美濃紙 みのがみの仕事

[ リスト | 詳細 ]

記事検索
検索

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]

晴れました。
薄美濃紙が干し上がりました。
干し板から、紙をはぐ音が気持ちいい。

ピり
イメージ 1

この晴れを、虫も鳥も喜んでいるのでしょう。
ミツバチの、はたまたツバメの落とし物に
数枚やられてしまいました。

イメージ 2

文句は言えましぇん。


開く コメント(0)

開く トラックバック(0)


イメージ 1
簀(su)です。
紙すき用具のひとつ。
開閉する桁(keta)の間にこの簀をはさみ、
原料が入った液体をすくいます。

仕事を始めるにあたり、
薄美濃紙用に、新しく簀を編んでもらいました。

簀の使い始め、桁に簀をセットしたとき、
「まあなんと美しい」 と思わず言葉が。
簀編み職人さんが、針のように細い竹ひごを、
こんなにきっちり規則正しく手で編んでいるんです。
ほれぼれする美しさじゃないですか。

簀は重要な用具で、
紙の細かな繊維がこの簀にのっかり、
出来上がった紙には、簀の糸目が残ります。
簀の表情を、紙がそのまま読み取るんです。

桁(keta)も忘れてはなりません。
イメージ 2
桁 右側部分です。

紙料液を何度もくみこむ重みに耐え、
何度開閉されても、ひずまない強さ。
強さを求めるあまりに材が太くなっては
漉く時に重くなってしまう。
持ち手は、頃合いのいい太さ。
使っていくうちに手になじんでくる。

簀編みさん、桁職人さんのおかげで
紙漉きができています。
ありがとうございます。

「簀」「桁」という漢字は、
ものの形をよく表していると思いませんか?
は竹かんむり、は木へん、それぞれつくりもそれらしくって。







開く コメント(4)

開く トラックバック(0)

梅雨の晴れ間の紙干し

イメージ 1
ありがたい、ありがたい
梅雨の晴れ間。

薄美濃紙(うすみのがみ)を干しています。
那須コウゾを、丹念にちりとりして、
ていねいに漉いた大事な紙。
天日干しで仕上げたい。

今日の予報はくもり。
しかし、早起きして紙干し準備していたら
無情にも雨。
週間予報でもこの先くもりや雨ばかり。
だめかと思っていたら、
灰色の雲間から、青空がのぞき
少しでも干せればと、紙を干し始めました。

そしたら小雨。
慌てて板を家の中に入れ、晴れ間が見えれば板を出し。
また小雨で、入れる。
また出す。空とのにらめっこ。

その後は天気が安定し、
写真のように晴れました。
そんなわけで晴れ間が大変貴重で、
がむしゃらに干し続け・・・
ついに一日分干し終わりました。

お天道様に感謝、感謝。






開く コメント(0)

開く トラックバック(0)

イメージ 1
最高の紙干し日和。
ゴールデンウイークなんて、
どこか遠い国のことのよう。
いよいよ手すき和紙の板干しが
できる日がやってきました。

修理をした板に、
昨日漉いたちり入り紙を干しました。

いわゆる「あくとり」用です。
板を洗ったり、強く拭いたりした後は、
紙に板のあくが移り、
部分的に黄色く変色してしまいます。
失敗品となるのをわかったうえで
何度も紙を板に貼り付けて、
徐々に慣らしていくんです。

板干しは気持ちいい、こんな気候なら、なお。
この家に、紙が干されている風景を見たのは何年ぶりでしょう。

個人的にはセンチメンタル。

開く コメント(2)

開く トラックバック(0)

干し板の修理

イメージ 1


この前の日曜のこと。
美濃手すき和紙の家 古田行三邸の開館日でした。
こんな風に干し板を並べていましたら、
5組もお客さんが見えました。
和紙を干している、とか、紙すきが見られる、と思って
立ち寄られたそうです。

でも違いました。

この板には、和紙を貼って干してはいません。
何をしているのかといいますと、
干し板の修理です。
板の割れ目やすき間があいているところに
細く切った和紙を貼って覆い、
柿渋を塗って、乾かしています。
無臭柿渋を使ってみましたが、ほんとうに匂いません。

大事な板なので、これから大切に使います。

開く コメント(4)

開く トラックバック(0)

全5ページ

[1] [2] [3] [4] [5]

[ 次のページ ]


.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事