私は ヴィヴァルディの協奏曲の中でも、前回ご紹介した協奏曲 ハ長調RV.558のように多くの楽器を用いた協奏曲を好んで聴いています。
ヴィヴァルディは多くの多楽器のための協奏曲を作曲しているのですが、今回は、 協奏曲 ハ長調 RV.555をご紹介します。
この協奏曲も、 3つのヴァイオリン、オーボエ、2つのリコーダー、2つのヴィオラ・アッリングレーゼ(ガンバ)、シャリュモー、2つのチェロ、2台のチェンバロ、2つのトランペット、弦楽と通奏低音という大規模な作品です。
特に珍しいのが 2台もの チェンバロを独奏楽器に使用している点で、ヴィヴァルディの協奏曲では他に例がありません。
ただ、チェンバロ・ファンの私として残念なのは、ソロ楽器の出番が平等に現れるため、あまりチェンバロが全面に出てこないところです。それでも、チェンバロの音色は独奏部分で可憐に華を沿えてくれます。
第2楽章では全体を通してチェンバロがヴァイオリンのソロを支えているのが嬉しいです。
この協奏曲も、とても賑やかで明るいところが好きな作品です。
よく聴くのが写真の ヴィオンディ盤(veritas)で、本来は 第3楽章のみ 2本のトランペットが加わるのですが、ヴィオンディ盤ではトロンバ・マリーナ役のヴァイオリンで代用しています。躍動感あふれる演奏で気に入っています。
参考例: https://www.youtube.com/watch?v=z93KM48C7v4&index=130&list=PLnCW0p0rzG-pckEySUCtiZTc9c4_b210h
|