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今日は、本屋で買い忘れていた本を買いました。ガルシア=マルケスの「コレラの時代の愛」と
「わが悲しき娼婦たちの思い出」。ガルシア=マルケスのファンとしては気づいたのが遅すぎます。
最近ガルシア=マルケスというと 表参道のセレクトショップになってしまいますが・・・。
ちょっとこの店の名前、ファンとしては許せないのは僕だけでしょうか?
2007年4月2日 すみだトリフォニーホール
リッカルド・ムーティ 指揮 東京オペラの森管弦楽団 合唱団
ヴェルディ 聖歌四篇 より スターバト・マーテル テ・デウム
ロッシーニ スターバト・マーテル
ソプラノ エヴァ・メイ メゾ・ソプラノ ダニエラ・バルチェローナ
テノール ドミトリー・コルチャック バス・バリトン イルデブランド・ダルカンジェロ
私にとって久しぶりのムーティですね。昔はよくムーティを聴いていたので懐かしい気がしました。
まあ、相性があわない曲もありましたが、以前ロンドンでケルビーニのミサ曲を振ったときは
とても良かったので、今回もこの手の声楽物は期待してしまいます。
まず、ヴェルディの聖歌四篇からスターバト・マーテル。最初に驚いたのは、合唱団の上手さ。
今回は、東京オペラシンガーズが主体なので上手いのは想像ついていたのですが、かなり上手いと
言っても過言ではありません。これは合唱指揮者のロベルト・ガッビアーニの手練なのでしょう。
これだけでも聴きに行く価値があると思いました。オケもタンホイザーの時と違って雑な感じが
後退しています。指揮者が代わるとやはり音の好みも変わります。私は、この曲をガーディナー盤で
聴きこんでいったので、かなりムーティとの解釈が違います。ガーディナーはあくまでも宗教曲として
アプローチしていますが、ムーティは宗教性を排除しているわけではありませんが、劇的に解釈して
オペラの延長線上として捉えている気がします。好みの問題はありますが、これはムーティはこう
するだろうと思い行ったので私は気になりませんでした。むしろこれを期待していった結果です。
後半のロッシーニの解釈もオペラのようです。今回、テノールのジュゼッペ・フィリアノーティが
病気のため、ロシア人のドミトリー・コルチャックに変更。この辺がどうなるかと思い聴いていました。
今回は私は、主にチョン・ミョンフン盤とジュリーニ盤で聴きこんでいきました。両盤と比べても
ムーティの解釈はよりオペラ的で、なおかつ、ロッシーニ好きから言わせると、ここまですると
ヴェルディじゃないか・・・と声が聞こえてきそうな解釈でしたね。でも、私は想像します。
そんな批判をムーティに聞いても「これがイタリアです。」と一言で終わりそうなくらい自信を持って
言われそうな気がしますね。導入唱の合唱は、やはり素晴らしかったです。東京オペラシンガーズは
上手いなあ。テノールのアリアを聴いたとき、う〜ん、ちょっとかなあと感じながら、ソプラノと
メゾの二重唱になって、エヴァ・メイを聴いたとき、コルチャックとの格の違いをまざまざ感じました。
しかし、それを上回るくらい素晴らしい歌唱をしたのがバルチェローナ。この二重唱は圧倒的に
素晴らしかったですね。思わず、誰か拍手するんじゃないかと気が気でなりませんでした。バスの
ダルカンジェロも悪くなかったです。四重唱になって、コルチャックも乗せられてきたのか調子も
上ってきた感じでしたね。今回代役がなければムーティの考え通りの演奏が出来たのかもしれませんね。
終曲のアーメンの合唱は良かったですね。
今回、聴いての総括ですが、ムーティは常に劇性を好む指揮者であって、同じイタリア人のアバドの
ようなコスモポリタン的ではなく、有名になってもイタリアの個性が勝負な指揮者だと感じます。
だから、演目によっては好悪が分かれるときはもちろんありますが、はまった時の素晴らしさは
スカラ座時代から変わらないなあと感じます。今回は良いコンサートでした。
私的に失敗したのが、もう少し奮発して良い席でも良かったかなあと少し後悔してしまいました。
エヴァ・メイとバルチェローナがとても良かったんですよ。それだけ。でも、一番凄かったのは
東京オペラシンガーズだったかもしれません。ロッシーニのスターバト・マーテル良かったら
聴いてみてください。聴けば聴くほど良さがでる曲ですので是非どうぞ!
