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フリーデマン・バッハの協奏曲の中でも今回ご紹介する2つの「2つチェンバロための協奏曲」は、比較的に多く録音されていて、フリーデマンの代表作といえる私のお気に入りの作品です。
一つめの協奏曲、「2台のチェンバロのための協奏曲(ソナタ)ヘ長調 F.10」は、オーケストラを伴わなずに2台のチェンバロのみという編成で演奏されます。コープマン&マトー盤(エラート)、ホグウッド&ルセ盤(オワゾリール)、シュタイアー&ヒル盤(アルヒーフ)、エガー&エアトン(GLOB)盤などがあり、フリーデマンの作品の中でも有名で最も録音に恵まれています。
アレグロ・モデラート、アンダンテ、プレストから成る急緩急の3楽章形式の作品で、1733年フリーデマン23歳の時に作曲されました。いかにもフリーデマンらしい独特な印象を受ける楽想ですが、若かりし頃の作品だけあって溌剌として華やかなものがあります。
二つめの協奏曲、「2台のチェンバロとオーケストラのための協奏曲 変ホ長調 F.46」は、弦楽合奏に2つのトランペット、2つのホルンとティンパニが加わるという華々しいオーケストラが特徴的で、音色からも伺えるとおりとても豪華な印象の作品となっています。ダイナミックで華やかなオーケストラの中を2台のチェンバロが緊密で華々しい対話を繰り広げていきます。なかなか聴き応えのある作品で、私はとても気に入っています。演奏はムジカ・アンティクヮ・ケルン盤(アルヒーフ)、レオンハルト・コンソート盤(TELDEC)、フラブルグ・バロック・オーケストラ盤(Caus)などがあります。
写真のCDは、今回取り上げた協奏曲が2つとも収録されているアンドレアス・シュタイアー&ロバート・ヒル、ムジカ・アンティクヮ・ケルン盤です。「協奏曲 変ホ長調 F.46」での演奏のダイナミックさが気に入っています。
参考に下記のものを挙げておきます。
「協奏曲(ソナタ)ヘ長調 F.10」http://www.youtube.com/watch?v=yml0E3ZLFqc
「協奏曲 変ホ長調 F.46」http://www.youtube.com/watch?v=uLihwmYSdI4
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2台の・・というのがクセものであってね(笑)一人なら気が楽なのにもう一人いる・・あわせられない・・これは大変大変難しいことです。わたし・・あわす自信がないですね・・2人・・2台・・高度な技術が必要ですね。演奏もすごいでしょうね。
2010/3/11(木) 午後 10:04
クラヴサン様、こんばんは。演奏者はそれぞれの個性をお持ちな訳ですから、他の演奏者の方と合わせるってことは相当大変でしょうね。
クラヴサン様の演奏者としてのコメントは、聴いているだけでは分からないことなのでいつも勉強になります。
2010/3/12(金) 午前 0:20