別版オリスト

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]

第八話“先輩”

 
「はぁ・・・。」
午前8時、通学途中。
 
結局昨日は、あの後特に何事もなく一日が終わった。
普段通り妹が風呂に入ろうとしてきたり(扉に鍵をかけておいて正解)、
夜中に布団に潜ってきたり(鍵のかけ忘れは失敗)したくらいだ。
 
「はぁ・・・。」
まぁ疲れないわけもなく、本日電車内二度目のため息が漏れる。
「おぉっと?君は君は、例のあの人ではぁ?」
急に俺の顔を女の人が覗き込んでくる。
「うおぅ!って、なんだ、先輩ですか。びっくりさせないでくださいよ、ホント。」
 
楠木 光梨(くすのき ひかり)。条正高校二年生の、元先輩。
元先輩というのは、中学の頃は同じ高校の同じ部活だったからだ。
なんだかんだ言いながら俺にかまってきていた
元気の良いというか、何故か俺とよく一緒にいた先輩だ。
 
「ねぇねぇ、どうしたのさぁ?いきなり大きなため息なんてついちゃってさぁ?」
話しながらちゃっかり俺の横に座ってくる。
「特になんでもないですよ。けど先輩こそどうしたんですか?部活とかは?」
「あぁ、今日はうちらの部は休み。それはそれで暇なんだよなぁ。」
「何かと一生懸命ですが、先輩、無理しない程度に、ですよ。」
「おぉぉ!心配してくれるのかい!これはお姉ちゃん嬉しいなぁ!」
いきなり頭を撫でてくるこの先輩は、自称“俺の姉”と言っていたぐらいで、
だからこそ俺も気軽に話せるし、この程度ならもう慣れてしまった。
 
「そういえば、京ちゃんは部活、やってないんだてねぇ。」
急に光梨先輩が話を振ってくる。
「あ、えぇ、まぁ・・・。」
「ふーん。そっかそっか。」
そんな風に軽く流してくれるところも、きっと俺に気を使ってのことだろう。
「あっ、でも!一応入ってますよ、帰宅部。」
「ん?おぉ、そうか!んじゃぁその勤務を怠らないようにしないとね!」
こんなふうに冗談のってくれるところも、話しやすさの理由かもしれない。
 
そんなことを話していると、いつの間にか俺がいつも降りている駅に近づいてきた。
「京ちゃんはここの駅だっけ?近いからいいよねぇ。」
「いやいや、学校がいいのは先輩の方ですから、」
「どっちもどっちってこと?」
言葉を先読みされた。
「まぁ、そういうことです。ではもう着くので。」
そう言って俺は席を立つ。
「うん、またね、京ちゃん!何かあったらお姉ちゃんに言うんだぞ?」
「了解です。ではまた。」
 
そんなやりとりをし、手を振ってくる先輩に手を振り返して
俺は電車から降りて学校へ向かった。
 
 
 
To Be Continue...  
 
 
 
 
 

第七話“妹”

 
 
「ふぅ。」
俺は一人何事もなく家にたどり着いた。
まぁいつものように家の玄関に立っているわけで、
そこにはもう一足靴が並べて置いてある。
「あれ?お兄ちゃん帰ったの?」
居間の方から女の子の声がする。
 
そう、実は俺には妹が一人いるのだ。
普通にしていれば俺みたいに普通の女の子なのだが・・・。
「なぁ、彩奈。こういういたずらはやめてくれないか?」
二階にある俺の部屋の扉の“外側”に鍵のようなものが付いているのだ。
「えぇ。だってそうしたらいつでもお兄ちゃんは私と一緒に居られるでしょう?」
 
そう。
俺の妹“高柴 彩奈(たかしば さな)”は、
いわゆる“ブラコン”というやつなのだろうか。
少し前から俺の部屋に何かと仕掛けを作っていることが多くなった。
 
「だから、こういうことしちゃいけないって言ってるだろ?」
「う〜ん。言ってたっけ?」
「毎日言っているんだが・・・。」
「そ、そんな!」
妹が無理に変なリアクションをとる。
「そんなこと言ってるが、覚えてるだろ?」 
そう言って俺は彩奈にそれを外すように促す。
うぅ〜とか言いながら彩奈は渋々それを扉から外し始める。
 
