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11月18日は、土木の日です。
「十一が土、十八が木」ということです。
土木が好きな方も嫌いな方も、
周囲を見渡して下さい。
皆様の生活は、土木の上になりたっております。
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土木のこと
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東日本大震災の津波は、堤防を大きく越えてくるものでした。
一千億円のギネス防波堤も、コケてしまいました。
これをもって、アンチ公共事業の人々は、
「自然相手には何をしても無駄なんじゃ。」
と、乱暴なことを言います。
私が地元へ行くと、時々こんなこと言われます。
そりゃ、完全にブロックすることなんて、出来ません。
仮に30mの堤防作っても、40mの津波が起こる可能性もありますから。
だからと言って、何もしなくても良いわけじゃあありません。
前出の意見は、たとえて言うなら、
バイク乗る時に、
「どーせ転んだら頭打つんやから、ヘルメット有っても無くても同じや。」
って言うのと同じ発想です。
壊れたから、意味を失うものじゃないんです。
壊れる時に、かなりの自然外力を受け止めて守ってるんです。
そこのところも、分かって頂きたいです。
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高速道路に平行して下を走ってると、
ある所で、コンクリートの橋が鋼の橋に変わってたりします。
同じ一連の高架橋群で、同じ地盤とみえる平地の上です。
多くある種類の中から、橋の形式を決定するとき、一定のフローがあります。
それに従うと、同じような条件なら、同じ形式になるはずです。
なぜ、こんなことがあるのか。
「日本には、鋼橋メーカーもコンクリート橋メーカーもある。
両方に満遍なく仕事が渡るように、こうしているのだろう。」
と、私は思っていました。
で、橋の設計の専門家と話す機会があったので、お尋ねしてみました。
「そういう時代もあっただろうけど、今はそれは出来ない。
桁自体は、鋼橋の方がコンクリート橋よりも値段は高い。
しかし、鋼橋は桁重が軽いし、現場工事が早い。
だから、交差点付近や、周辺の交通量の多い所では、鋼橋が多い。
で、ある程度一連性を持たせてから、コンクリート橋に変わる。
他に、地盤が軟弱なところでは、地盤への負荷を小さくするために、
桁重の軽い鋼橋が使われる。
桁が重いと、それを支える橋台・橋脚も大きくなり、返って費用が高くなるから。」
なるほど〜。
そういう目線で振り返ると、そーだったよーな気がします。
短絡的に政治的理由に結びつけた私の考えが浅はかでした。(^^;)
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<NZ地震>震度6強に相当…940ガル「阪神」並みの揺れ
ニュージーランドは、10年前に行きました。
クライストチャーチにも、3泊しました。
あの教会が、崩れてもたんか〜。
あの時泊まったユースホステルはどーなってるんかなぁ。
どこであれ、災害で人々が苦しむのは辛いことですが、
自分がかつて訪ねた土地での災害となると、なおさらです。
ところで、ニュージーランドは高度に文明化された国です。
地震研究も、日本ほどでないにせよ、かなり先進的な国です。
それにあわせて、道路や建物も、それなりに作られています。
ニュージーランド内では比較的古いとはいえ、それなりには出来てます。
だから、人口約40万人の都会での、この規模の地震でも、
アジア各地の地震・津波のような犠牲者数にはならないでしょう。
犠牲者の方々には、ご冥福お祈りします。
被災された方々には、一時も早い救出と、一日も早い復旧・復興をお祈りします。
でも、土木バンザイ。
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水害の死者500人超す=被害拡大続く―ブラジル・リオ州
スリランカ豪雨で100万人被災、津波以来最悪
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110114-00000013-cnn-int
阪神大震災は別として、
日本で一発の災害で、何百人も亡くなったり、
何百万人も被災したりって、ありませんよね。
(「被災」については、各国定義が違うかもしれませんが。)
これもひとえに、日本の科学技術のおかげです。
特に、土木工学の効果は大きなものです。
しかし、日本は平和安全過ぎて、それが当たり前になり過ぎて、
ありがたみを感じてもらえず、
必要以上に悪者扱いされています。
もう少し土木に対して、感謝して頂きたいものです。
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