きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

ヘンデルの音楽

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大好きヘンデル特集です。
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今年も気がついてみれば残すところ後わずかとなりました。
もう今日はクリスマス・イヴなんですね。

私にとって2010年は、新しい仕事に就き、やっと引きこもりに近い状態から抜け出したものの、体調崩すことが多かったり、その新しい会社に慣れるのに思うようにいかなかったりと激動の一年でした。

どうやらまだ本調子でなかったらしく、仕事を覚えるのにも自分で思っていたのよりもずいぶん時間がかかっています。

また、今年はブログの更新がはかどりませんでしたが、それは単に仕事が忙しかっただけでなく、頭の回転がとても鈍く、文章がなかなか思い浮かばなかった為でもあります。
ほとんど週一ペースだった去年や一昨年の方がよほどスラスラ文章が思い浮かんだ気さえします。

しかし、このブログでもさんざん弱音ばかり吐いて不調だった今年も残りわずか。
ブログの更新こそ停滞していますが、会社にも仕事にもだいぶ慣れて自信がついてきたようで、ようやく本来の自分らしさを取り戻しつつあるようです。

なんとなくですが、来年から本調子に戻りそうな気配を感じます。

本来の自分を取り戻しつつあるためか、つい最近になって、元気だった頃はヘンデル「王宮の花火の音楽」を勝手に自分のテーマ曲にしていたことを思い出しました。
ノイローゼになる前は、自分でもよく飽きないと思うくらい聴きまくっていたものです。

ホグウッド盤やガーディナー盤など古楽器による演奏は既にいくつか記事にしていますが、今回はこのところ気に入って良く聴いている、ヘルムート・コッホ指揮ベルリン放送交響楽団のモダン楽器による演奏のご紹介です。

1974年に録音されたこのコッホ盤は、序曲のはじまりの部分が大変ゆっくりとしたテンポで重厚に演奏されているため、ただでさえ壮麗な音楽ですが、さらに堂々とした印象を受け、とても気に入って聴いています。
それでいて序曲の後半や各舞曲など、速度の速い部分はきびきびとしていて、活き活きとしたバロック音楽らしい演奏となっています。

コッホは他に「水上の音楽」や、バッハの管弦楽組曲なども録音していて、いずれもゆっくりとしたテンポの、堂々たる序曲の導入が特徴的です。これらの演奏についてはまた別の機会に改めてご紹介したいと思います。

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 ヘンデル、ハイドン・イヤーである今年も残りあとわずかとなってしまいました。当ブログのヘンデル特集も途中で息切れして休眠状態となってしまいましたが、今回は久しぶりのヘンデル・ネタで、ホグウッドがクラヴィコードで大音楽家の鍵盤作品に取り組んだシークレット・シリーズの第2弾「シークレット・ヘンデル」(METRONOME)を取り上げたいと思います。

 ホグウッドは彼の公式HPで述べていたように相当ヘンデルが好きらしく、シークレット・シリーズ第1弾の「シークレット・バッハ」、第3弾「シークレット・モーツァルト」がCD1枚に対しこの「シークレット・ヘンデル」は2枚組みという力の入れようです。

 CDの1枚目にはまず「ハープシコード組曲 第3番 ニ短調 HWV.428」にドイツの音楽家にしてヘンデルの友人であるゴットリーブ・ムファットが装飾音を加えた版が収録されています。ヘンデルと同時代の音楽家によって装飾音を加えられた楽譜を用いている点が飽くなきオーセンティック性を追及するホグウッドらしいサーヴィスのように思えます。演奏ははじめ端正な印象ですが第5楽章「アリアと変奏」、第6楽章プレストではなかなか情熱的な面を見せてくれています。

 次に有名な「調子の良い鍛冶屋」の原型ともいえる異稿「アリアと変奏 ト長調 HWV.430/4a」が収録されています。「調子の良い鍛冶屋」がホ長調なのに対してこちらはト長調で若干音形の違いがあります。ホグウッドのやわらかいタッチとクラヴィコードの優しい音色が「温かい調子の良い鍛冶屋」という印象を与えてくれます。