それが外されたところで、
「ほら、お前は風呂でも先に入ってくれよ。俺は後でいいから。」
「あぁ!話をそらしたぁ!」
「まあまあ。先に入ってきな。」
「ぶーぶー。仕方ないなぁ・・・。」
その後も俺にグチグチ言いながら彩奈は風呂に向かっていった。
 
「はぁ。」
俺はやっと一人で自分のベッドに横になれた。
「・・・初雪、かぁ・・・。」
俺にとってこの名前が懐かしいようで馴染みやすくて。
どこかで聞いたことがあるような名前だった。
「どこだったかなぁ・・・。」
 
そんなことを考えていると一階で物音が聞こえる。
きっと彩奈が風呂からあがったらしい。
「さぁて。俺も風呂に入ってくるかな!」
考え事を追い払うように俺は頭を振って、支度をして風呂に向かった。
 
 
 
To Be Continue... 
 
 
 
 
 
 

いきなり方針変更!

 
いきなりで申し訳ないのですが、
 
もしかしたら・・・
 
というよりほぼ覆らないほどに、
 
きっとこのオリストは、先日からキイがやっているゲーム(ギャルゲ)の影響で、
 
きっとそのゲームのようになってきます・・・。
 
まぁストーリーは考えているんですが、
 
ストーリーの最後に選択肢(二択が多いです。)が出たら、
 
みなさんにはコメントでどちらがいいか投票をしてもらい、
 
支持が多かった選択肢の方で話を進めていくというものです。
 
わかりにくい説明ですいません。
 


 
例えば、
 
初雪「一緒に帰ろう?」
 
あなたはどうする?― 1、一緒に帰る。
               2、一緒には帰らない。
 
のように話が終わったら、
 
みなさんにはコメントで、1がいいか、2がいいかを選んでもらって、コメントしてもらいたい、
 
ということです。
 


 
少しはわかってもらえましたか?
 
けどまぁしばらくはキャラ(ヒロイン)紹介も兼ねて話を進めていくんで、
 
選択肢の方は出てこないとは思いますが・・・。
 
まぁきっといつかそうなるということで、承知しておいてください。
 
ではでは。
 
 
 
 
 
 

第六話“下校”

 
前回のあらすじ
 
先に帰ったと思っていた初雪が実はまだ学校にいた。
それは京平にとってはあまり関係のなかったことだったが、
『一緒に帰ろう?』
初雪の大胆かついきなりなその発言に京平自身も戸惑いを隠せないでいたのだが・・・?
 


 
 
結局、
俺は断る理由もなかったために、初雪と一緒に帰ることになった。
 
「ねぇ、京平君っていつも放課後はなにしてるの?」
横に並んだ初雪がこちらを見上げながら聞いてくる。
実際に並んでみると、身長は俺の10〜15センチ位低いといったところか。
学校を出てからいろいろ質問されているわけだが、
だんだんと口調が敬語じゃなくなってきている。
俺としてもそちらの方が話しやすいから良いのではあるが。
 
「俺はいっつも放課後はすぐ帰るけど。」
「へぇ、そうなんだ。じゃぁ部活とかはやっていないってこと?」
「まぁそうだな。部活って俺的には疲れるからさ。」
(案外話しやすいじゃねぇか。)
 
最初の自己紹介からすると、
なんだか真面目そうで面倒くさくて、
俺とはあわなく、話しにくいのかと思っていたが、
実際に話すといろいろ違っていたらしい。
 
「そういえば、・・・海音さんの高校ってどうだったの?」
そう聞くと、なんだか彼女が少し俯いたような気がしたが、
「条正?あそこはみんなが頭がよくて、なんだか・・行ってみると窮屈なところだったな。」
さっきと変わらないような笑顔で答えてくれた初雪が
何か隠していそうでもう少し聞きたくなったのは俺だけだろうか。
 
