きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

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 バッハのチェンバロ協奏曲を、カンタータのオルガン楽章からオルガン協奏曲へ復元したのが今回の、ハーフォード/ノーザン・シンフォニア「バッハ オルガンと管弦楽のための協奏曲」(ARGO国内盤)です。

 このCDには協奏曲第2番(BWV.1053)、協奏曲第1番(BWV.1052)、協奏曲第3番(BWV.1059&BWV.35より)、シンフォニア ニ長調(BWV.1045)、カンタータ「神よ、われら汝に感謝す」(BWV.29)よりシンフォニアが収録されています。
 
 最初に聴いてみた感じでは、やはりチェンバロとは趣の違う音楽だと思いました。チェンバロ協奏曲はチェンバロの音が弾けて火花を散らすといった印象なのに対して、オルガン協奏曲はオルガンの音の波が押し寄せるといった印象です。チェンバロ協奏曲とは確かに印象こそ違いますが雰囲気までは異なってはいません。第1番の迫力も第2番の爽やかな明るさも失われてはいません。

 また第3番(BWV.1059&BWV.35)はコープマンが「チェンバロ協奏曲集」(エラート)に収録したオルガン協奏曲(BWV.1059)とは第2楽章において異なる復元をしています。今の時点ではどういう違いなのか知識不足のため説明できません。両端楽章は同じものとみて間違い無さそうです。

 それから3つの協奏曲の後に収録されているシンフォニア ニ長調(BWV.1045)、カンタータ「神よ、われら汝に感謝す」(BWV.29)よりシンフォニアも大変聴きものです。大管弦楽の中をオルガンが縦横無尽に活躍する豪華なオルガン・シンフォニアです。

 ノーザン・シンフォニアはたぶんモダン・オーケストラだと思うのですがオルガンとの演奏にとてもマッチしてしまっているためピリオド楽器慣れした耳でも全然違和感を感じません。しかし通奏低音のチェンバロの音を聴いた感じではピリオド楽器の感じなのですが、ライナー等に詳しく記載されていないため良く分かりませんでした。
 

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