きゆうの雅な古楽の庭園

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ヘンデルの音楽

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大好きヘンデル特集です。
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 今回も前回に引き続きヘンデル作品です。私はヘンデルのハープシコード作品は親しみやすくて高く評価しているのですが、一般的にはあまり耳にする機会は少ないようです。そんな訳で今日はお気に入りのCD、オリヴィエ・ボーモン演奏「ヘンデル:ハープシコード組曲集 第2集」(エラート輸入盤国内解説付き)のご紹介です。

 このCDには以下の曲目が収録されています。

・組曲 第5番ホ長調 HWV.430(第1巻:1720年出版)
・組曲 第2番ヘ長調 HWV.427(第1巻:1720年出版)
・シャコンヌ ニ短調
・フーガ 第1番 ト短調 HWV.605(6つのフーガまたはヴォランタリー:1735年出版)
・カプリッチョ ト短調 HWV.483
・フーガ 第3番 変ロ長調 HWV.607(6つのフーガまたはヴォランタリー:1735年出版)
・組曲 第6番 ト短調 HWV.439(第2巻:1733年出版)
・組曲 第5番 ホ短調 HWV.438(第2巻:1733年出版)

 まず、組曲 第5番 ホ長調 HWV.430は、プレリュード、アルマンド、クーラント、エアと5つの変奏(調子の良い鍛冶屋)という構成でヘンデルのハープシコード組曲の中では一番有名な作品だと思います。ボーモンの軽やかで名人芸溢れる「調子の良い鍛冶屋」の演奏が印象的です。

 組曲 第2番 ヘ長調 HWV.427は、アダージョ、アレグロ、アダージョ、アレグロといった舞曲楽章を持たないソナタ形式となっています。明るくて活発な終楽章アレグロのフーガがお気に入りです。

 組曲 第6番 ト短調 HWV.439は出版譜ではアルマンド、クーラント、ジグの3楽章で構成されているのですがこのCDでは、ボーモンが関連作品からプレリュードを付け加え4楽章で演奏されています。繊細で美しいアルマンドと技巧的で華々しいジグが印象に残ります。

 組曲 第5番 ホ短調 HWV.438はアルマンド、サラバンド、ジグの3楽章で構成されています。小規模な作品ながらしっとりとしたサラバンドと急速で派手なジグの対比が面白いです。

 それから、もの悲しいメロディが豪華に変奏されていくシャコンヌ ニ短調、厳かで堂々としたフーガ 第1番 ト短調 HWV.605、陽気なフーガ 第3番 変ロ長調 HWV.607、イタリア風の小品カプリッチョ ト短調 HWV.483のいずれもヘンデルのハープシコード作品の多様性を示す素晴らしい作品です。

 このCDでボーモンは1612年のリュッカース製と、1761年にイギリスでシューディによって製作されたオリジナルのハープシコードを使い分けています。またボーモンは全体的に軽妙にフランス風の演奏しています。あまりにもフランス的なのでフランスの組曲かと思ってしまうほどです。だからこそイギリスやドイツの演奏家とはまた少し違ったヘンデルのハープシコード作品像を教えてくれた演奏でもあります。

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 今年はヘンデル没後250周年ということでヘンデルの作品を多く採り上げていくつもりです。そんなわけで今日はヘンデル第一発目として、メサイアの古楽器世界初録音のホグウッド「ヘンデル:メサイア(1754年捨子養育院版)」(オワゾリール国内盤)を紹介したいと思います。

 この録音まで、大規模なオーケストラと合唱で演奏されることの多かったメサイアですが、この録音でホグウッドは当時の編成を再現しようと1754年に捨子養育院で行われた演奏を再現しています。そのためこの録音ではオーケストラ約40名、合唱30名という編成となっています。