そう思いながらも他の話題でしゃべっていると、
いつの間にかいつも乗る“観西高校前”駅がもう目の前まで迫っていた。
いつもは意外と時間がかかると思っていた道が、
こんなにも早く感じたのは久しぶりだった。
 
「それじゃぁ、私はこっちなんで。」
そう言って右側の方へ指を指す初雪。
「あぁ、そうなんだ。家、学校から近いんだね。」
「まぁそうなんですよね。それじゃぁまた明日。」
「あぁ、また学校で。」
 
そう言って俺は初雪と別れて、一人駅の方に向かっていった。
 
 
 
To Be Continue...  
 
 
 
 
 
前回のあらすじ
 
京平の学校での一日も終わり、ゆっくりと帰ろうとしていたところへ、
いきなり、転校生初雪から声をかけられる。
メールアドレスが欲しいと言ってきた彼女に断る理由もなかった京平は
メールアドレスを交換する。
嬉しそうに京平より先に教室を出ていった初雪だったが・・・。
 


 
「いきなりビビったなぁ。」
小声でぼそぼそと言いながら俺は一人で下駄箱の方へ向かう。
いつも通りに下駄箱から靴をだし、履き替えていたのだが、
 
「あれ?確か・・京平、君?」
後ろからの声に一瞬驚いて振り返ったが、
そこにいたのは先に帰ったはずの初雪だった。
「あれ?先に帰ったはずじゃ・・。」
いきなり京平“君”と呼ばれたのも驚いたが、
後ろにいないはずの人と会うことも充分驚きだ。
 
「あ、それはですねぇ、教員室に転校時の書類などを出していたんですよ。
 そしたらちょっと遅れちゃって・・。」
そう言いながら彼女も靴を履き替える。
(なんだか初対面のはずなのに、いきなり馴れ馴れしいというか、元気というか・・・。
 責める気も無いけど、なんかすごく気が晴れるような子だなぁ)
俺がそんなことを考えながら彼女のことを見ていると、
彼女がいきなり顔を上げて、
 
「そういえば、京平君って何通学なんですか?」
いきなりそんなことを聞かれて、俺が驚く訳がない。
ほぼ初対面(だろう)人に登校手段を聞かれるなんて普通はない。
「え、えぇっと・・・。」
そう言い淀んで彼女の方を見ると、意外と彼女も俺のことを見てきていて、
その目付きからして真面目に聞きたがっているようだった。
 
「お、俺は電車通だよ・・。」
「電車ですか?ということは観西高校前っていう駅からですか?」
いきなり駅名を的中させられ、俺はますます驚いたが、
「そうなんですねぇ。それじゃぁそこまでは一緒に帰れますね!」
「・・・。はい!?」
もっと驚くことが待っていた。
 
「今日一緒に帰れますか?」
「え、えぇ・・。ちょっと、まぁ用事はないけど、その、いきなり?」
慌てふためく俺を気にしていないのか、いきなり背伸びをすると、
笑顔のまま振り返って俺のほうを向く。
 
「京平君、一緒に帰ろう?」
 
 
 
To Be Continue...!?           
 
 
 
 
 

全2ページ

[1] [2]

[ 次のページ ]


.
キイ
キイ
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

友だち(27)
  • Marionetteさん
  • もなりざ
  • 厨二 ヤマイ
  • とろきまさ
  • ハット
  • Liarmens
友だち一覧

Yahoo!からのお知らせ

検索 検索

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
11/30まで5周年記念キャンペーン中!
Amazonギフト券1000円分当たる!
いまならもらえる!ウィスパーWガード
薄いしモレを防ぐパンティライナー
話題の新製品を10,000名様にプレゼント
いまならもらえる!ウィスパーうすさら
薄いしモレを防ぐ尿ケアパッド
話題の新製品を10,000名様にプレゼント

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事