きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

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 先に紹介したラスキーヌ/パイヤール「ヘンデル:ハープ協奏曲」(エラート)にはヘンデルのハープ協奏曲の次に、ベルギー生まれでフランスで大活躍したフランソワ=ジョセフ・ゴセック(1734〜1829)の「2つのハープと管弦楽のための協奏交響曲 ニ長調」が収録されています。

 この協奏曲は第1楽章アレグロ、第2楽章ラルゴ、第3楽章ロンドーから成っています。短い第1楽章のあとハープが穏やかで美しい独奏をたっぷり聴かせてくれる第2楽章に続き、ハープが大活躍する軽やかで明るい第3楽章で締めくくられます。途中で何度も転調され主題も次々と変わる表情豊かな楽章です。


 最後にフランスの音楽家、フランソワ=アドリアン・ボワエルデュ(1775〜1834)の「ハープ協奏曲 ハ長調」が収録されています。第1楽章アレグロ・ブリランテ、第2楽章アレグロ・レント、第3楽章アレグロ・デチーゾから成っています。まさしく古典派の協奏曲といえ、長大でハープの独奏が華やかな第1楽章、ハ短調に変わりしっとりとしたハープの独奏が美しい第2楽章に休むこと無しに続く第3楽章では気高い独特な主題とその繰り返しの間で展開される華々しいハープの独奏がとても印象的です。

 そういえばこのブログはじまって以来、初のモダン・オケの登場となりました。ヘンデルのハープ協奏曲のところでも述べましたが、パイヤールのお洒落で柔らかな演奏はとても気に入っています。

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 最近ヘンデル特集がストップしております。その理由はヘンデルの作品はオペラやオラトリオといった大作ばかりで記事を仕上げるのに非常に時間がかかるのです。少しずつ書き溜めているのですがまだ完成をみない作品ばかりなので今回は、親しみやすい「ハープ協奏曲 変ロ長調」でお茶を濁させていただきます。参考CDはリリー・ラスキーヌ/パイヤール「ヘンデル:ハープ協奏曲」(エラート)です。

 「ハープ協奏曲 変ロ長調」は1736年2月19日にロンドンのコヴェント・ガーデン劇場でオード「アレクサンダーの饗宴」と共にオードの本編に組み込まれて初演されました。有名なオルガン協奏曲Op.4の第6番として編曲され出版されたのは1738年になってからです。

 第1楽章アンダンテ・アレグロは可愛らしい主題がオーケストラによって奏でられたあと、可憐な音色のハープにバトンタッチされ様々に展開されていきます。

 第2楽章ラルゲットはやや憂いを帯びた旋律がハープの音色と相まって非常に美しい表情をみせてくれます。後半に現れる感傷的な美しさは特に私のお気に入りの部分です。
 
 第3楽章アレグロ・モデラートは明るい楽想ではじまりますが途中何度も現れるメランコリックな美しさを持つ旋律はやはり私の心に響いてやみません。

 ラスキーヌのハープ演奏はところどころに即興を挟みとても表情豊かに美しい音色を奏でています。パイヤールのオーケストラも彼特有のお洒落な演奏でラスキーヌを支え、全体的に香りたつような素晴らしいハープ協奏曲の演奏となっています。

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