玉ホラ日記

トーホグド田舎50男のかなり偏った映画観賞日記

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原題 THE TEXAS CHAINSAW MASSACRE : THE BEGINNING
製作年度 2006年イメージ 1
製作国 アメリカ
製作会社 ニューライン・シネマ
    プラティナム・デューンズ
    ネクスト・エンターテインメント他
製作費 $1,600.000
日本公開 2006年11月11日
国内配給 角川ヘラルド映画
上映時間 96分

監督 ジョナサン・リーベスマン
脚本、原案 シェルドン・ターナー
原案 デヴィッド・J・スコウ
製作総指揮 ジェフリー・アラード
    トビー・エメリッヒ
    ロバート・J・カーン他
製作 マイケル・ベイ
    キム・ヘンケル
    トビー・フーパー他
撮影 ルーカス・エトリン
音楽 スティーヴ・ジャブロンスキー
編集 ジョナサン・シブノール
    ジム・メイ
美術 マルコ・ルベオ
配役 リサ・フィールズ
衣装 マリアン・セオ
特殊メイク KNBイフェクツイメージ 2
出演
ジョルダーナ・ブリュースター:クリッシー
テイラー・ハンドリー:ディーン
ディオラ・ベアード:ベイリー
マット・ボーマー:エリック
R・リー・アーメイ:ホイト保安官
アンドリュー・ブリニアスキー:レザーフェイス
テレンス・エヴァンズ:モンティ叔父さん

鑑賞 2019年3月9日
DVD 発売元(角川ヘラルド)字幕
★★★★☆

2003年の『テキサス・チェーンソー』が
なんだかんだ言われながら見事大ヒットを
収め、当然調子に乗って作られた第2弾。
当時は「ビギニングもの」が大ハヤリ。、
『スター・ウォーズ』のエピソードⅠがあり、
『バットマン・ビギンズ』に『エクソシスト・
ビギニング』、『ハンニバル・ライジング』と、
人気タイトルの「前日譚」が続々と作られた。
なんでかと言うと、続編として新しいお話を
考えるよりもその方が楽だからだ。
お馴染みのキャラ達がなんでこうなったか、
既に語られたお話に辻褄を合わせるだけで
客はふんふんなるほどねえと頷いてくれる。
こんなにウマい話はない。イメージ 3
よっしゃわしらもやったろかいと捻りだした
「エピソード0・レザーフェイス誕生秘話」
とはコレ如何に。

食肉工場に勤める名もない女が突然産気づき、
赤ん坊を産み落とした後に息絶える。
畸形児だった赤ん坊はゴミ箱に捨てられるが、
近所の気の触れた女に拾われる。
「おおよしよし、可哀そうに…」
その女こそが後に「テキサスの自動のこぎり
大量殺人事件」の舞台となるヒューイット家
の娘であった。
一家総鬼畜のヒューイット家でトーマスと名付
けられた子供はすくすくと育ち、今はあの精肉
工場で黙々と働いていた。
ここなら醜い顔を晒すことなく生きていける。
ここだけが心休まることのできる場所だった。
なぜならここは僕の生まれた場所だから。
が。世の流れには逆らえず、古ぼけた精肉工
場は閉鎖されることになってしまう。
そしてやって来た閉鎖の日。工場長が退去を
告げにやって来ると、そこにはいつものよう
に肉を刻むトーマスの姿があった−

ビギニングとしてはさほど目新しいものでは
なく、まあそんな感じだよねと言った感。
むしろ「なんで人を殺すのかって?そりゃイメージ 4
不幸だからさ!」とでも言った風な情状酌量
が今となっては鼻に付く。
ロブ・ゾンビの『ハロウィン』も同様だが、
少年犯罪や家庭内暴力が身近な問題として
クローズアップされる中、殺人鬼の心の内を慮
るような作風が当時の傾向であったように思う。
尤も『ハロウィン』は作者ロブ・ゾンビが
自身の心情を投影させたような陶酔ぶりが
れっきとした作品のカラーになり得ていたが、
こちらはいかにもネットニュース見出し風の
下世話なノリで頷けない。

正直このビギニング仕立てについては
取って付けたような感が拭えないのだけど、
ただだからと言って取るに足らない「続編」で
あったのかと言えばそうではない。
まずは前作でレザーフェイスを食うほどの
インパクトを残したキ〇ガイ保安官が
「ホイトを名乗るまで」のお披露目と共に
更なるパワーアップ!
大元『フルメタルジャケット』を彷彿とさせる
鬼のシゴキに心底震えが来た。
こんなおっかねえオヤジがいるならアメリカの
田舎になんか絶対に行くもんかとマジメに思う。

そしてバイオレンス描写についてはイメージ 5
前作で「ガチで行け!」と厳命を下した
マイケル・ベイも「やりゃ出来んじゃねえか」
といたくご満悦であったようで、今回は更に
輪をかけてゲロゲロ。
KNBイフェクツを招いての人体破壊絵巻は
シリーズを通して見ても最高のエグさで、
血の臭いや生あったかさが画面から伝わって
来そうなほど。
殊に「チェンソーでヒトを切り刻む」という
描写をこれほどダイレクトに見せられると
さすがの自分も膝が震えてしまったわけで。イメージ 6
また「レザーフェイス」の奥の「目」を敢え
てフィーチャーして見せた辺りも潔い。
単なる黒い闇ではなく、なにか激しい怒りを
湛えた黒い瞳がものすごく印象的だった。
監督のジョナサン・リーベスマンはこの前の
『実験室KR-13』でも独特のコダワリ様を
見せる監督だったので期待していたのだけど、
この後『侵略:ロサンゼルス決戦』や
『タイタンの逆襲』等、師匠ベイさんに倣う
かのようなブロックバスターでそこそこイイ
仕事をしたかと思えば『ニンジャタートルズ』
を最後に音沙汰無し。
もう出て来ないのかなあ。

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