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似非知識人の見分け方(3)

似非知識人についてはすでに二回書いた。

今回は似非知識人の有効な利用法を提案したい。



学界で注目を集めたいなら、優れた論文を書けばいい。
それができない場合、学界以外の場で注目を集めなければならない。

似非学者にとっては、ネット上で学界もどきの論壇をつくり、目立った発言を繰り返すのが効果的である。

目立った発言とは、
(1)通説に真っ向から反対する過激な主張
(2)著名人に対する批判
などが考えられる。

彼の発言に対して、多数の一般人や著名人が反応してくれれば好都合である。
なぜなら、大勢の人に彼の名が知られ、著名人と同列に並べるからである。
これこそ彼が狙っていることである。


似非学者にとっては、目立つことだけが目的だから、主張の一貫性など必要ない。ひたすら通説に反し、著名人の主張と逆のことを言うだけである。
学術論文ほどの正確性は求められないから、漠然とした主張をすればいい。



この種の似非学者は、いたずらに世論を混乱させるので、非常に有害である。

しかし使い道もある。

有能な学者は、似非学者の主張に反応することはない。なぜなら彼らは、本物か偽物かを一目で見抜くことができるからである。

他分野で活躍する真に実力のある人も引っかからない。なぜなら、そういう人は分からないことには関わりあおうとしないからである。
真実を追い求めるためには、分からないことを分からないと認めることがどれほど重要であるかを知っているからである。

そうなると似非学者の主張に反応するのは、やはり同類だと考えるべきだろう。
似非学者が主催する論壇に所属していたり、彼の主張にコメントを寄せたり反論したりする者は、やはり似非なのだと判別できる。


先日、どこぞの市長がこの罠にまんまとかかった。似非学者の主張を批判したのである。似非学者は嬉々として反論の記事を並べていた。これに釣られて多くの自称識者が意見を述べた。


これによって衆目が集まるから、似非学者の一般的な評価は上がるだろう。
しかし、これによって数多くの似非知識人を発見することもできるのである。


東電と個別契約の大企業 電気料金は家庭の30〜40%の指摘

 自らの身を切ろうともせず、「権利」とばかりに電気料金値上げを一方的に通告してきた東京電力。4月1日から契約電力50キロワット以上の企業を対象に、平均17%に及ぶ一斉値上げを発表したが、その企ては猛反対によってあえなく頓挫した。
 企業向け電気料金は1年契約で、契約期間中は旧料金を維持できることになっているが、東電が当初、顧客側にその仕組みを十分に説明していなかったことも反発を買った。
 3月31日で契約満了となる顧客約5万件のうち、値上げで合意に至ったのは約3300件と1割にも満たない。
 東電は苦肉の策として、「契約満了日が値上げを公表した今年1月17日〜3月30日なら来年の満了日」「満了日が4月1日〜来年1月16日なら同期間の満了日」まで、新料金への移行を延長することを発表して批判の沈静化に必死だ。
 しかし、これで顧客側と東電の力関係が逆転したわけではない。他から電気を買おうにも、PPS(特定規模電気事業者)の供給力は限界にあり、新規に電力を調達するのは難しい状況にある。
 東電が電力という企業活動の命綱を握っている構図に変わりはない。それゆえ一見低姿勢をとりつつも、「検針日翌日から50日間の支払い期限内に料金が支払われなければ電力供給を打ち切ることもある」と脅しも忘れない。
 解せないのは、電気料金値上げで最も大きな打撃を受けるはずの大企業が、東電の値上げについて批判せずダンマリを決めこんでいることだ。経団連のトップである米倉弘昌・会長に至っては、「今の段階では(値上げは)やむをえない」と容認の姿勢まで見せてしまっている。
「値上げで利益がすべて吹っ飛ぶ」
「東電管轄以外の地域の同業他社と戦えない」
 といった切実な悲鳴が聞こえてくるのは、中小企業からばかり。なぜか経団連に加盟するような大企業からは東電批判の声が上がってこないのである。
 そこには秘密がある。1990年から1995年まで段階的に進んだ電力自由化によって、大口事業者向けは「自由化部門」とされ、電気料金は電力会社と顧客企業との相対契約となった。一方、電力使用料の少ない小規模な企業や一般家庭は「規制部門」とされ、一律の電気料金が課せられている。
 問題は、東電と各企業との契約である。その内容はまったく公にされていないが、東電と“親密な関係”にある大手企業だけが優遇され、電気料金も格安になっているというのである。
 資源エネルギー庁によれば、2010年度の電気料金の全国平均単価(キロワット時あたり)は、家庭向けが20.37円、法人向けが13.65円となっている。
 しかし、どうやら個別事情は全く異なる。今回の料金値上げに反発し、山梨県内のスーパーマーケットやクリーニング店など25社と8消費者団体が、3月22日に「独占禁止法で禁じている優越的地位の濫用に当たる」として、公正取引委員会に申告した。その申告者に名を連ねる、県内スーパー9社でつくる『山梨流通研究会』の内藤学事務局長が指摘する。
「東電の電気料金体系は極めて不透明で、大企業ほど安くなっている。一部の大手はキロワット時あたり8円以下とも聞いている。だからこそ、経団連などに所属する大企業からは電気料金値上げに関する文句が一切出てこない」
 1キロワット時あたり8円という額が事実なら、大手企業は一般家庭の30〜40%程度の料金で電気を使用していることになる。
 衆議院議員の河野太郎氏がいう。
「私が調査しているところで、一番安い額で某製造業の7円(1キロワット時あたり)。こうした契約料金が表に出てこないのは、料金を開示しない条件を契約書に盛り込んでいるからです。今回の値上げに関して東電が各契約事業者に送った『値上げのお願い』にも、『第三者に開示するな』と一番下に書いてあった。開示すれば契約違反になるという。これでは値上げが妥当かどうかも判断できない」
※週刊ポスト2012年4月13日号

