常陸国中世史備忘録(常陸大掾氏と常陸府中)

常陸大掾氏や常陸平氏を中心に取り上げています。文献屋なので論文を書く資料として、特に面白くも無い古文書や史料を掲載していきます。

覚書

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※ H29.06.16追記
※ H29.03.03追記
※ H28.10.24追記
※ H28.1.6追記

【概要】
宍戸氏の分派として、宍戸真家氏ともに宍戸一木氏が挙げられるが、史料的には、宍戸一木氏の詳細は未知の部分が多い。

壱岐守系と山尾系に分派した宍戸氏のうち、山尾系宍戸氏より一木氏・真家氏が分立した背景には、
個々に鎌倉府へ近侍した者が鎌倉公方の信任を得て、領地を獲得していった事が考えられる。

時代的に一子相続に向っていく流れから見ても、
俗に言われていた宍戸氏内部での所領の分割相続ではなく、個々に宍戸氏系鎌倉府奉公衆として所領を獲得していく過程が伺える。




【名字地】
一般に流布しているせつとして、武蔵国一木郷に所領を与えられたため一木氏を名乗った。(笠間市HP)と言われているが、
常陸志料所収真家家文書では、「宍戸庄一木村」との記述もあることから、
実際には、常陸国宍戸荘内に一木が存在した可能性が高く、従来の説は再考すべき点と認識する。



【読み】
一木氏のよみは、笠間市HPでは「ひとき」とのこと。武蔵国一木郷に該当する東京都港区赤坂付近では
赤坂一ツ木通り商店街振興組合によると、「一ツ木」の読みは 「hitotugi」だそうだ。

笠間市HPでは、一木氏の読みは「ひとき」とし、城里町在住の一木さんは一般に「ひとき」と呼称しているとしている。
一般に地名および名字の呼び名が一致しない場合も多いが、この点については納得すべき点と思う。

ちなみに、同じ茨城県でも筑西市には「いちき」とよむ一木さんがいるため、名字地ととも呼称については今後確認を進めたい。

【子孫】
城里町には子孫の方々が在住し、伝来文書を所有されているご子孫は現在水戸市在住とのこと。
常磐大学名誉教授の糸賀茂男氏が岩間町史編纂委員の際に実見したらしいので、今後の研究の進展に期待したい。


■宍戸一木氏系図について
近年の研究成果を元にした真家氏系図は岩間町史または鎌倉府と関東―中世の政治秩序と在地社会 (山田 邦明:著)に詳しい。



宍戸一木氏文書について
一木氏の子孫として、旧常北町に子孫が在住し、一木文書を所有との事。
近年は、水戸市在住の子孫の方が一木文書を所有している。


⇒ 【目録】宍戸一木文書(茨城県史料中世編III所収)


■史料について
茨城県史料 中世編Ⅲに、子孫の方が現在所有している「一木文書」が収録されている。
だが、続常総遺文などに収録されている一部の古文書は散逸したらしく、
現在残存している「一木文書」の伝来過程も注目される。




宍戸氏関連文書について
【秋田宍戸氏】
一番閲覧しやすい関連文書として、秋田藩家蔵文書が挙げられる。
こちらには、佐竹氏の出羽国替えに随従した宍戸氏の文書が閲覧できる。

一木氏文書
一木氏の子孫として、常北町に子孫が在住し、一木文書を所有との事。
※他5点が、『真壁町史料 III 』 にて閲覧可能。

【宍戸氏文書】
宍戸氏関連の文書としては、秋田藩家蔵文書収録分が有名であり、
笠間市には、佐竹氏の秋田領地替えに随従しなかった宍戸氏(宍戸義長 カ )の子孫と思われる方が文書を残している。

【真家氏文書】
筑波大学附属図書館蔵「常陸志料」に真家氏所有文書が収録されており、
『真壁町史料 Ⅲ」 にて閲覧可能。


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