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新発見の足利尊氏の自筆書状に見る「小笠原孫二郎政宗」
「小笠原孫二郎政宗」という人物が小笠原氏系図に記載ない人名であることがから、報道では『謎の人物』とされたが、
その実、小笠原政宗はこれまで「小笠原長基」と同一人物とされてきた。
今回新発見の書状にて年号が判明したため「小笠原長基」とは別人の可能性が浮上。
足利尊氏直筆文書 観応3年(1352)6月20日付け
1372年4月に小笠原正長が病気となり遺書を書き残したが、子の長基は系図によると若干6歳であるため、
従来の「小笠原長基」と同一人物説は否定される。
そこで、小笠原正長の弟である「小笠原宗政」が「政宗」を名乗っていた可能性が考慮されている。 「小笠原孫二郎」という人物は、今までも古文書にその名を確認されており、
観応三年七月文書 『東京大学史料編纂所影印叢書』 小笠原文書 29号文書
5/20付尊氏書状 『東京大学史料編纂所影印叢書』 小笠原文書 28号文書
など史料にその名を確認できる。 花岡康隆「鎌倉府体制成立期における信濃小笠原氏について」(所収:『信濃』63-10、2011)
花岡康隆「信濃小笠原氏研究の軌跡と成果」( |
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研究成果報告書『戦国軍記・合戦図屏風と古文書・古記録をめぐる学際的研究』刊行
科研費基盤研究B「戦国軍記・合戦図屏風と古文書・古記録をめぐる学際的研究」の報告書を刊行いたしました。この共同研究は、軍記物語や合戦図屏風といった二次史料を一次史料と組み合わせて読み解くことを、歴史学・文学・美術史学の共同作業で行ったものです。
目 次
1 序論 戦国軍記・合戦図屏風と古文書・古記録をめぐる学際的研究
―付 黒田屏風・朝鮮軍陣図屏風の関連史料紹介― ・・・・ 堀 新
2 山内首藤俊綱の「討死」と軍記・絵巻・合戦図屏風 ・・・・・・・・・ 川合 康
3 『慶長軍記』の唐島合戦記事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 井上泰至
4 史料翻刻『全浙兵制考』「近報倭警」 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 米谷 均
5 【翻刻】茨城大学図書館菅文庫蔵『秀吉没後物語』(仮題)・・・・・・ 湯浅佳子
6 戦国合戦図の図像学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 山本聡美
7 合戦図屏風の村落景観―杭瀬川合戦と笠縫堤・・・・・・・・・・・・・ 黒田 智
8 西美濃地方と関ヶ原合戦図屏風 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 古田麻美
9 慶長五年九月伊予国における戦闘関連記録類の紹介 ・・・・・・・・・ 光成準治
10 戦功書上・家譜および゙地域的軍記”から見る大坂の陣の佐竹家・・・・・ 金子 拓
11 彦根藩と大坂の陣 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 堀 智博
12 〈大坂の陣関係史料〉家康公御代日記・三の紹介・・・・・・・・・・・ 曽根勇二
13 大阪城天守閣所蔵「大坂夏の陣図屏風」における女性と子どもの表現
―数量分析に基づく基礎的考察―・・ 米田結華
14 計量テキスト分析を用いた戦国軍記の可視化
―関ヶ原合戦関連軍記を題材に―・・ 山本 洋 |
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