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栃木県立博物館の50種年記念企画展「中世宇都宮氏」において、
宇都宮氏一族関連として、笠間氏(特に笠間時朝)が関係したとされる
以下の2点の茨城県内所在の仏像が展示されている。
1. 茨城県笠間市・岩谷寺薬師如来像 国指定文化財
胎内刻印あり
2. 茨城県阿見町・蔵福寺阿弥陀三尊像(木造阿弥陀如来立像1躯附両脇侍立像2躯)
茨城県指定文化財。
本尊のみ鎌倉期制作。※茨城県教育委員会HPより
阿見町・蔵福寺の伝承では、当時の常陸国守護・小田知重の弔いのため、
藤原時朝が寄進したとある。
単純に考えて、何のゆかりのない地域にある寺に、笠間の藤原時朝が小田ではなく、乙原の寺に寄進すること自体が、不自然。
金沢文庫の企画展で示されてたように、慶派による作成とされるが、
当時の信太郡はすでに北条氏治下になっていることを考慮すると、
忍性による、常陸三村寺(宝筐山)、宍塚般若寺などにみられる、鎌倉・真言律宗系の教団活動の結果と考えるのが妥当ではないか。
茨城県笠間市・蔵福寺阿弥陀三尊像(木造阿弥陀如来立像1躯附両脇侍立像2躯)と
茨城県笠間市・岩谷寺薬師如来像が展示されている。
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