安保法制・私はこう考える:拉致問題、政治に利用か 元拉致被害者家族連絡会副代表・蓮池透さん(60)毎日新聞 2015年06月21日 東京朝刊
安倍政権の解釈改憲に代表されるあまりにも強引な手法を見ていると、安保法制を進めるために拉致問題を政治的に利用したのではないか、との思いが日に日に増している。
拉致問題は容易に国民一人一人に危機感を呼び起こすことができる。今も拉致問題は全く進展がないが、昨年5月に北朝鮮が再調査を約束しただけで大きなニュースとなり、結果的に安倍晋三首相の評価を高めた。
今回の安保法制は、北朝鮮を含めた北東アジア諸国の対日政策に大きな影響を与えるはずだ。首相は「最重要課題」に拉致問題を掲げてきたが、安保法制が拉致問題に与える影響は十分検討されたのだろうか。
安倍政権はすでに、拉致を含む日朝間の諸問題について北朝鮮と交渉を始め、見返りとして独自制裁の一部解除に踏み切った。対話を進める一方で北朝鮮の脅威をあおり、安保法制を推し進めることは、そもそも矛盾ではないのか。
私が弟との再会まで要した時間は24年間だった。弟の帰国から、はや13年が経過しようとしている。いまだ帰国できない拉致被害者の家族は高齢化が進み、時間との闘いを強いられている。
今回の安保法制は中国が力を増し、米国の力が弱まる中で進められている。日本ははざまで難しい対応を迫られるケースが増えるはずで、戦後日本の大きな進路変更につながる可能性が高い。日本は北朝鮮のような独裁国家ではない。政権が必要と判断するなら、憲法9条改正を国民に問うべきで、解釈改憲は許されない。【聞き手・岸達也】=随時掲載
コメント:
いまさら何を言っているのかと思う。拉致問題の裏側にはつねに極右団体がついていたではないか。それを知らなかったとでも言うのだろうか。北朝鮮の非道を散々煽っておいて、戦争法案の成立にまで至った今になって「利用されていた」と寝返るとは、呆れてものが言えない。
1980年代から右傾化を煽ってきた漫画家も、最近腰が抜けたようである。漫画による扇動や洗脳が、ここに至るのではないかとまったく気付きもしなかったようなふりをして、安倍政権批判をしているようだけれども、過去の愚行の反省は微塵もないようで、見苦しくてならない。
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