 この演奏はジュディス・ネルソン(ソプラノ1)、エマ・カークビー(ソプラノ2)、キャロライン・ワトキンソン(アルト)、ポール・エリオット(テノール)、デイヴィッド・トーマス(バス)達独唱陣のの素晴らしいアリアやレチタティーヴォ、少年聖歌隊であるオックスフォード・クライスト・チャーチ聖歌隊が参加していることからか非常に透明感のある合唱がとても印象的です。また有名な「ハレルヤ」は重厚さはなく壮麗な演奏となっています。

 この「メサイア」の録音までは大編成のモダン楽器と大規模な合唱による録音しかなかった訳ですから録音当時としてはとても画期的な演奏だったことと思います。そして古楽器による様々な録音がある今日でも決して色褪せていない名演奏だと思います。

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 秋になってくるとしんみりしてきて夜もセンチメンタルになりがちです。そんな時は良くヘンデルの「王宮の花火の音楽」を聴いています。

 特にお気に入りの演奏がホグウッド盤です。ホグウッドの「王宮の花火の音楽」は堂々としたアーティキュレーション、華々しい演奏、豪壮で爽快なリズム感、どれをとっても私の中では一番の演奏です。序曲のアレグロの部分は一番格好良い演奏だと思います。
 
 しんみりとした秋の夜長こそ華々しいヘンデルの「王宮の花火の音楽」が気分を盛り上げてくれます。
私のお気に入りは前述したようにホグウッド盤。ホグウッドの演奏のなかでも最も気に入っているものの一つです。

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 ヘンデルの1720年出版の「ハープシコード組曲集第1巻」の組曲第7番ト短調HWV.432はヘンデルのハープシコード作品のなかでも私が最も好きな組曲の一つです。好きな点は組曲として非常にドラマチックに作曲されているところです。

 この組曲は、まずヘンデルのオペラの序曲を思わせるしたフランス式序曲、しっとりとしたアンダンテ、元気に走るアレグロ、オペラのアリアのような悲劇的なサラバンド、駆け抜けるジーグ、華麗なパッサカリアで構成されています。

 全体を通して聴いていると最後に目掛けて盛り上がっていくドラマティックな音楽だということに気付かされます。最後のパッサカリアの悲劇的でありながら壮大で華麗な音楽性には圧倒されます。また抒情的な美しいサラバンドもこの組曲の聴きどころです。

 私の好きな演奏はスコット・ロス盤(エラート輸入盤)、コリン・ティルニー盤(アルヒーフ国内盤)です。

 スコット・ロスの軽やかでお洒落な演奏も好きですしティルニーの堅実ながら華やかな演奏もかなり好ましいです。

 ヘンデル独特の世界観であるハープシコード作品を聴く人が少ないのが残念です。

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 ヘンデルのオラトリオは大規模なので取っ付きにくい、長すぎて聴いていられないといった方にお薦めなのが今回の、サイモン・スタンデイジ指揮/コレギウム ムジクム90「ヘンデル:演奏会用のオラトリオ編曲集」(CHANDOS輸入盤)です。

 このCDには、「サムソン」、「ヨセフとその兄弟」、「セメレ」、「エフタ」、「スザンナ」、「ユダス・マカベウス」、「ソロモン」といったオラトリオをヘンデル自身が演奏会用に編曲した作品が収録されています。

 スタンデイジがさらに曲目を選んだのかどうか分かりませんが、そのオラトリオの序曲、シンフォニア、器楽合奏曲、主要なアリアからの管弦楽編曲作品などでそれぞれが構成されていて、ちょっとした管弦楽組曲のようになっています。

 このCDを聴いていてハッとさせられるのが「ユダス・マカベウス」より「見よ勇者は帰りぬ」、「ソロモン」より「シバの女王の入城」です。特に「見よ勇者は帰りぬ」は表彰式などで良く耳にする有名な曲です。「シバの女王の入城」も「バロック名曲集」といったCDに良く収録されている作品です。

 このCDを聴いているとそれぞれのオラトリオの雰囲気が伝わってくるようです。またヘンデルの音楽性を管弦楽で楽しめる好企画となっていると思います。


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