きゆうの雅な古楽の庭園

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バッハの音楽

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 いつかは記事にしようと思っていたのがバッハのフルート・ソナタです。私が持っているのは有田正広「J.S.バッハ:フルート・ソナタ全集」(DENON国内盤2枚組み)だけです。

 このCDには3曲の「フルートと通奏低音のためのソナタ」(BWV.1033、1034、1035)、4曲の「フルートとオブリガード・チェンバロのためのソナタ」(BWV.1020、1030、1031、1032)、「無伴奏フルートのためのパルティータ」(BWV.1013)が収録されています。

 私はフルートの美しい音色と煌びやかなチェンバロの音色が絡み合う「フルートとオブリガード・チェンバロのためのソナタ」をよく好んで聴いています。特に好きなのがソナタ・ロ短調BWV.1030で、フルートの怪しさと美しさが織り交ざった音色とチェンバロの絡みが聴いていて惚れ惚れしてしまいます。それから爽やかで明るいソナタ・イ長調(BWV.1032)も好きです。

 それから無伴奏「フルートのためのパルティータ」(BWV.1013)はフルートの天にも昇るような音だけで崇高な音楽性持った素晴らしい作品だと思います。

 「フルートと通奏低音のためのソナタ」はフルートの活躍が引き立っていて表現豊かな音楽となっています。バッハのフルート作品はフランスやイタリアのものと比べて緻密に出来ているように思います。

 ちなみにBWV.1020、1031、1033は真作性を疑われているそうです。

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 最近入手して気に入っているCDがトン・コープマン演奏「バッハ:チェンバロ名曲集」(エラート輸入盤国内解説付き)です。

 このCDにはまず「半音階的幻想曲とフーガ」が収録されています。コープマンが演奏する幻想曲は、ドラマチックな要素と瞑想的な要素のバランスが良いです。フーガの方はコープマン得意の装飾音を織り交ぜつつ少しゆっくり目なテンポで優雅に展開していきます。全体的にじっくり聴かせてくれる演奏です。

 次に収録されているのが「フランス組曲第5番」です。コープマンの演奏はとても陽気でほのぼのとしています。特にガヴォットは使用しているストップも演奏もとてもチャーミングでコープマンならではの解釈だと思います。

 次が「音楽の捧げもの」より「3声のリチェルカーレ」です。とてもしっとりとした演奏で3声部の流れがよく分かります。作品自体が気品がありますがコープマンの演奏も気品があります。

 そして次が「トッカータ ト長調 BWV916」です。このトッカータは3楽章形式で、急速楽章は元気溌剌な演奏で、緩徐楽章はとてもしっとりと美しく聴かせてくれます。

 最後に収録されているのが「イタリア協奏曲」です。コープマンのイタリア協奏曲はメリハリと活気のある演奏で時々大胆です。

 このCDを聴いてから来月のコープマンのコンサートが益々楽しみになってしまいました。

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 今日は初心に返ってホグウッドのバッハの管弦楽組曲(今日はオワゾリール西ドイツ製輸入盤)を聴いています。ホグウッドの「管弦楽組曲」の録音の特徴はなんといっても曲順を第3番、第1番、第2番、第4番で演奏して、華やかな金管楽器の楽曲が続くのを避けているところがホグウッドのサービス精神が利いているところです。

 私はバッハの管弦楽組曲の中で第1番、第2番、第3番が好きなのですが、ホグウッドの演奏はどの組曲も活き活きと爽やかな気分にさせてくれます。特に好んで聴くのが第1番なのですがこの序曲の爽やかさといったら他の演奏家の群を抜いているように思います。また舞曲も愉悦感をもってとても活き活きとしているところが素晴らしいです。

 第3番はこれまた爽やかな印象です。トランペットが他の楽器の邪魔をしていないのですっきりとした印象も受けます。特に序曲のヴァイオリンが活躍するところが爽やかです。有名なエアーは少しすっきりし過ぎているのが残念ですが各楽器のバランスがよく取れた素晴らしい演奏です。控えめなエアーに続くガヴォットはお祭りのように弾力たっぷりに演奏され前曲との対比も鮮やかです。

 ホグウッドの演奏の特徴は爽やかなこともさることながら、なんとなく正統的な印象を受けるとても自然な解釈が好ましいです。

 

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 今日は久しぶりにレオンハルト、クイケン兄弟「バッハ:音楽の捧げもの」(SEONソニー)を引っ張り出して聴いていました。

 「音楽の捧げもの」はプロイセンのフリードリヒ大王に捧げられた音楽で、フリードリヒ大王自身がバッハに与えた威厳のある主題がこれでもかというほど対位法的処理をされていく作品です。

 私が好きな曲目は、冒頭の、チェンバロがきらびやかな「3声のリチェルカーレ」、王の主題が縦横に登場する「王の主題による各種のカノン」、「6声のリチェルカーレ」、王の主題も涼やかな「トリオ・ソナタ」です。

 特に「3声のリチェルカーレ」は威厳があるもののシンプルな「王の主題」が3声のフーガになる曲で、緻密なフーガに発展していく様が聴いていて面白いです。
 「トリオ・ソナタ」は4曲あり、「王の主題」が明瞭だったり、ぼかして登場したりと変化に富んでいます。爽やかな印象を与える作品で、これもお気に入りです。

 結局フリードリヒ大王のサン・スーシ宮で演奏される機会がなかった「音楽のささげもの」ですがバッハはバッハらしい素晴らしい対位法音楽を残してくれました。

 レオンハルトとクイケン兄弟はとても威厳と気品のある演奏で「音楽の捧げもの」を楽しませてくれます。

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 最近はオルガンの音色が心地良くてオルガン音楽を聴いていました。その中で気に入ったのがトン・コープマン演奏「バッハ:オルガン作品全集第9巻-コラール・パルティータ」(テルデック国内盤)です。

 このCDにはオルガン・コラールも収録されていますが主役はコラール・パルティータで下記のコラールパルティータが収録されています。

パルティータ<ようこそ、慈悲あつきイエス>BWV.768
パルティータ<ああ罪人なるわれ、何をなすべきか>BWV.770
パルティータ<汝明るき日なるキリスト>BWV.766
パルティータ<おお神よ、慈しみ深き神よ>BWV.767

 バッハはチェンバロ作品でこそ「ゴルドベルグ変奏曲」くらいしか変奏曲を遺していませんが、オルガン作品では長大な作品を作曲しています。パルティータは組曲の意味も持ちますがバッハはここでは変奏曲としてパルティータという名称を用いています。

 バッハのオルガン・パルティータは素朴なコラール旋律が次第に技巧的に、かつ変幻自在の変奏方で華麗に変身していきます。私は特にBWV.767が旋律が素朴で親しみ易い上に変奏されていってももとの旋律が聴き取れて一番気に入っています。

 コープマンの演奏はチェンバロでは装飾音過多でぎこちなく感じることがありますが、オルガンでは装飾音が多いことによって動きがつけられ成功しているように思えます。

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