きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

イタリアの音楽

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 私がヴィヴァルディの協奏曲の中で比較的良く聴くのがリュートやマンドリンなどを用いた協奏曲です。そして良く聴いているCDがアントニーニ主宰/イル・ジャルディーノ・アルモニコ「ヴィヴァルディ:リュート&マンドリン協奏曲」(テルデック国内盤)です。

 このCDには以下の協奏曲が収録されています。

・協奏曲ハ長調RV.558 (2つのリコーダー、2つのヴァイオリン、2つのマンドリン、2つのテオルボ、2つのシャリュモー、チェロ、弦楽と通奏低音のための)
・協奏曲ニ短調RV.540 (ヴィオラ・ダ・モーレ、リュート、弦楽と通奏低音のための)
・協奏曲ハ長調RV.425 (マンドリン、弦楽と通奏低音のための)
・トリオ ト短調RV.85 (ヴァイオリン、リュート、通奏低音のための)
・協奏曲ニ長調RV.93 (リュート、2つのヴァイオリン、通奏低音のための)
・トリオ ハ長調RV.82 (ヴァイオリン、リュート、通奏低音のための)
・協奏曲ト長調RV.532 (2つのマンドリン、弦楽と通奏低音のための)
 
 冒頭のRV.558は威勢の良い演奏で音楽にすっかり引き込まれてしまいます。リコーダー、マンドリン、ヴァイオリンをはじめとする様々な楽器が活躍し色々な音色がてんこ盛りの楽しい作品です。
 RV.540は落ち着いた雰囲気の作品で、ヴィオラ・ダ・モーレとリュートの掛け合いの美しさが聴きどころです。
 RV.425は有名なマンドリン協奏曲で、この演奏では弦楽にピチカートを用いているためかマンドリンの音色が際立った演奏となっています。イル・ジャルディーノ・アルモニコにしては随分大人しい印象を受ける演奏です。
 RV.85はトリオの名が示すとおり室内楽的な楽曲で、ヴァイオリンとリュートの掛け合いが落ち着いた雰囲気の中で繰り広げられます。
 RV.93はリュート協奏曲とも呼ばれるようですが、まさにリュートが大活躍する作品です。2つのヴァイオリンが奏でるリトルネッロの後でリュートが楽しくて美しい旋律を奏で活躍します。第2楽章でもリュートが穏やかで美しい歌を歌います。第3楽章では楽しげなリュートの歌が印象的です。この曲集の中で私がもっとも気に入っている作品です。
 RV.82は明るい曲調のトリオで、ここではヴァイオリンとリュートの協奏が耳を楽しませてくれます。 RV.532は有名な2つのマンドリンのための協奏曲です。2つのマンドリンの競奏がいうまでもなく聴きどころです。また第2楽章は2つのマンドリンだけのしっとりとした美しさが印象的です。勢いの良い第3楽章は、とても爽快な風を感じさせてくれます。 

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 私がヴィヴァルディの協奏曲のCDで最も愛聴しているのがホグウッド/エンシェント室内管「ヴィヴァルディ:協奏曲集」(オワゾリール西独製国内解説付き)です。

 このCDには、
「2本のトランペットのための協奏曲ハ長調、RV.537」、
「弦楽合奏のための協奏曲ニ短調マドリガレスコ、RV.129」、
「2つのチェロのための協奏曲ト短調、RV531」、
「2本のフルートのための協奏曲ハ長調、RV.533」、
「弦楽合奏のための協奏曲ト長調<田舎風>RV.151」、
「2つのヴァイオリン、2つのチェロのための協奏曲ニ長調、RV.564」、
が収録されています。

 「2本のトランペットのための協奏曲RV.537」は2つのトランペットが優美にかけあい、春の暖かい日を思い起こさせるとても爽やかな演奏でとても気に入っています。
 「マドリガレスコRV.129」は短い作品ながら緩急緩急の対比が面白く、またホグウッドのメリハリのある演奏が好ましい佳作です。
 
 「2つのチェロのための協奏曲、RV531」はソリストにアンナー・ビルスマ、アントニー・プリースを擁していてスピード感はビオンディ盤に譲りますが2つのチェロの迫力はビオンディ盤に勝ります。第1楽章でのチェロの渋い音色でのかけあい、地響きがする様なトゥッティ、第3楽章での迫力のあるチェロのかけあい、トゥッティの雷のような咆哮、どれをとっても素晴らしい演奏です。

 「2本のフルートのための協奏曲、RV.533」は2本のフルートが明るく楽しげに歌い、聴いていて思わず音楽に合わせて口笛を吹いてしまいます。第1楽章での2本のフルートのかけあいはとても美しく、まるで鳥が喉自慢をして妙技を競い合っているように感じます。また第3楽章では美しい旋律を2本のフルートが同時に歌っていてとても楽しい楽想となっています。

 「田舎風、RV.151」は舞曲風のリズムを持った楽しい協奏曲です。「田舎風」という標題も地方色豊かな曲調から名づけられたそうです。
 
 「2つのヴァイオリン、2つのチェロのための協奏曲、RV.564」は私がヴィヴァルディの協奏曲の中でも特に好きな曲の一つです。マッキントッシュとハジェットが奏でるヴァイオリンの明るくて爽やかな楽想とビルスマとプリースが奏でるチェロの渋い音色とのかけあいが素晴らしい第1楽章、ヴァイオリン主体で穏やかたっぷりと美しく歌う第2楽章ラルゴ、そしてお気に入りの、爽やかでノリが良い上にヴァイオリンのソロとチェロのソロが活躍する第3楽章、とても素晴らしい演奏です。

