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創業80年の米沢牛を使った米沢中華の老舗
山形での米沢中華2軒目です。一杯ずつにすればもっと多くのお店を回れたのですが冷やしラーメンも食べたので(笑)創業は昭和10年でその当時から中華そばはあったというから驚きです。現在は市内中心部からバイパス沿いに移転になっていて大きな店舗になっています。
まんぎりラーメン 950円
注文したのはコレ。「まんぎり」とは米沢の方言で「完全」という意味。定番の「米沢ラーメン」(600円)もありましたが米沢牛がのったこのメニューはご当地ならではです。スープは鶏ガラとウルメイワシで出汁をとる魚介の香りがする米沢中華では珍しいものですが、昔はその味だったとのことで伝統を守っていることが伺えます。
米沢市内のコンビニで買った「つや姫100%の日本酒」の口当たりの良い飲みやすさに関心したので、せっかくなので米沢市の隣にある高畠町にある辯天醸造に訪問してみました。販売所のある蔵には誰もいなくて「道路向かいの蔵までお声をかけてください」というのでこの写真の蔵まで呼びに行きました。素敵な建物ですが辯天酒造8代目の方は「夏は暑いですよ」と苦笑されていました。
創業1788年(天明8年)で前の年には徳川家斉が第11代将軍に就任。松平定信を老中首座に任命し「寛政の改革」を行った時代です。2年連続での日本一の受賞や、日本酒として2015年インターナショナルワインチャレンジでゴールドメダルなど銘酒がずらり・・。生酒、つや姫スパークリング、ワインチャレンジでのゴールドメダル、ブロンズメダルの4種を購入しました。やはり日本酒には山田錦が向いているそうですが、つや姫もなかなかでしたよ!
そば処羽前路 あいづや
山形県米沢市花沢704
11:00-20:00
定休 火
RICOH IMG. GR |
米沢ラーメン
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今年も米沢中華を味わう
小野川温泉にある田んぼアートは「花の慶次」原哲夫先生原作の歴史マンガですね。展望台から撮影してみましたが維持費などが必要らしく料金箱にいくらかカンパしました。温泉に浸かったあとは米沢中華のお店に訪問です。大正初期に米沢織りの織り機で生地をしわくちゃにしてしまい、その柔かさに驚いた常松恒夫氏がそれをヒントに考案したのが手揉み縮れ麺の発祥とされています。
米沢の中心部にある上杉神社のほど近く、麺やスープを含め自家製にこだわるお店が「桂町さっぽろ」です。先代から引き継ぎこの店を開業させてから50年で老舗の中では古くはありません。昭和9年には市内の食堂は一斉に中華そばのメニューを展開していたからです。桂町はこの地区の旧町名で札幌は店名に付けるのが流行ったからだそうですが、先代が間違って平仮名にしてしまったそうです。
チャーシューメン 800円
全国の養豚家が見学に訪れる山形県にある平田牧場の三元豚のモモ肉のチャーシューがのせられたものです。ますスープを一口「うまい!」何で東京に本格的な米沢中華が食べられるお店が無いのか?まず水とかの環境が違うと思うし、麺の形状や熟成段階の仕組みが違うのでしょう。
冷たい中華 700円
山形といえば冷やしラーメン!せっかく来たので2杯目に突入です。スープは絶妙なコクを出していますが温かいやつより物足りなさをまったく感じさせないあっさり系のチューニング。これをずっと提供してきたなんて驚きです。盆地だから夏は暑いので四万十市に記録を抜かれるまで最高気温の記録は山形でした。でも最近、群馬県が暑いのは何故なんでしょうか?
