きゆうの雅な古楽の庭園

他のことに熱中してて、休止状態です。

古典派音楽

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一応古典派までが守備範囲なので設けました。でもバロックがメインなのであまり記事は増えないかと思います。
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 今年はヨーゼフ・ハイドン(1732〜1809)の没後200週年でもあるということから今回は、ホグウッド「ハイドン:交響曲 驚愕 軍隊 ロンドン」(オワゾリール)を採り上げたいと思います。ちなみに当ブログではハイドン初登場となります。

 交響曲 第94番 ト長調「驚愕」は、堂々とした第1楽章アダージョ-ヴェヴァーチェ・アッサイに続く第2楽章アンダンテで、有名な親しみ易い旋律が鳴りだしてから突然大音量でティンパニやトランペットが鳴り響き、当時の聴衆を驚かせたことが由来となって「驚愕」という愛称が付いたそうです。私はこのホグウッド盤しか聴いたことがないのですが他に聴いた方のレヴューなどを読むとホグウッドの演奏は「愛称」の由来となった部分の表現の思い切りの良さが特徴だそうです。ちなみにうちの母と一緒に聴いていたら大音量の部分で母が声を上げて驚いたというしょうもないエピソードもあります。うちの母はハイドンとホグウッドの両方にしてやられたわけです。続いて優雅な第3楽章メヌエット&トリオ、華やかな第4楽章フィナーレで曲が閉じられます。

 交響曲 第100番 ト長調「軍隊」は、第1楽章アダージョ-アレグロでフルートとオーボエで奏でられる主題がとても美しく、第2楽章アレグレットでは穏やかで優美な旋律ではじまりますが途中で短調に転調されそこでトライアングル、大太鼓、シンバルなどのトルコの軍楽隊を想起させる楽器が鳴り響くことから「軍隊」という愛称が付いたそうです。曲の後半では軍隊風のトランペットが鳴り響き、打楽器が荒れ狂い驚かされます。第3楽章メヌエット&トリオは前の楽章と対照的でとても優雅な曲です。第4楽章フィナーレは爽やかな楽想ながら曲の最後で大太鼓やトライアングルが現れ賑やかに終わります。

 交響曲 第104番 ニ長調「ロンドン」はハイドンが最後に作曲した交響曲で、ロンドンで作曲、初演、出版されたことから「ロンドン」という愛称がついたそうですが前の2曲も同じ条件を持っています。おそらく内容の深い傑作であることから「ロンドン」という愛称がついたのであろうということです。第1楽章アダージョ-アレグロは格調高くとても格好の良い音楽です。第2楽章アンダンテはとてもゆたりとして穏やかな部分に堂々とした部分が挟まれ気品のある表現豊かな音楽となっています。第3楽章メヌエット&トリオは華やかな優雅さを湛えた曲となっています。第4楽章フィナーレは終曲にふさわしく力強い壮麗さをもって締めくくられます。全体的に洗練された格好の良い交響曲だと思います。

 ホグウッドは「軍隊」でわざわざイスタンブールで作られたシンバルを使用しているとのことで、とことんオーセンティック性を追求する姿勢には頭が下がります。

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 さて次のヘンデルは何にしようかとCD棚を眺めていてふと目に止まったのがこの、クイケン四重奏団「モーツァルト:ハイドン・セットVol.1」(DENON国内盤)です。久しぶりに聴いてみてとても良かったのとヘンデルばかりでは続かないので今回はモーツァルトです。

 このCDに収録されている曲目は以下の通りです。

 弦楽四重奏曲(第17番)変ロ長調 K.458 「狩り」

 1.アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ
 2.メヌエット(モデラート)
 3.アダージョ 
 4.アレグロ・アッサイ

 弦楽四重奏曲(第14番)ト長調 K.387

 1.アレグロ・ヴィヴァーチェ・アッサイ
 2.メヌエット(アレグロ)
 3.アンダンテ・カンタービレ
 4.モルト・アレグロ

 有名な作品なのであまり細かく解説しませんが、第17番の第1楽章の明るい主題や第4楽章の優雅さ、第14番のそよ風のように爽やかな第1楽章、第3楽章の伸びやかな美しさなど、弦楽4部というシンプルな編成ながらモーツァルトらしい優しさに包まれた音楽です。