 次の「フーガ ハ短調 HWV.610」に続いて収録されているのがヘンデルの鍵盤作品の中でもなかなかお目にかかれない「2台のハープシコードのための組曲 ハ短調 HWV.446」です。ヘンデルらしい悲劇的で劇的な音楽性で特に第1楽章アルマンドの美しさに心を打たれました。


 CDの2枚目は大規模な作品の目立つCD1と打って変わって小品ばかりが集められています。可憐な「3つのイ調のメヌエット HWV.545、547、546」、「水上の音楽」の美しいエアーの鍵盤稿であるHWV.464、ホグウッドが鍵盤用に編曲したこれまた「水上の音楽」のブーレー、ホーンパイプなどが印象的です。

 その他にも小品としては「エアー 変ロ長調 HWV.469」「協奏曲 ト長調 HWV.487」「エアー HWV.467」「ト調のアンダンテ HWV.487」「アルマンド ロ長調 HWV.479」「クーラント ロ短調 HWV.480」「イエス、わが喜びによるコラール HWV.480」などシークレットのタイトルにふさわしい隠れた名品が収録されています。

 それからこの2枚目には驚くべきことに少年時代のヘンデルがその蔵書譜から多大な影響を受けたとされるヨハン・フィリップ・クリーガーの、長大な変奏曲「アリアと変奏 変ロ調」とヘンデルの師ツァハウの「サラバンド ロ短調」「ジーグ ロ短調」までも収録されています。特にクリーガーの「アリアと変奏」の主題は「王宮の花火の音楽」の序曲の冒頭の主題に良く似ていてヘンデルがこの変奏曲から想を得ていたとしても不思議ではありません。

 そして最後は「シャコンヌ ト長調 HWV.435」で盛大に締めくくられます。長調の部分での一気呵成の名人芸と、とてもゆったりとした短調の部分とのコントラストが印象的でホグウッドの独特の解釈が楽しめます。

 この盤でもクラヴィコードはホグウッド愛用のハース製を含めて3つのオリジナル楽器が用いられています。クラヴィコードの特性を活かした豊かな音楽的表現に名手ホグウッドの熟達した腕前を改めて認識させられました。また選曲といい楽器へのこだわりといい、とても知的好奇心をそそられる内容にホグウッド・ファンの私としては大満足です。そして鍵盤独奏の録音が少ないホグウッドの貴重な鍵盤作品録音でもあります。

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 ヘンデルのオルガン協奏曲は出版の際、「ハープシコード、またはオルガンのための6つの協奏曲集」というタイトルがつけられました。今日我々が親しんで「オルガン協奏曲」と呼んでいる作品なのになぜ使用楽器の最初にチェンバロの名が見えるのか不思議に思ってしまいました。

 どう考えてもチェンバロの普及台数の方がオルガンより大幅に多かったでしょうから、出版社のウォルシュ社が楽譜の売り上げを伸ばすために使用楽器をオルガンに限定しなかったとも考えられますが、特に作品4の場合ヘンデル自身が出版に深く関わっており、オルガンだけでなくハープシコードでも楽しんで欲しいという作曲者自身の意図が働いていても不思議ではありません。また両方だったかもしれません。

 そういう訳で簡単に言ってしまうとヘンデルのオルガン協奏曲はチェンバロで弾いても構わないのです。そこで聴いてみたのが今回参考にした、ヴォルフガング・グリュクサム(ハープシコード)、ヒロ・クロサキ指揮「ヘンデル:ハープシコードのための協奏曲集」(ORF EDITIONARTE MUSIK)です。


 このCDにはオルガン協奏曲Op.7の第4番ニ短調(HWV.309)、第5番ト短調(HWV.310)、Op.4の第1番ト短調(HWV.289)が収録されています。

 チェンバロ版を聴いてみて、オルガンと比べてチェンバロの方が音の一つ一つを聴き取りやすいためか各協奏曲の急速楽章で高度な名人芸が発揮されていることに気づかされます。特にOp.7の第4番の第2楽章、第4楽章、Op.4の第1番の第2楽章といった独奏楽器が派手に動き回る急速楽章での豪華さや、Op.7の第5番の第2楽章、Op.4の第1番の第4楽章といった変奏曲における華麗さはチェンバロならではのものだと思います。また間徐楽章においても叙情的な旋律がチェンバロによりさらに際立って、その儚げな美しさには感嘆させられてしまいます。

