きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

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 今日は陽気も良かったのでエルヴェ・ニケ指揮/コンセール・スピリチュエル「シャルパンティエ:テ・デウム&モテット集」(GLOSSA輸入盤国内解説付き)を聴いていました。

 シャルパンティエのテ・デウムH.146はおそらく彼のテ・デウムの中でも最も有名な作品です。8人の独唱者、4声の合唱と木管、トランペット、ティンパニ、弦楽合奏からなるオーケストラを用い、太陽王ルイ14世時代にふさわしい豪華絢爛な音楽です。

 このニケ盤ではテ・デウムに先立ちトランペットのための凱旋行進曲H.547が演奏されます。その音楽の賑やかで堂々としているさまは祝祭の音楽を先駆けるものとしてとてもふさわしいものです。

 テ・デウムの歌詞の内容はひたすら神に感謝を捧げるものとなっています。このテ・デウムH.146は戦勝を記念して作曲されたとのことです。テ・デウムというジャンルは戦勝を神に感謝して作られる場合が多いそうです。

 このニケによる演奏は独唱者、合唱、オーケストラのどれをとってもとても祝祭感に溢れ、音楽的にもダイナミックな演奏で歌詞の内容ともとてもマッチしていて私が一番好きなシャルパンティのテ・デウム演奏です。かといって全編お祭り騒ぎというわけではなく、神妙に神に感謝を捧げる独唱者たちの重唱が含まれるところにシャルパンティエの作曲の見事さが現れているように思えます。この敬虔に祈りを捧げる場面でもニケの演奏には喜びを表すかのような愉悦感を感じます。

 このCDにはテ・デウムの他に勝利を神に祈願する「ディクシット・ドミヌス」、聖王と讃えられたルイ9世を讃える「ガリアの王聖ルイを讃える歌」が収録されています。どちらもテ・デウムと少し趣きが変わるものの壮麗で豪華な音楽となっています。

 ニケはフランスの古楽演奏家の中でも私が大変気に入っている一人です。彼の表現は情熱的で明るく、私の好みととても合っているようです。

閉じる コメント(8)

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こんにちは。

テ・デウムは、シャルパンティエの後期の作品だったと記憶しておりますが、愁いに満ちた初期の頃の作品とは、また違った魅力があります。

残念ながらニケのテ・デウムのCDは持っておりませんが、なかなか良い企画ですね。

2008/5/8(木) 午後 4:36 えはがき

えはがき様、こんばんは。そうですねこのテ・デウムは後期の作品ですね。まだシャルパンティエは聴きこみが足りないのでテ・デウムぐらいしか採り上げられませんです。

2008/5/8(木) 午後 7:01 きゆう

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こんにちは。

良かったら↓の《三声のマニフィカト》をご覧ください。初期の作品の傑作の一つだと思います。CDではクリスティの録音が大好きです。

2008/5/9(金) 午後 1:06 えはがき

えはがき様、わざわざありがとうございます。

2008/5/9(金) 午後 1:18 きゆう

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シャルパンティエといえばクリスマスのための真夜中のミサがとても好きです。冒頭のファンファーレがとても印象に残ります。エルヴェ・ニケ指揮/コンセール・スピリチュエルの演奏はとても素敵だと思います。このコンビによる真夜中のミサの録音はあるのでしょうか?

2008/5/10(土) 午後 9:57 ちぇり

ちぇり様、こんばんは。僕も「真夜中のミサ」好きです。ちなみに僕が持っているのはミンコフスキ盤です。今のところニケ盤の「真夜中のミサ」は見たことがありません。ニケは結構シャルパンティエの録音をしているはずですが不思議ですね。

2008/5/11(日) 午後 11:19 きゆう

この曲、コルボ/リスボン・グルベンキアン管の演奏で
愛聴しています!
シャルパンティエは私にとってはあまり馴染みの無いですが、
この曲と出会った時は、ちょっとしたインパクトを受けました。
そうですか、ルイ14世治下のフランスで作られた音楽なのですね、
リュリに近い響きをこの曲から感じました。

2009/5/27(水) 午前 11:00 [ 名無しの権兵衛 ]

リッチーさん、こんにちは。シャルパンティエはフランス・バロックの宗教音楽の第一人者ともいえる存在で数多くの作品を残しています。その中でもこのテ・デウムは最も親しまれています。

2009/5/27(水) 午後 0:01 きゆう

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