きゆうの雅な古楽の庭園

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イタリアの音楽

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 またマルチェッロですが今度はベネディットの兄のアレッサンドロ・マルチェッロです。彼のオーボエ協奏曲ニ短調は「バロック音楽ベスト」みたいなCDによく収録されているので有名かと思います。今回のCDはホグウッド/エンシェント室内管「マルチェッロ・オーボエ協奏曲、ヴィヴァルディ・ラ・フォリア」(オワゾリール西独盤)です。
 私はオーボエの音色も大好きなので、こんな美しい協奏曲はたまりません!オーボエ奏者のクレア・シャンクスも美しくオーボエを歌わせていて名録音だと思います。
 
 次にヴィヴァルディの「ラ・フォリアRV.63」も好きな曲です。息の合ったサイモン・スタンデイジとキャサリン・マッキントッシュのヴァイオリンが変奏を繰り返してゆく中、ホグウッドも通奏低音のチェンバロをバリバリいわせて見事に対比を作り出して行く名演奏です。ちなみにイル・ジャルディーノ・アルモニコの演奏(テルデック)は音の強弱もテンポの緩急ももっと大胆でかなり刺激的です。
 
 それからこのホグウッド盤には通常ピッコロ協奏曲と呼称される「フラウティーノのための協奏曲 ハ長調RV.443」も収録されています。小型のリコーダーであるフラウティーノが技巧的に大活躍する明るい曲でこれも気に入っています。

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 ベネディット・マルチェッロ(1686〜1739)は政治家、協奏曲や声楽曲の作曲家というイメージでしたが、珍しくチェンバロ・ソナタを見つけたので聴いてみました。

 CDはハンス=ルートヴィヒ・ヒルシュ「マルチェッロ 4つのチェンバロ・ソナタとバッハ・ソロチェンバロ協奏曲ハ短調 BWV981」(Jecklin Edition)。マルチェッロのソナタは3〜4楽章形式で緩急急と最初だけ遅いテンポで後は速いテンポの楽章が続きます。作風は個性的であまり誰のものとも似ていません。いかにもイタリアの歌うアレグロ的な楽章の旋律がとても美しい作品です。
 バッハのBWV.981はマルチェッロの協奏曲Op.1の第1番をバッハがチェンバロ用に編曲したものです。原曲を聴いたことはありませんが少しメランコリックで美しい歌をヴァイオリンが奏でていたことが窺い知れるなかなか聴かせる曲です。

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 ベルナルド・パスクィーニ(1637〜1710)はフレスコバルディの後の世代のオルガニスト、教会音楽家として活躍したイタリア鍵盤音楽史上重要な音楽家で、ドメニコ・スカルラッティやゲオルグ・ムファットなどの弟子を輩出しています。
 作曲した作品もフレスコバルディを受け継ぐトッカータ、リチェルカーレなどからソナタや組曲、変奏曲など実に多様な形式の曲を作っています。特に私の好きな変奏曲が多く、お気に入りの音楽家の一人です。
 
 上の写真のCDはロレンツォ・ギエルミ「オルガンとチェンバロのための作品集」(NUOVA)。オルガンで「ソナタ」「フォリアによるパルティータ」「リチェルカーレ」など、チェンバロで「かっこうの鳴き声トッカータ」「組曲」「パッサカリア」などを演奏したものでパスクィーニの色々な形式の作品が楽しめるお気に入りの一枚です。
 
 次に下の写真のCDがアッティリオ・クレモネーシ&アレッサンドロ・ド・マルキ「2台のチェンバロのためのソナタ集」(SYMPHONIA)。この曲は低音部分だけが記譜され高音部分、つまり右手は全て即興で演奏されるという非常に珍しい作品です。これも単一楽章のソナタですが二人のチェンバロ奏者の息の合った2台のチェンバロの掛け合い、競い合いが華やかでなかなか楽しくて美しい曲ばかりです。ギエルミのCDよりもこちらの方を良く聴いているような気がします。それにしてもパスクィーニの曲を聴いていると昨日紹介したアレッサンドロ・スカルラッティのチェンバロ作品よりも随分先駆的な作品が多く驚かされます。

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 アレッサンドロ・スカルラッティ(1660〜1725)といえばドメニコ・スカルラッティの父親でオペラやカンタータの大作曲家(こちらの分野はまだ未聴です。)ですがチェンバロ作品も遺していたんですね。
リナルド・アレッサンドリーニ盤(ARCANA盤)しか聴いたことありませんが凄いです!
 
 第1曲目に収録されている「チェンバロ・ドッターヴァ・ステタのためのトッカータ ニ短調」は早弾きのアレッサンドリーニでも収録時間が19分28秒!!8分位走狗と和音の連続による急緩急緩のトッカータが延々続いたかと思うと舞曲風の曲が登場し、また緩急のトッカータ、そしてフォリアによる変奏曲が最後を飾ります。ソレルの「ファンダンゴ」にも匹敵するするほどの壮大なチェンバロ作品です。

 他に収録されているトッカータは、トッカータの後にフーガが続くもので、作風はだいぶ違いますがバッハの「プレリュードとフーガ」の先駆けのような感じです。10曲目の「オルガンとチェンバロのためのトッカータ イ長調」(もちろんチェンバロでの演奏です。)もとても規模の大きいトッカータとフーガで聴き応え充分です。

 アレッサンドロ・スカルラッティのトッカータを聴いてから、それまで取っ付きにくかったフレスコバルディのトッカータが普通に聴けるようになりました。時代を少しずつ遡ったり、下ったりしながら聴くということも大切だなとも思わされた1枚です。 

最近はまっています!

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 最近ビオンディやカルミニョーラ&マルコンのヴィヴァルディにはまっています。特に好きなジャンルは、「コンチェルティ・コン・モルティ・ストロメンティ=多楽器のための協奏曲」。色々な楽器の多彩な音色が楽しめるにぎやかで楽しい協奏曲です。1番目の写真の「ビオンディ/エウローパ・ガランテ ヴィヴァルディ マンドリンのための協奏曲集」(ヴァージン)に収録されている、「2つのヴァイオリン、2つのリコーダー、2つのマンドリン、2つのシャリュモー、2つのテオルボ、チェロのための協奏曲ハ長調RV.558」と「3つのヴァイオリン、オーボエ、2つのリコーダー、2つのヴィオラ、シャリュモー、2つのチェロ、2つのチェンバロとトロンバマリーナとして2つのヴァイオリンのための協奏曲ハ長調RV.555」が気に入っています。ビオンディの演奏はダイナミックでとても好きです。特にRV.555はチェンバロのソロもあり楽しい曲です。ちなみに有名な「マンドリンのための協奏曲ハ長調RV.425」も収録されていますが、これもビオンディの演奏が一番気に入っています。
 はじめはヴィヴァルディの得意なヴァイオリン協奏曲はあまり好みでなかったのですが、写真の2枚目と3枚目のカルミニョーラ(ヴァイオリン)&マルコン指揮 ヴェニス・バロック・オーケストラの「ヴィヴァルディ後期協奏曲集」(2枚目がソニー・クラシカル、3枚目がアルヒーフです。共に同じタイトルです。)を聴いてから一気に気に入りました。ヴィヴァルディ晩年の未出版の協奏曲の演奏なのですが曲が美しい上、演奏も激しかったり、しっとりと聴かせたり表現に富んでいます。特にカルミニョーラのヴァイオリンの歌わせ方は素晴らしいです。

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