この極細麺は2杯目なのにスルスルいけちゃうから不思議!米沢中華の昔ながらの製法を守り、しっかりとした食感と香りを維持したこのお店はやはり貴重な存在なのかもしれません。日本蕎麦や丼ものも豊富にあるメニュー、山葵がのせられ日本蕎麦の冷やしたぬき蕎麦を彷彿させる感じですね。
桂町さっぱろ
山形県米沢市松が岬3-5-31
11:00-17:00(スープが無くなり次第終了)
不定休
Nikon D7200 AF-S DX NIKKOR 18-200mm f3.5-5.6G ED VRⅡ RICOH IMG. GR |
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喜多方〜米沢ラーメン街道の旅 2日目
米沢の奥座敷「小野川温泉」で昨年に引き続きやってきました。ホタル祭りが開催中の自然溢れる山間部に集中するかたちで温泉街があり、今回お世話になったのは「やな川屋旅館さん」立ち寄り湯は展望露天風呂を含む3箇所の温泉に入れて400円とリースブルです。836年に小野小町が旅の道中、病に倒れた際に偶然発見され病も治り絶世の美女になったとの伝説があり、近年科学的にも証明された美肌の湯です。
誰も入っていなく貸し切り状態だったので1枚写真を撮影。2008年に掘削した5号源泉は源泉温度が35度と低くそれまでの80度と高温だった源泉を水で薄めることなく混合してから源泉掛け流し100%を可能にしたとか。いろいろ各地の温泉に入りましたが個人的にはここのお湯が1番かもしれません。その理由が源泉が高温であるにもかかわらずラジウム含有量が多いのが特徴で入った後の気持ち良さ、肌のかゆみとかもおさまり本当は数日間湯治したいくらいです。
小野川温泉から米沢市街地に戻る途中の山中に昨年も立ち寄った「ウフウフガーデン」です。山田鶏卵が経営するこのスイーツ&カフェのお店で新鮮な卵はもちろんケーキやパンケーキなどもある相当のこだわりがあるという感じで国産鶏種の赤玉、フランス原産鶏種の白玉もありお店構えや店内もセンスが良くひじょうにお洒落です。
照明のライトも卵型!今回はパンケーキかパフェにしようか悩みましたが「男パフェ倶楽部」の活動を重視してソフトクリームパフェを選択してました。
ソフトクリームパフェ(520円)です。単純なネーミングですがこれが傑作で黄色がかったソースはタマゴソース!これがおいしい!下には卵たっぷりのスポンジ生地が入りカットしたラ・フランス(洋梨)が入っていました。ウエハースも薄くて卵を練り込んだおいしさ。もちろんソフトクリームも甘さ控えめでよく考えられたパフェで次回訪問する機会があればこれを注文します。 以前、2回訪問した際にタイミングが悪く売り切れ閉店で食べられなかった山形大学工学部前にある「山大前やまとや食堂」です。今回は開店時間に合わせて訪問してみましたが米沢ラーメンは夜までやっているお店は少なく1日2杯は厳しい組み立てです。かといって喜多方のように早朝からやっているお店は無く、3日目は東京に戻る日で動物病院に預けている猫ちゃんを引き取るのが19時までなので米沢でも1杯になりそうですがこのお店のラーメンを食べるためだけに山形に来たと言っても過言ではありません。 駐車場は裏にあるはずなのですが工事中でした。アレ?どこに停めたらいいのか駐車場は無し?お店の人に聞いたら隣に8月下旬にオープンする工事中の新店舗の前に停めていいですとのことでコレが新店舗ですか〜。でも今の店舗も風情があっていいですが次回訪問時はこの新店舗になることでしょう。 中華そば 650円
米沢ラーメンの特徴とは少し違うインパクトのある中華そばです。牛、豚、鶏、煮干しからとったスープは濃厚で、米沢牛の新鮮なピンク色の牛脂でこれをスープにたっぷり溶け込ませているので独特のコクがプラスされています。店主がこれだけは絶対に変えられないというこだわりの一杯です。
濃厚スープに細麺の縮れ麺でニンニク入りで創業当時から変わらないのが脂身の無い内モモ肉のチャーシューでこれが最大の特徴です。脂身の苦手な人にはうれしいのですが物足りないのが普通ですがここのはハムのように味わい深くて別格です!
これはオンリーワンの一杯。他ではありそうで無い素晴らしいラーメンです。山形と言えば冷しラーメン発祥の地ですが夏期限定メニューでありました。開店早々にほぼ満席のお客さんの8割はこの冷しラーメンを注文していました。さすがに2杯は無理なので次回はぜひいただこうと思います。
この一見インスタントラーメンのような細縮れ麺ですが、今まで食べたこのタイプの中では一番美味しかったです。製麺所は非公開なので独特の製法で製造していることは想像はつきます。製麺所の名称がわかってしまうと「うちのお店にも同じ麺を卸してくれ」ということになるので非公開は納得ですね。すべてにおいて完成度の高いラーメンで米沢に来た時は必ず立ち寄りたいお店です!