 久しぶりにモーツァルトを聴いてみてなんとなく癒されたような気がします。

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 今日も古典派音楽です。私がモーツァルトの協奏曲の中で特に気に入っているものの一つが「フルートとハープのための協奏曲 ハ長調」です。持っているCDはホグウッド/エンシェント室内管「モーツァルト:フルートとハープのための協奏曲」(オワゾリール国内盤)です。

 全体的に優しく可愛らしい印象で、聴いていて落ち着きます。それにしてもリーザ・ベズノシウクのフルートとフランシス・ケリーのハープのかけあいの見事なこと。第1楽章も十分に素晴らしいかけあいを聴かせてくれますが、第2楽章の優雅で気品のあるフルートとハープの対話も美しいです。それから私が気に入っているのが第3楽章です。可愛らしく元気な旋律のかけあいがとても優美です。

 このCDには「ファゴット協奏曲 変ロ長調」、「フルート協奏曲 第1番 ト長調」も収録されています。

 「ファゴット協奏曲」は温か味のあるとぼけた感じの音が特徴のファゴットが存分に活躍します。第1楽章のアレグロではファゴットのしっかりとした明るい活躍ぶりに耳を奪われます。第2楽章のアンダンテ・マ・アダージョでは息の長い伸びやかな歌を聴かせてくれます。第3楽章のロンドではファゴットが色々な表情を見せながらフィナーレとなります。

 「フルート協奏曲」はアマチュアのフルート奏者の注文で作曲されたのですが完成した作品は手加減抜きのフルートが難しい作品になってしまったこのことです。その通りすでに第1楽章からフルートは小刻みに運動を繰り返し大活躍するのです。それにしても美しいフルート協奏曲です。フルートの美しさが存分に活かされています。第2楽章のアダージョ・ノン・トロッポではフルートはゆったりと美しい歌を奏でます。第3楽章のロンドではフルート優雅に華々しく活躍します。

 新しいヘッドフォンのおかげでこのCDも新鮮な印象で聴くことができました。

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 今日は珍しく古典派の音楽を聴いていました。そんな中耳にとまったのがビルスマ/コンチェルト・アムステルダム「ボッケリーニ:チェロ協奏曲」(テルデック輸入盤国内解説付き)です。

 このCDにはチェロ協奏曲第8番 ハ長調、第6番 ニ長調、第4番 ハ長調、第7番 ト長調が収録されています。これらは全て急緩急の3楽章形式となっています。

 ボッケリーニのチェロ協奏曲はいかにも古典派的な優美なリトルネッロに、落ち着いた響きが甘美なチェロのソロが絡みあってとても美しい印象を受けます。特にボッケリーニはメロディアスな作風で知られ、その優美さはモーツァルトにも負けていないと思います。

 ビルスマのチェロはたっぷりとボッケリーニの美しさを歌い上げています。独奏の部分もバロック音楽と違い仰々しくなく優雅で、輝かしいヴァイオリンの音色とはまた違った、落ち着いた雰囲気の素晴らしい演奏です。

 

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 8月6日、と今日9日はそれぞれ広島、長崎に原爆が投下された日です。私は6日も今日も哀悼の意を込めてモーツァルトのレクイエムをかけています。かけているCDはお気に入りのホグウッド盤「モーツァルト:レクイエム(モーンダー版)」(オワゾリール)です。

 モーンダー版の大きな特徴はジュスマイヤーの加筆した部分をばっさり切り捨てモーツァルトの作曲した未完成の部分を丹念に再現しているところです。ですからほとんどジュスマイヤーが作曲したサンクトゥス、オサンナ、ベネディクスは切り落とされています。他のジュスマイヤー版やバイヤー版と比べると随分すっきりした印象です。

 演奏はとても清涼かつ劇的でエマ・カークビー達の独唱陣も素晴らしくお気に入りのモツレクです。斬新なモーンダーとホグウッドの組み合わせが見事に成功した録音だと思います。

 特に私は「怒りの日」が好きなのですがこのホグウッドの演奏はとてもダイナミックで鳥肌ものです。それに続く「ラッパは高らかに響きわたる」は安らいだ雰囲気で独唱陣が美しく活躍します。美しい「ラクリモサ」に続く復元された「アーメン」フーガは一聴に値する美しいフーガです。

 演奏時間も全体で40分強と冗長に過ぎず聴き易いモツレクだと思います。

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