コメント:
経団連が醜い金の亡者の集まりにすぎないことは、消費税に関する以下の記事からも分かる。『きっこのブログ』から一部抜粋する。
「たとえば、トヨタの場合なら、2004年度の国内売り上げに対して、本来、納めるべき消費税が、332億円ある。だけど、輸出した車に対する「輸出戻し税」が2296億円も返ってくるから、差し引きで1964億円も濡れ手にアワでもらってるってワケだ。あたしたち庶民は、100円のものを買うんだって5%の消費税を払ってるって言うのに、ニポンを代表する大企業が、本来は332億円を納税しなきゃなんないのに、それをたったの1円も納税してないどころか、逆に、1964億円もの莫大な税金を返還されちゃってるのだ。」
『きっこのブログ』は独特の表現をするので、初めて読む方には眉をひそめる方もあるかもしれないが、読むに値する記事が豊富である。
福島第一原発の事故に対する情報操作

反原発の態度を表明した有名人に対する「圧力」が、どのように展開されていくのかを注視していきたい。その観察対象としてテレビ朝日の古館キャスターに関する報道をとりあげる。

前回、自称知識人が突如古館キャスターを批判する記事を掲載したことを紹介した。


今度は産經新聞の以下の記事である。

この種の情報操作は、「印象」操作の形をとる。圧力をかけたい対象に対する批判的な主張だけが随時掲載されると、読者の「印象」が次第に悪くなっていく。この傾向を利用して読者の判断力を歪めるのである。

もしこの見方が正しいならば、今後も古館キャスターを批判する記事が出こそすれ、彼を擁護する記事ほとんど掲載されないだろうと予想できる。

古館キャスターへの批判の口実は何でもいい。前回掲載した自称知識人は、ずいぶんと過去の古館キャスターの失策を取り上げていた。今後は、反原発とは関係ない人格攻撃に発展するのではないか。


「圧力なかった」 古舘キャスター発言でテレ朝社長

産経新聞 3月27日(火)18時54分配信
http://amd.c.yimg.jp/amd/20120327-00000594-san-000-10-thumb.jpg
拡大写真
古舘伊知郎キャスター(写真:産経新聞)
テレビ朝日の早河洋社長は27日の定例会見で、3月11日に放送された「報道ステーション」の特別番組で古舘伊知郎キャスター(57)が原発問題で同番組に圧力があったことをほのめかす発言をしたことに関し、「圧力はないし、考えられない」と述べ、否定した。

[フォト] 所長の響く怒号、死の危険に直面 「東電は終わりだ」作業員が証言

報道ステーションは昨年12月28日の特番で、東京電力福島第1原子力発電所が津波の前の地震ですでに一部損壊していた可能性を指摘。3月11日の特番の終盤、古舘氏は「今回このスペシャル番組でその追及をすることはできませんでした」「原子力村という村が存在します」と続けた。

そして、産業がない地域が積極的に原発を誘致したと指摘し、「その根本を徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私は日々の報道ステーションの中でそれを追及していきます。もし圧力がかかって番組を切られても、私はそれはそれで本望です」などと述べていた。

早河社長は古舘氏の発言について、「住民が生活の場を奪われたり、放射能の不安の中で厳しい生活を余儀なくされている苛酷な現場を取材した結果として、非常に気持ちが高揚して、ああいう表現になったのではないかと思います」とコメント。

その上で、「圧力がかかったことはありませんし、今の状況では考えられない。『今後も問題意識をもって原発報道に取り組む』という意思表示と受け止めております」と述べ、“原子力村”からの圧力を否定した。

記事に対するコメント:
テレビ朝日は、原発批判を強めていた元経産省の官僚古賀茂明氏を、情報番組「ワイド!スクランブル」のコメンテーターから降板させようとした。
これでは、テレビ朝日が圧力を受けていると疑われても仕方ないだろう。
にもかかわらず、上記の記事では「圧力がかかったことなどないし、今の状況では考えられない」と社長が発言したとされている。社長は「古館キャスターの勇み足だ」と言っているようにも思える。これでは、非は古館キャスターにあるという印象を与えるだろう。看板番組のキャスターなのだから、もっと積極的に擁護してもよさそうなものだが、こうも歯切れが悪いのはなぜか。
イギリスBBC放送が制作した福島原発事故のドキュメンタリー『メルトダウンの内部』がYOUTUBEにアップされている。


