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一夫一婦制の正当性

一夫一婦制に強硬に反対する(^^;)奇才の友人が、一夫一婦制は正当性はないというので、ちょっとした議論になった。
彼によれば、誰でも複数の配偶者を持てるような自由があるはずであり、それが自然で生理的にも妥当だという。


彼の主張は、一夫多妻制の主張ではない(女性も複数の男性と結婚することを認める)。
だから、良く言われる一夫一婦制の根拠である「男女平等の理念」は、一夫一婦制の正当性の根拠にならない。

また、他にもいろいろと一夫一婦制の根拠は考えられる。
私が他に聞いたことがあるのは、「個人の尊重」などである。

しかし、個人の尊重の理念は、「人間の尊厳」の理念と異なり、絶対不可侵の観念ではないと考えられている。

しかも、彼の主張は、一夫多妻ないし一妻多夫の制度を強制するものではなく、その「容認」に過ぎない。
よって、個人の尊重の理念から、直ちにその「容認」すら認めないことは無理では、と直感的に思った。


以上のようなことを思い、彼の主張には一理あると考え込んでしまった。
(それとも、私が何か勘違いしているのだろうか?)

私も、自然法(*)によって一夫一婦制は認められている、などと反論はしてみた。
が、その自然法が何に由来するかということについては、信仰に触れざるを得ないので、そこで議論は終わった。

*私たちが勉強している憲法で出てくる「自然権」とは別物です(^^;)


いずれにせよ、良く言われるように「平等」や「個人の尊重」などという観念で、一夫一婦制を強制することはできないだろう。

このように、他者への加害はないのに義務が課せられているような場合、その最終的かつ究極的な根拠は、神によってしか見いだすことはできない(合理化できない)ように思われる。

「人間の尊厳」は絶対だといわれるが、それはなぜか。人間理性によってどのようにしてその絶対性は根拠づけられるのだろうか?

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