌がいつもきれいになくなっているので、食欲だけはあると安心していたら、
ある日ラッキーの残した餌をカラスが食べに来ていることが判明!!
カラスが来ても吠えることもない。

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                                         3へつづく
バトンで私の手に届いたダメ犬グーの物語を読み終えて、
むしょうに私が飼っていたハスキー犬ラッキーのことを書き残したくなりました。
私のとって、とても大切な存在であったラッキー!
ラッキーを失うまで見落としていた大切なもの。それはラッキーの存在そのものだった。
書いてるうちにどんどんラッキーのことが思い出され書いても書いても書ききれない思い。

ペットを飼っている方、これから飼いたいと思っている方。
もし御時間があるなら読んでみてください。

バトンで回ってきたダメ犬グーちゃんの物語、興味を持った方、読んで見たいと思われた方
いらっしゃいましたらご連絡ください。

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ブログを通じて知り合ったoliveさんから、
ダメ犬グーちゃんの本のバトンを受け取ってくれませんかと言われ、
以前、oliveさんのブログでこの本のバトンの記事を見た時にどんな本なんだろうって興味を持ったので、いいですよとお返事!!
昨日、本を受け取り、今日さっそく読んでみました。     

oliveさんは私が一緒に生活をしてきた愛犬と去年の夏、お別れをしたことを知っているので、この本を薦めて下さったのだと思います。

この本は、飼っていたワンちゃんが家にやってきた時から一緒に過ごした何気ないけど楽しい日々、そしてワンちゃんが病気になってから、そしてお別れの日までを綴った本です。

私はこの本のグーちゃんが去年まで飼っていたうちのラッキーと重なり、そうそう、ラッキーも同じだって・・・

うれしいときの眼、甘えてくるときの眼、悪いことをして叱られたときに上目づかいに許してって訴えるような目、私が愚痴や悩みを話すと困ったような顔をして私を見ていた。
いろんな眼をしたラッキーを思い出して、読んでいると涙が止まらなかった。

この本のグーちゃんはダメ犬グーと題されているけれど、とってもおりこうさん。
ラッキーの方がきっとずっとダメ犬!
まだ子供のラッキーは、ダメだよって言ってもいろんな物をかじっちゃう。
靴やサンダルは大好き。小屋の中にはおもちゃしてかんだ靴が・・・ 
停めてあった自転車のサドルもある朝、粉々にかみちぎられてのれない・・・
きれいに花が咲いて喜んでいるとその上をどかどか走り回ってお花は台無し。
ダメ犬ラッキー!!
でもダメ犬以上にダメなのが私でした。 ダメ飼い主・・・

我が家にラッキーが来たのは17年前、その頃は子供達もまだ小さく、
シベリアンハスキーのラッキーは子犬とは言え かなりの大きさ。
3ヶ月も過ぎるとすっかり大型犬! まだ小さかった子供達よりずっと力も強くなり、
力が強くてもまだまだなかみは子供のワンコの世話は大変。
子供達は散歩に行ってラッキーに引きずられ、すりむいて泣きながら帰ってくる始末。
子どもたちの言うことはなかなか聞かないラッキー!! 
 
結局、子供達では手に負えず、ラッキーの世話はほとんど私がすることになった。

私は、仕事を持ち子供のこと家のこと、時間がいくらあっても足りない生活。
シベリアンハスキーは大型犬、毎日のお散歩は欠かせない。
朝、夜、雨の日も風の日も、台風がこようと雪が降ろうとお散歩には行かなくちゃ!
お出かけしたくてもまずラッキーのことを考えなくてはいけない。 
お散歩はどうする? ごはんは?

子供達も成長と共に学校で部活動、試験だと忙しくなってきて
だんだんラッキーにかまわなくなってくる。

家の庭にラッキーがいる。それが当たり前。 

毎日お散歩に行って餌をやって、休みの日は身体をきれいにして、
時間があればちょっと足を伸ばして遠くまでお散歩! たまに一緒に遊んだり・・・
でも大変だって思うほうが多くなっていた。  ダメダメ飼い主・・・

忙しくて時間が無くていらいらしてる時についついラッキーを些細なことで叱ってしまう。
思ったとおりに動いてくれないと叱っちゃう。
ラッキーは私に叱られて、しっぽをお尻にピッタリくっつけて、
なんで叱られるんだろうって、悲しい眼で私のことを見ていた。

自分の都合でつまらないことで叱ってみたり、寝ているラッキーを起こして遊んでみたり、
悲しいことがあったり悔しいことがあるとラッキーに話していた。
不思議そうに私を見ながら、ちゃんと聞いていないと叱られると思っていたのか
我慢して私の顔を見ていた。

本当はラッキーのおかげで私はとっても救われていたのに、それに気がつくのには遅すぎた。

ある冬の寒い日にラッキーはうまく歩けなくなった。
後ろ足の片方をつけると痛いのか、浮かせたまま歩く。
それでもゆっくり散歩に行っていたら公園の真ん中で急にへなへなって座り込んでそのまま立ち上がれなくなってしまった。

