常陸国中世史備忘録(常陸大掾氏と常陸府中)

常陸大掾氏や常陸平氏を中心に取り上げています。文献屋なので論文を書く資料として、特に面白くも無い古文書や史料を掲載していきます。

仏像・工芸品銘文

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牛渡観音堂は、曹洞宗寺院の宝昌寺南西に隣接。
 
制作時期は、南北朝時代と考えられ、頭内部には墨書銘文がある。

【頭部前面】
佛師真乗坊慶長八年癸卯三月廿九日敬白
 
【後頭部側面】
慶長八年癸卯三月廿九日新五郎形部
【後頭部】
記四郎しほちとら開山奉造立時ノ住寺福
永寺満五郎府中住佛師真乗坊
しほちおは源真房子形部神(カ)
子松賀常林坊小僧痕子ぬいの助おいの助
 
参考:千葉隆司氏:「常陸国戦国期に生きた仏師の一例」。
石岡市若宮にある十一面観音堂の本尊木造十一面観音菩薩立像の胎内銘文は以下のとおり。
 
 
【前面材】
若子長命
大檀那六郷兵庫頭政慶
同氏女辰子

【背面材】
佛師浄光院宥顕
奉再興本願西光院宥玄
慶長十六天辛亥卯月吉日
国分寺千手院門葉阿闍梨
宥玄
 
参考:千葉隆司氏:「常陸国戦国期に生きた仏師の一例」。

木造阿弥陀如来立像(像高59cm)の体部背面に長方形の内刳を施し、銘文が墨書されている。

【内刳内部】
府中之住人
佛師常福□宥□
天文十八年巳酉五月六
 
参考:千葉隆司氏:「常陸国戦国期に生きた仏師の一例」。
六地蔵寺六角宝形経筒に彫られた銘文は以下の通り:

八幡大菩薩護守 天照皇大神宮護守 春日大明神護守 十羅刹女 常州府中平慶幹
奉納経王一國二部 三十番神 弘治三年五月吉日




府中平慶幹、いわゆる 常陸大掾慶幹は一般に天文23年頃の死去と言われるのが通例だが、

この六地蔵寺六角宝形経筒 銘文より、弘治三年五月以降の死去と考慮してもよいだろう。


また、当時は江戸氏勢力下と思われる地域に所在する六地蔵寺に奉納するだけの、

大掾慶幹の影響力も推測できる。



磐城観音札所 第14番梵音寺所在
木造地蔵尊台座銘

  岩崎梵音寺
  左往納

常州府中

国分寺邑

九品作

天文十六年七月


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