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ムーティ、昔はイケメン指揮者っぽいイメージしかなかったんですけど(ごめんなさい)機会があれば彼の振るオペラを観てみたいです♪合唱・オケ・ソリスト・指揮者が全てかみ合う演奏会はなかなか希少ですねぇ。
2007/4/3(火) 午後 11:28 [ さとこ♪ ]
さとこさま おそらく敬虔な気分で宗教曲を聴きたい人からみたら、気に入らないでしょうけど、ドラマティックな解釈でもOKな人からは好意的だったと思います。合唱はイタリア人指揮者のスペシャリストがかなり上手な人だったと思います。相変わらずイケメンでしたよ。でも、こういう曲だからムーティが良いのであって間違ってもブルックナーとかはいけません。私は聴いたことがありますので・・・。かなり異質なブルックナーでしたよ。
2007/4/3(火) 午後 11:37
この間、思ったんですけど、その指揮者に合う演目にいくこともいい演奏を聴くための条件ですよね!イタリアものの時に行きたいと思います!ブルックナーは迷演と覚えておきます(笑)
2007/4/3(火) 午後 11:48 [ さとこ♪ ]
さとこさま その通りだと確信してます。良い演奏の条件はその指揮者や演奏家と作曲家との相性が名演を生む可能性を秘めていると思います。以前ブレンデルが自分はショパン弾きではないと発言してましたが、やっぱり演奏家が作曲家に共感得てからこそ良い演奏になるのではと思います。
2007/4/4(水) 午前 0:32
後悔!後悔!後悔です!聴きに行かれなかったんです。ソリストも素晴らしいですし、合唱も日本で普通にソリストとして活躍している人が沢山乗っていたそうですね。来年もムーティ登場してくれないでしょうか?3年連続はさすがにないですかねぇ…。
2007/4/8(日) 午後 11:11 [ mar*in*bba*o ]
マルティンアバドさま おそらくマルティンアバドさまの好みを想像すると行ったほうが良かったと思われます。ムーティはまだどこにも要職についていないので、もしかしたら3年連続はありえるかもしれないですよ。
2007/4/9(月) 午前 5:21
あ〜(泣)、けいけい様にそう言われてしまうと益々大後悔です(笑)。NHKでテレビ放送などあればけいけい様が堪能されたせめて1%にでもありつけるんでしょうけれど、まさかないでしょうね…。来年の再登板に大いに期待です!
2007/4/11(水) 午後 8:13 [ mar*in*bba*o ]
マルティンアバドさま 新聞評はあまり良い評価ではありませんでしたが、歌が好きな人には良かった公演だったと思います。これは、他の人から聞いた話ですが、ムーティと共演したくてN響の演奏者がオーケストラ公演には多かったようです。でも、確かテレビカメラが入っていたのでNHKでやる感じがしますよ。
2007/4/11(水) 午後 10:25
そうなんですか!NHKが!それはせめてもの救いです(笑)。/N響の奏者が多かった…でもこの楽団て、イッタイどういう基準で奏者を選抜してるんでしょうか(笑)。
2007/4/12(木) 午前 7:44 [ mar*in*bba*o ]
マルティンアバドさま 選考基準はわかりません。出たいといえば出れるんでしょうかね?(笑)思い出しているのですが、確かTVカメラは入っていたと思います。(笑)
2007/4/12(木) 午後 11:12
メンバーのバランスは考えないとと思いますね。/ではでは、「ぶらあぼ」の放送予定に載るのを楽しみに待とうと思います(笑)。
2007/4/13(金) 午前 7:38 [ mar*in*bba*o ]
マルティンアバドさま 突然ですが、予定変更みたいで4月14日深夜にNHK−HIで昨年のオペラの森のオテロをやるので、多分NHKでやりますよ。ムーティの許可がでればですけどね(笑)4月の番組改編で随分とクラシック番組の内容が、ぶらあぼと変更ありますね。
2007/4/14(土) 午前 7:42
そうなんですか!では可能性ありますね!楽しみです。情報ありがとうございます!/そういえばNHKは改編で芸術劇場が金曜日になってしまいましたね。これでは録画しないと見れないです…。
2007/4/15(日) 午前 9:29 [ mar*in*bba*o ]
マルティンアバドさま 私は、録画したDVDがもう見れないくらいたまってしまいました。やっぱりDVDはCDと違い見るのに構えてしまいます。だから、気軽にながらで見れません。でも、録画してしまうんですよねぇ(笑)
2007/4/16(月) 午前 11:54