家に戻り子供達をつれ、シートを持って公園へ車で行き、ラッキーをシートの上にのせ、
シートごと車に・・・
それからラッキーは散歩に行くことができなくなった。

どうにか腰を上げて一歩! でもすぐに座り込んでしまう。
その時、ラッキーは家に来て14年目になっていた。
大型犬の平均寿命は12年前後と医者に言われ、ラッキーはかなりの高齢犬!
足も手術ということも考えれないことはないが、年を考えると勧めれないといわれ、
自然にまかすことにした。

寝ていても少しずつおしっこが漏れている。
シートをひいて替えても替えてもすぐに汚れて、体が大きてなかなか動かせない。
どんどん衛生的にも悪い状態で、お風呂にも入れることができず、
タオルをぬらして拭くのが精一杯だった。
もういつどうなるかわからない。それなりに覚悟を決めた。  

そう覚悟を決めるとラッキーはうちのわんこになって幸せだったのかと急に不安になった。
日中家には誰もいない。
誰もいない家の庭でラッキーはこれまでの間、一日中何を思って過ごしていたんだろう。

朝のお散歩はあわただしい。 
忙しい私は急げ急げとラッキーを走らせ、お散歩コースである河原の遊歩道へまっしぐら!
「ラッキー、早くおしっことウンチしてよ」って言いながら、排泄が終わると急いで
「いくよ〜」って・・・
仕事を終えて帰ってくるとラッキーは玄関の横にある庭の入り口のとびらに鼻をくっつけて
、私の帰りを待っている。
車から降りる私をしっぽを振りながらキラキラした目で迎えてくれる。
荷物を置いて、買ってきた食事の品を冷蔵庫にいったんしまって急いでリードを持ってラッキーのもとへ! 急がないとラッキーがお散歩まだなの〜わんわんって吠え出す。
近所迷惑になっては困るから急いで急いで。

30分くらい河原を歩いて帰ってくる。
ラッキーに餌をやりそれから人間の食事の支度。

犬を飼うことは大変なこと!
特に大きな犬の場合はかなりの覚悟が必要。

子犬のころといってもからだはすぐに大きくなる。 でもなかみはまだまだ子供ちゃん。
じゃれたくって、甘えたくて、遊びたくてしょうがない!
お散歩に行っても自分の行きたい所にぐいぐいリードを引っ張って先に先に行こうとする。
かと思うと自分が嫌いな所や恐い所は頑として動かなかったり。

早くウンチしてよって思ってもなかなかしてくれない。
時間がどんどん経って、もうあきらめて家に帰った途端にお庭でウンチ!!

花壇はくちゃくちゃにするし、なんでも噛んじゃうし、庭のあちらこちらに穴掘っちゃうし・・・

いつも怒っていた気がする。 
「ラッキーなにしてるのー、ダメでしょ!!」
「こらー!!!そんなことしちゃダメでしょー!」
「ダメー!」「ダメー!」「ダメー!」

ラッキーが歩けなくなった冬が終わり、春になった。

ラッキーが元気だった頃は冬、
雪が降るとまず最初に雪除けするのはラッキーがいる庭から表に出る時に通る通路! 
ここに雪が積もるとラッキーが庭に閉じ込められてしまうから・・・

動けなくなったラッキーの為にその冬は雪が降っても、この通路の雪除けをする必要が無かった。
座敷の縁側に接する庭にあったラッキーの居場所は畳2畳ほどのスペースをサッシで囲み雨や風から逃れられるように作ってあった。
その冬はそのスペースからラッキーは出ることがなかった。


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                                          2へつづく

バトンが届きました!!

今日、ずっとブログで仲良くしていただいてる「oliveさん」から、本物のバトンが届きました〜!

「バトン」と言うか、「ダメ犬グー11年+108日の物語」と言う一冊の本と、一冊のノート!
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ブログを通じて知り合ったoliveさんは偶然同じ金沢に住んでいらっしゃる方で、
ファミレス「頭文字C」で働く、とっても素敵な女性です。
        http://blogs.yahoo.co.jp/olive8600/41783320.html
oliveさんから本と一緒にお手紙を受け取り感激!!

本はまだ読んではいないのですが、わたしは子供の頃から動物が好きで、
犬、猫、鳥、モルモット、ハムスター、金魚、カメ といろいろ飼ってきました。

特に去年の8月に他界したシベリアンハスキー犬のラッキーとは16年と9ヶ月、いっしょに生活してきました。きっとグーちゃんの本を読みながら、ラッキーのことをいっぱいいっぱい思い出すと思うけど、
ラッキーのこと思いながら読んでみたいと思います。
イメージ 2


日本全国、いろんな人の手に渡って来たこの本!
本と一緒に入っていた、心温まる感想が書かれたノート。
たくさんの人の思いがいろいろと書かれていました。

とにかく読んでから、、、
読んだら、またブログに感想なんぞ書きたいと思います。

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