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お気に入り演奏団体、ムジカ・アンフィオンのCD紹介第2弾ということで今回は「バッハ:2、3、4台のハープシコードのための協奏曲集」(ブリリアント2枚組み)です。
このCDは2枚組なのに新品で確か1,000円程度で購入しました。なんと安いこと!この演奏のチェンバロ・ソリストはピーター=ヤン・ベルダーの他に、シーべ・ヘンストラ、メンノ・ファン・デルフト、ヴィンセント・ファン・ラールが加わっています。
まず最初に収録されているのがファン・デルフトとベルダーによる「2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(第1番)ハ短調BWV.1060」です。早めのテンポに歯切れの良い演奏でなかなか情熱的でもあります。
次がベルダーとファン・デルフトによる「2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(第2番)ハ長調BWV.1061」です。私の大好きな協奏曲で、活発で清々しい演奏で爽快感をおぼえる名演だと思います。
3番目がヘンストラとベルダーによる「2台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(第3番)ハ短調BWV.1062」です。
2台のチェンバロが緻密な対話を繰り広げる協奏曲ですが颯爽としてこれまた清々しい印象の演奏です。
CDの2枚目にまず収録されているのがベルダー、ヘンストラ、ファン・デルフト、ファン・ラール全員が加わった「4台のチェンバロと弦楽のための協奏曲イ短調BWV.1065」です。これも爽快で情熱的な演奏となっています。
次がベルダー、ヘンストラ、ファン・デルフトによる「3台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(第1番)ニ短調BWV.1063」です。暗い情念がたちこめる作品ですが爽快な演奏がこの協奏曲の迫力を惹きだしていると思います。
最後がベルダー、ファン・デルフト、ヘンストラによる「3台のチェンバロと弦楽のための協奏曲(第2番)ハ長調BWV.1064」です。これも私がバッハのチェンバロ協奏曲の中でも最も好きな作品の一つで、躍動的で爽快でとても満足している演奏です。
このCDがムジカ・アンフィオンの演奏に触れたはじめての盤ですがテレマンのターフェルムジークの演奏に共通するように全体的に清々しさが印象に残る演奏となっています。ただし、ただ一つ難があるとすれば録音面において、チェンバロの位置関係からかチェンバロの音が左に寄りがちになる点が挙げられます。
ちなみにライナー・ブックの裏表紙に「4台のチェンバロと弦楽のための協奏曲イ短調」の演奏風景の写真が載っているので参考にアップしておきました。それにしてもブリリアントは安価で質の高いレーベルです。
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