 ホグウッドの演奏は「爽やかで活き活きとしている。」と表現されがちですがこの盤では大胆で迫力な表現も目立ち、ただ爽やかなだけでないことを実感させてくれます。 

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 私はビオンディのヴィヴァルディを好んで聴いています。今日の聴いているCDはビオンディ/エウローパ・ガランテ「ヴィヴァルディ:協奏曲集」(OPUS111輸入盤)です。

 このCDには「ヴァイオリン協奏曲ホ短調RV.281」「弦楽のための協奏曲ホ短調RV.133」「チェロ協奏曲ニ短調RV.407」「ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ニ短調RV.541」「ヴァイオリン協奏曲ヘ長調RV.286」「2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調RV.511」「2つのチェロのための協奏曲ニ短調RV.531」が収録されています。

 私が好んで聴いている曲の一つが「ヴァイオリンとオルガンのための協奏曲ニ短調」です。ヴァイオリンの滑らかな歌とオルガンの輝くような音色の掛け合いが面白いです。またヴァイオリン、オルガンそれぞれに独奏の部分があって私は特にオルガンの部分をつい集中して聴いてしまいます。第二楽章はオルガンの通奏低音の上をたっぷりとソロ・ヴァイオリンが哀愁の漂う旋律を歌っていきます。

 それから私が好んで聴くのが「2つのチェロのための協奏曲ニ短調」です。2つのチェロが唸りをあげて嵐のように駆け抜けていく迫力のある曲です。特に両端楽章でのチェロの迫力は凄まじいものがあります。

 またRV.511の「2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ長調」も爽やかで明るい陽性な音楽です。

 それにしてもビオンディの演奏はスピード感とダイナミックさがあってヴィヴァディの演奏に良くあっていると思います。

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 音楽史上はじめて出版されたフルート協奏曲がこのヴィヴァルディ「6つのフルート協奏曲 作品10」です。もっとも、リコーダー用の異稿があることからフルートの流行に便乗した出版社の要請によって既作品を改作したことが窺われます。

 さて、私が持っているCDはスティーヴン・プレストン(フルート)/ホグウッド・エンシェント室内管「6つのフルート協奏曲、Op.10」(オワゾリール西独プレス国内解説付き)です。

 標題付きの、協奏曲第1番ヘ長調「海の嵐」RV.433、協奏曲第2番ト短調「夜」RV.439、協奏曲第3番ニ長調「ごしきひわ」RV.428の中で私は明るくて躍動感のある「海の嵐」も好きですが、なんといっても「ごしきひわ」が大のお気に入りです。全体的にごしきひわの鳴き声を真似た旋律が散りばめられた美しい協奏曲です。特に第二楽章ラルゴはごしきひわが美しい歌をゆっくりたっぷりと歌う、聴いていてうっとりとしてしまうほど素晴らしいです。

 それから標題のついていない協奏曲第4番ト長調 RV435も明るくて楽しい曲で、特に第三楽章アレグロの美しさが特筆に価します。そして穏やかな印象の協奏曲第5番ヘ長調 RV.434の第二楽章ラルゴ・エ・カンタービレの冒頭のメロディとモーツァルトのピアノ協奏曲第23番の第二楽章の冒頭のメロディが似ていると思うのは私だけでしょうか…?最後は多彩な表情を見せる協奏曲第6番ト長調、RV.437で締めくくられます。少し暗くてしっとりとした第2楽章と明るくてメリハリのある第3楽章のコントラストが印象的です。

 私はどちらかというとヴィヴァルディの場合、ヴァイオリン協奏曲よりもこのフルート協奏曲など木管楽器が活躍する作品を好んで聴いています。

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 ミケランジェロ・ロッシ(1602〜1656)はヴァイオリンの名人として名を轟かせながら鍵盤音楽でしかその世界を味わえないちょっと可哀想な音楽家です。でもフレスコバルディの弟子であったそうですので鍵盤の分野でも超一流の音楽家であったといえます。

 私がもっているCDは、フランチェスコ・チェラ演奏「ミケランジェロ・ロッシ:トッカータとコルレンテ」(TACTUS輸入盤)とセルジョ・ヴァルトロ演奏「ロッシ:トッカータとクーラント(全集)」(NAXOS輸入盤)の2枚です。

 ミケランジェロ・ロッシのトッカータは、フレスコバルディのものと比べると力強さや厳しさは感じませんがロッシ独特の妖艶さとメロディアスさと備えた、ロッシのフレスコバルディとは全く違った世界観といった印象です。特に第7番の半音階的な上下向がかなり怪しい感じです。その他にも全体的にフレスコバルディのものと比べるとより対位法的で良く練ってあるところがさらに怪しい雰囲気をかもし出していると思います。

 コルレンテは、フレスコバルディの素朴なイメージの作風と比べるとより垢抜けた、美しい旋律の作風となっています。

 フランチェスコ・チェラ盤は颯爽としていながらも緩急自在で時にはじっくり演奏するところが好ましく印象的です。曲の構成もトッカータの間にコルレンテばかりかパルティータも1曲配置されていてロッシの世界を楽しむには良い一枚かもしれません。

 ヴァルトロ盤はそのじっくっりと重ためな演奏が作品のメロディアスさをより引き立たてています。トッカータとコルレンテは別々に収録されていて濃厚なトッカータを味わったあとコルレンテが爽快に吹き抜けていきます。

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