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先日愛媛県護国神社に参拝した時、境内に「天壌無窮」の碑があり、陸軍大将秋
山好古謹書とあるのを見つけました。
「天壌無窮」という言葉でまず思い浮かぶのはやはり『天壌無窮の神勅』ですね
。
邇邇芸神が葦原中国へ降臨させられるとき天照大神より賜った神勅と言
われているものです。
「葦原の千五百秋(チイホアキ)の瑞穂の国は、是、吾が子孫(ウミノコ)の王
(キミ)たるべき地(クニ)なり。爾皇孫(イマシスメミマ)、就(イ)でまし
て治(シ)らせ。行矣(サキクマセ)。宝祚(アマツヒツギ)の隆(サカ)えま
さむこと、当(マサ)に天壌(アメツチ)と窮(キワマリ)無けむ」(日本書紀
)
それはさておき、この字を謹書したという秋山好古は司馬遼太郎の小説「坂の上
の雲」の主人公の一人として知られていますが、私はほとんど知りません。
少し調べただけでもすごい人物であることがわかりますが、秋山好古が陸軍大将
になったのは大正5年のことだそうですから、この碑の文字はその頃書かれたも
のでしょうか。
軍人としての大きな功績を残した秋山好古でしたが、退役後中学校の校長を勤め
ている時軍人時代の話をすることを求められても一切しなかったそうです。
自分の功績について一切語らなかった秋山好古。そういう生きる姿勢と心で生涯
を貫き通した思いが天壌無窮という言葉にも込められているように思えました。
仕事の功績を自分のものとせず、多くの人の協力によってなされた仕事、そして
何よりも神様にさせて戴いた仕事。
どんなに偉大な人でも一人の人間の出来ることは限られていますが、それを神様
からの戴きものと受け止め神様に捧げていく時、どんなに小さな仕事も永遠に尽きるこ
とのない神様の仕事と一つになって輝いていくのではないでしょうか。
一つ一つの仕事に神様へ捧げる気持ちを大切にこめていきたいと、秋山好古
の天壌無窮の文字に思いを深く新たにしたことでした。
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TBありがとうございました。愛媛県の人たちは、実はあまり秋山兄弟のことを知らないようです。近代日本にとって、偉大な人物であるのに残念なことです。
2007/1/29(月) 午後 9:34 [ fxq**845 ]
きこりさん ありがとうございます。なるほど、郷土ではもっと知る人が増えてほしいですね。愛媛は偉大な人物をたくさん輩出しているので影が薄くなっているのでしょうか。
2007/1/30(火) 午前 8:14 [ 森からの手紙 ]
★秋山兄弟の生家(歩行町2丁目)は、今・常磐同郷会・という柔道場になっています。★★私も中・高校生の頃、お世話になりました。★全国には、隠れた・偉大な方が多くおられますね。★もっと・もっと顕彰されるといいですね。★大熊良樹九拝★
2007/1/30(火) 午後 3:38
情熱ブログ大熊良樹さん ありがとうございます。そうなんですか、きっと秋山兄弟の魂の波動が大熊少年、青年にも影響を与えたことでしょうね。歴史を人物の生き様から学ぶ教育が望まれますね。いつもブログを通してのお導きをありがとうございます。
2007/1/30(火) 午後 4:40 [ 森からの手紙 ]
秋山好古のことがわかって とてもうれしいです。ありがとうございました。
2007/1/30(火) 午後 7:23 [ 千教 ]
はじめまして。letgoさんのところから来ました。「坂の上の雲」家族で読んでいます。好古の話、主人や息子達にも伝えようと思います。ありがとうございました。
2007/1/30(火) 午後 11:14
yaramaika2006さん ありがとうございます。私もまだ詳しいことは知りません。逸話を読むだけですごい人物だったんだと感じますね。またよろしくお願い申し上げます。
2007/2/1(木) 午後 9:49 [ 森からの手紙 ]
mikotoさん ありがとうございます。そうですね、この人のことはぜひ伝えていきたいですね。
2007/2/1(木) 午後 10:03 [ 森からの手紙 ]
古い記事にレス済みません。
秋山好古大将は、郷里・伊豫の産んだ偉人でもありますが、元・自衛官でもある私にとっては、軍人としても教育者としても尊敬措く能わざる人物です。
あのように、愛国の至情を深く秘めながらも、無欲恬淡として生きたいものです。あの方の逸話の一つ一つが、どうしようもなく好きです。
訳有って自衛隊は退職しましたが、何らかの形で後進の育成への道へ進みたいと考えている私にとって、今までも、これからも、生きていく道の大きな指針です。
2007/6/6(水) 午前 10:44 [ 久左衛門 ]
久左衛門さん ご丁寧なコメントありがとうございます。私は秋山大将についてほとんど知りませんが、歴史の先輩の生き様を指針として生きておられる姿勢がすばらしいと思います。それが歴史を受け継ぐということであり、今のわれわれ日本人に一番欠けていることだと感じます。私も襟を正して学ばせて戴きます。これからもよろしくお願い申し上げます。
2007/6/7(木) 午後 1:43 [ 森からの手紙 ]
宮司様、御過分なお言葉を頂戴し、恐縮に存じます。こちらこそ様々なことを学ばさせて頂いております。何卒宜しくお願い申し上げます。
秋山好古大将の生涯に就いては、秋山大将伝記刊行会編の「陸軍大將・秋山好古傳」が最も資料的価値が高いと思いますが、何せ限定版であり、古書でしか入手出来ませんので・・・。
「坂の上の雲」が一番お手軽に手に入れられますが、あの小説には大分バイアスが掛かって居る事を予め御承知置かれた方が良いと思います。
2007/6/8(金) 午後 0:49 [ 久左衛門 ]
本多宮司さま トラックバックありがとうございます。新しい書庫を作られたのですね。また学ばせて戴きます。よろしくお願い申し上げます。
2008/5/21(水) 午後 10:34 [ 森からの手紙 ]