 この演奏でハープシコード奏者のグリュクサムは即興に強いらしく、即興演奏や即興的な装飾音を巧みに取り入れてヘンデルの協奏曲の自由な雰囲気を楽しませてくれます。オーケストラの伴奏も歯切れ良く、時にはしっとりとして全体的に素晴らしい演奏になっている思います。


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 先日に引き続き読書期間中によく聴いていたCDが今回のリヒター指揮/イギリス室内管弦楽団「ヘンデル:王宮の花火の音楽、2つの合奏体のための協奏曲」(アルヒーフ)です。

 このCDにはタイトルどおり「王宮の花火の音楽」と「2つの合奏体のための協奏曲 第2番 ヘ長調 HWV.333」、「2つの合奏体のための協奏曲 第3番 HWV.334」が収録されています。

 いずれの曲も大好きなのでカップリングが気に入って好んで聴いていました。このCDがリヒターのヘンデル初体験となったのですが、それまでリヒターの演奏というとバッハの管弦楽組曲第2番や「マタイ受難曲」でみせた峻厳なイメージだったのですが、このヘンデルの演奏はイギリス室内管弦楽団を率いているということも手伝ってかとても華やかで開放的だったのでリヒターの新たな一面を知って少々驚きました。

 「王宮の花火の音楽」や「2つの合奏体のための協奏曲」の序曲におけるとても堂々とした導入がリヒターらしく、躍動的な部分ではリヒター特有の力強いリズム感が良く、開放的なヘンデルの音楽性が十分に発揮された素晴らしい演奏だと思います。


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 最近どっぷり読書にはまっていたためブログがすっかりお留守になってしまいました。季節がらかノン・フィクションの凶悪事件の怖い話ばかり読んでいたのですが、そういう本を読んでいると背筋が凍り、不気味な気分にさせられます。

 そんな時のダークな気分を解消させる方法は「聖なる音楽が一番」と、良く聴いていたのがガーディナー指揮「ヘンデル:メサイア<合唱曲集>」(フィリップス)です。

 このCDはタイトル通り「メサイア」から合唱曲ばかり集めたもので、曲目は下記のようになります。

1.かくて主の栄光はあらわれ
2.彼はレビの子らをきよめん
3.われらにひとりの嬰児生まれたり
4.いと高きところには神の栄光あれ
5.そのくびきはやすく
6.みよ、世の罪をのぞく、神の子羊を
7.まことは彼はわれらの悩みを負い
8.その打たれし傷によりて
9.わららはみな羊のごとく迷いて
10.彼は神のよりたのめり
11.おお門よ、なんじらの頭をあげよ
12.神のすべての御使いは
13.主はみことばをたもう
14.その声はあまねく地はゆきわたり
15.われらその枷をこわし
16.ハレルヤ
17.人によりて死のきたりしごとく
18.されど神に感謝すべし
19.屠られたまいーアーメン

 メサイアの合唱曲の中で好きな曲といえば「ハレルヤ」と終曲の「アーメン」がなんといっても大のお気に入りです。「ハレルヤ」はいわずもがな名曲ですし、「アーメン」の神々しいまでの壮麗さには感動させられます。

 それから、他に好きな曲としてはまず、優しくて喜ばしい第3曲の「われらにひとりの嬰児生まれたり」、ヘンデルらしい悲劇的なフーガの第8曲「その打たれし傷によりて」、「二つの合奏隊のための協奏曲 第2番 ヘ長調」の第3楽章にも使われた美しく力強い第11曲の「おお門よ、なんじらの頭をあげよ」などがあります。

 「メサイア」はヘンデルのオラトリオの中でも特異といっていいほど宗教的な作品の一つなのですがドラマティックな展開には作曲当時すでに脂ののりきった音楽家となっていたヘンデルの熟達した手法は素晴らしいとしかいいようがありません。またガーディナーとモンテヴェルディ合唱団の卓越した演奏にはいつもながら感心させられます。

 ついでながら、いま神聖な音楽に興味があります。皆さんの好きな神聖な音楽があったらバロックに限らず何曲か教えていただけると幸いです。



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