美濃手すき和紙 MINOGAMI きよこハウス ブログ

「あの黒雲の後ろには太陽が輝いている」 新渡戸稲造 2019手すき和紙カレンダー「前向きことば」より

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手すき和紙カレンダー原稿の目途がつき、
最終日、展覧会を見に行くことが出来ました。
美濃の和紙、岐阜の和傘、提灯、うちわの展覧会です。

本巣市根尾の昭和時代の紙漉用具があり、
そのなかにミゴとスゲがありました。 
どちらも細いワラのようなかんじ。
「ミゴ」って、和紙の文献に出てくる言葉なんだけど、実物は知らなかった。
ミゴ・・・スゲの芯のこと。紙を漉いて重ねる際にはさむ、紙と紙のしきり。
     (現在ではナイロンの釣り糸を使用)
スゲ・・・紙を束ねるのに使う

極薄典具帖紙の岐阜提灯には、目を見張りました。
めちゃめちゃ薄い紙、提灯の向こう側が透けて見える。
くるくる巻いてある竹ひごの細さもそうですが、
よくこんな薄い紙に絵付けをして貼ることができたなあと。
提灯は、何枚もの細長い楕円のような形の紙を
曲面に貼り継いでできる。紙の継ぎ目は細い幅で均一。
職人技の集結です。

最後の部屋にあった
明治時代の窓枠絵紙も素晴らしかったです。
これまた薄い典具帖紙に
日本の花鳥風月や人物画を刷り込んだもの。
海外輸出用で窓に貼って使う。
薄い紙に感動しました。
簀の糸跡が見えるので紗ではなく、簀で漉いたんだ、
みみは、3mmほど折ってある。
干す前の濡れた紙は、透明に近いくらいだろうし、
よく干すことができたなあ。

こちらは、撮影可能だった現代の製品です。
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昔の技を見て、
さて、これからの職人はどんなことができる? と、
問われたような展覧会でした。






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