字幕がないので分かりにくいかもしれないが、菅直人元首相や東京電力福島第一原発の作業員のインタビューなどが収録されており、その部分は日本語で聞くことができる。

3月15日、東京電力の本社が福島第一原発から社員を退避させようとしたこと、当時の福島第一原発の吉田所長が、現場の作業員たちに対して「これから避難をはじめたいと思います。(…)ここまでやったんだからしょうがない。これ以上はもう手段も何もないから帰ってくれ」と言ったことなどが、現場で働いていた人自身によって語られている(37分頃から)。

東京電力の幹部は、決して全員を退避させようとしたのではなく、「一部プラントをしっかり守る人員を残して」退避を検討したと弁解している。

菅直人首相は、この東電からの退避要請を聞いた後、東電本社に乗り込み、TV回線を使って福島第一原発の作業員たちに、かなり強い口調で「がんばってくれと言った」と証言している。

これによっていわゆる「フクシマ50」と呼ばれる少数の作業員が現場に残って活動することになる。

つまり、BBCの説明によれば、東電本社の撤退要請に怒った菅直人首相が、東電本社に乗り込んで現場に残るように求めたために、フクシマ50体制ができたことになる。

しかし、現地を調査したアメリカの原子力規制委員会のChuck Casto氏は、「これではとても人数がたりないと思った」と証言している。

東電本社の撤退要請がそのまま通っていたら、いったい何人が残っていたのだろうか。


これほどの事故を起こしておきながら、東京電力には家宅捜索も入らないし、逮捕者も出ない。
日本国中に振りまいた放射性物質は、もはや東電の所有物ではないから、除染する義務もないそうである。本当に、信じられないほど人を食った話しであるが、裁判で認めれたというから、空いた口が塞がらない。


これは北朝鮮か中国の腐敗した高級官僚についての話しではないのか。

そういう判決を下した裁判官が本当にいるということが、この国の腐敗がどれほど進んでいるかを示している。

原子力村と自称知識人

1. テレビ朝日の『報道ステーション』で古館キャスターが原子力村を批判した。
さっそく古館キャスターへの攻撃が始まったようである。

北村隆司「問題多い「報道ステーション」― 古館さんは、そろそろお辞めになる時期では?」

最初はこのように自称識者による批判から始まるのだろう。
無論、テレビ朝日や古館キャスターを擁護する気はない。ただ原発推進者の動きを明らかにしたいだけである。


2. ドイツのテレビ局ZDFが、原子力村に関する30分番組をつくっている。字幕入りの動画である。


3. あれほどの事故を起こしていながら、誰一人責任を取らない異常事態の中で、原子力安全委員会のデタラメ委員長が、原発再稼働を容認する態度を示したようである。

大飯再稼働、審査「了承」=合否判定「目的とせず」―原発ストレステスト・安全委

 原発再稼働の可否を判断する前提条件とされるストレステスト(耐性評価)について、国の原子力安全委員会(班目春樹委員長)は23日午後、関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の1次評価結果を「妥当」とした経済産業省原子力安全・保安院の審査書を了承した。保安院と安全委による技術的審査はこれで終わり、東京電力福島第1原発事故後初の原発再稼働は、首相と経産相ら関係3閣僚の政治判断と地元の了承に委ねられる。
 首相と3閣僚の協議について、政府高官は「来週前半は難しい」としている。
 安全委は、ストレステストについて「何らかの基準に対する合否判定を目的とするものではない」とした上で、保安院が行った評価内容を確認した。「福島事故を踏まえた緊急安全対策などの一定の効果が示されたことは、一つの重要なステップと考える」と指摘。2次評価の速やかな実施と、安全性向上に向けた継続的努力を求めた。

記事についてのコメント:
デタラメ委員長は、事故直後に「水素爆発は起きない」と首相に明言して、事故の被害拡大を引き起こした張本人である。にもかかわらず、なんの責任も取らずになお安全委員会の委員長として原発の安全性について判断をくだすとは、厚顔無恥も極まれりと言うべきであろう。
このような愚劣な行為が平気で容認されるこの国の政治制度の驚くべき劣化には、あきれるばかりである。日本はこれほどの三流国であったかと思うと、情けないことこの上ない。
事故の検証もせず、解決策を講ずることもなく、誰一人責任を取らないまま原発を再稼働するとなると、日本は世界中から信頼されなくなるだろう。
この政治の退廃下では、下手をすると北朝鮮のロケットを本気で撃ち落とす愚行を犯すかもしれない。そのまま戦争に突入するのではないか。
こんな妄想が「突飛でありえないこと」だと思えないのが恐ろしい。

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