山大前やまとや食堂
山形県米沢市城南3-3-33
11:00-14:00 16:30-18:30
定休 火
Nikon D7000 AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6 G ED VRⅡ / RICOH IMG. GR
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地元で一番人気の米沢ラーメン「かわにし食堂」へ
店の名前から市内にある小野川温泉方面にある川西町と思いきや、逆方向の置賜地区の川手集落にあります。米沢滞在3日目は一番乗りでお店に向かいました。本当にまわりは住宅以外なにも無い細い生活道路沿いです。
米沢の中心部から約8キロのところにあるのが「かわにし食堂」で創業して40年とのこと。お店の立地条件というのに当てはまらない行列店です。千葉の南房総にある「梅乃家」「鈴屋」も不便なところにありますが「行列」「駐車場が満車」と共通点も多いと思います。
開店時間の20分前に到着して1番乗りでした。開店と同時に5台の車が入ってきました。横浜ナンバーと習志野ナンバーもあり地元の人だけではないですね。この駐車場がお昼前には一杯になり、休日には行列ができる米沢中華の名店中の名店と言えます。厨房では開店前の準備で2世代の家族でしょうか?6人ぐらいで準備をすすめていました。中からいい感じのスープの臭いがしてきました! 中華そば 550円
黄金色の透きとおったスープ。街の中心部には多くのお店があるのにわざわざ郊外のこのお店に来る理由がわかりました。なんともシンプルな構成で卓上にはお酢、コショウ、七味の3つ。麺が特徴があり同地区にある名店で製麺業も営む「ひらま」の麺を使用しています。この麺が他の米沢中華とは大きな違いでもあり最大の魅力でしょう。茹でる前に手で揉む細縮れ麺で低加水なのでスープを吸ってふやけることがないです。でも、2番目に入店して私の隣に座った人が注文したのが150円増しの大盛。すり鉢みたいな大きさのドンブリで出てきました!普通盛りにしておいて良かった(汗)それにしてもこっちのラーメンは量が凄すぎる!!
シンプル・ザ・ベスト!毎日食べても飽きないラーメンの見本です。野菜しょうゆラーメンも看板で人気あるらしいです。今回は素朴に「中華そば」で味わいましたが、いろんなメニューがあるのが食堂と名乗っているわけですからね。この麺は締まっていて硬めで美味しい!スープについては前回の「可祝屋」の方が個人的に好みですが同じように優しい味です。スープは「愛染」「可祝屋」麺は「かわにし食堂」ですが「ひらま」に行けなかったことが残念でまた次の機会に!
かわにし食堂
山形県米沢市大字長手1153
11:00-15:00(スープ売り切れ終了)
定休 水
RICOH IMG. GR
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創業300年以上の蕎麦屋が提供する米沢中華
米沢の奥座敷である小野川温泉。小野小町が西暦836年に父の行方を訪ねて京都から東北に向かう途中、病に倒れた際に偶然発見したとされる温泉で、病が治ったと同時に絶世の美女になったという伝説があります。しかし近年、科学的分析によって美肌効果の成分が多く含まれることがわかり、その伝説は実証された人気の温泉です。毎年行われている「田んぼアート」で見晴らし台まで完備。ホタルの生息地としても知られていますが、ホタルは7月中旬までがピークでした。
大正時代からの歴史がある米沢中華。約8万7千人の人口にたいしてラーメンを提供するお店が約130店もあります。米沢そば街道沿いにある日本蕎麦屋さん。ラーメンも当たり前のようにメニューにあります。今回は創業して300年以上の可祝屋です。目の前には銘酒として知られている「東光」の蔵元がありました。やはり山形は水が良質なのでしょう。
座敷と合わせ130席の規模を有するお店で、時代を積み重ねてきた風格を感じました。やはりお品書きを見ると、日本蕎麦よりも中華の方が前のページにあります。広い店内を見回してみるとこんなポスターがありました。
米沢市が作成したもので「館山りんご」「米沢牛」「米沢ラーメン」「薄皮丸茄子の漬物」の写真がありました。どれも米沢を代表する産品です。山形で最初に栽培されたりんごは米沢なので、この名称でブランド化しています。
チャーシューメン 750円
まさに米沢中華のスタンダートといえるラーメンという印象。鶏ガラと煮干しの優しいスープ。でも飲めばあっさりしている中にも出汁の味がしっかり感じられるスープは秀逸。東京ではありそうで実はこのタイプは無いでしょう。逆に新鮮に感じます。
と米沢織の工房も見学できました。紅花で染めた絹糸を18メートルの反物にしていく工程です。風は厳禁でエアコン等の空調も使えず、過酷な状況でほとんど手作業。しかも動物性の絹糸に紅花の植物性分は染まりにくいとのことで知らなかったことも多く大変勉強になりました。自然素材の染物はやはり素晴らしいです。
そば処 可祝屋
山形県米沢市大町1-3-46
11:00-19:30
定休 火
RICOH IMG. GR
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