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簀(su)です。
紙すき用具のひとつ。
開閉する桁(keta)の間にこの簀をはさみ、
原料が入った液体をすくいます。

仕事を始めるにあたり、
薄美濃紙用に、新しく簀を編んでもらいました。

簀の使い始め、桁に簀をセットしたとき、
「まあなんと美しい」 と思わず言葉が。
簀編み職人さんが、針のように細い竹ひごを、
こんなにきっちり規則正しく手で編んでいるんです。
ほれぼれする美しさじゃないですか。

簀は重要な用具で、
紙の細かな繊維がこの簀にのっかり、
出来上がった紙には、簀の糸目が残ります。
簀の表情を、紙がそのまま読み取るんです。

桁(keta)も忘れてはなりません。
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桁 右側部分です。

紙料液を何度もくみこむ重みに耐え、
何度開閉されても、ひずまない強さ。
強さを求めるあまりに材が太くなっては
漉く時に重くなってしまう。
持ち手は、頃合いのいい太さ。
使っていくうちに手になじんでくる。

簀編みさん、桁職人さんのおかげで
紙漉きができています。
ありがとうございます。

「簀」「桁」という漢字は、
ものの形をよく表していると思いませんか?
は竹かんむり、は木へん、それぞれつくりもそれらしくって。







閉じる コメント(4)

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素敵だなぁ!職人さんのこだわりが感じられます。以前焼津の藤波さんの簀と桁を拝見しましたが同様に美しかったです。和紙の各産地にはそういう職人さんがおられるのでしょうね。 削除

2019/6/21(金) 午前 9:03 [ 北崎茂樹 ] 返信する

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> 北崎茂樹さん
そうですね。職人同士が、技を高めあってきたのだと思います。

2019/6/21(金) 午後 8:47 [ みの紙工房 F  きよこハウス ] 返信する

簀桁職人さんもさることながら、金具職人さんも少ないと聞きます。現在は、外国製の物を使用されている方もいらっしゃいます。良い悪いよりも、何よりも和紙を製造されている方が年々減少しています。こちら信州では後継者不足が深刻です。ナイスは無くなりましたが、毎回楽しみに拝見させて頂いております。

2019/6/23(日) 午前 4:09 [ 信州 和紙造形研究所 主宰 ] 返信する

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> 信州 和紙造形研究所 主宰さん
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。和紙用具を作る職人さんの存在も含めて、和紙を一般の方に知ってもらいたいです。まずは関心を持ってもらうことが、和紙が生き残っていく一歩だと思っております、

2019/6/24(月) 午後 11:27 [ みの紙工房 F  きよこハウス ] 返信する

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