全国手漉き和紙青年の集い 石州大会
太陽がまぶしい晴天の中、工房見学が行われました。
何度か訪れている石州和紙産地ですが、今回は「こうぞ」に目が行きました。
立派な石州楮の皮。
太いし、きずがない。手入れが行き届いているんだ。
楮そぞり(黒皮を削る作業)を3人の女性が手際よく行っている。
1年中、この仕事があるとおっしゃっていた。
かなりの量を漉かれるんですね。
石州半紙は、こうぞの甘皮部分を含んでいるため、
独特の色艶と強さがあります。
こうぞの性質が、特長ある和紙を生むんです。
石州和紙産地は、こうぞと共に生きている!
原料栽培、処理が紙漉きのそばにあり、
安定感ある産地だと、感じました。
この青年の集い石州大会は、運営がとてもスムーズで、
準備にずいぶん時間を費やされたのでは、と想像します。
石州の皆様、ありがとうございました!
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