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基礎的財政収支黒字化計画は先送りの歴史だ。
骨太方針を閣議決定した。この中で私が注目しているのは基礎的財政収支黒字化が2025年に先送りされたことだ。基礎的財政収支黒字化計画は、先送りの歴史であり、今回もさらに先送りされる可能性が大きいからだ。日本の基礎的財政収支黒字化は永久に行われることはなく、このまま安倍政権が続けば、日本は経済的破綻をきたすことがほぼ確実である。
ここらで先延ばしの連鎖を打ち切らないと日本沈没である。だが、誰が悪いわけではない。政権に鉄槌を下せない国民の責任なのである。
9月の自民総裁選で安倍さんが選ばれれば、自民に期待することもできず、弱小集団の野党連合では望みは全くない。日本はにっちもさっちもいかない状況に追い込まれているのである。
この窮状を打破すのに、政治家に期待することができないとなれば、世論が力を発揮すべき時である。
日常では世論調査で意思を明確にすることであり、選挙では鉄槌を下すことである。世論は愚かでこの鉄槌が下せないのである。首相が信頼できないと答える世論が半分以上になるのに、それでも首相は安倍さんがいいという世論を愚民と言わずなんと言おうか。
消費税増税もまた先送りされる可能性も大であると私は見ている。骨太方針はあくまで方針であり、政権には最初から実行する意欲も力もないのである。例によって国民向けに打ち上げられたアドバルーンに過ぎない。
カジノ法案が成立する。公明党はカジノ法案に賛成すべきではないと以前書いたのだが、石井担当大臣が公明党であり、率先して賛成してしまうことになった。
ギャンブル依存症が増えることは確実で、家庭破壊、人間破壊が十分予測されるカジノ法案に家庭の円満、人間の幸せを願う公明党が賛成したのは残念でならない。
公明党の存在意義が問われる政治課題が今後とも多いが、最初は自民と違う案を出すものの結局は自民党案に飲み込まれてしまうのが公明党。自民党並みに国民へのアドバルーンの上げ方はうまくなったものだ。
2018年6月16日記 中島 清
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