日本人の心の風景

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吉祥草寺に参拝 ケータイ投稿記事

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私が土生神社の宮司に就任した年より土生神社郷土の歴史を学び伝承する会を氏子の有志により結成し活動してきました。
学ぶのは知識ですが、伝承するのは心です。
歴史を伝えるだけでなくふるさとの心を伝えようという思いで活動してきました。

土生神社の創建伝承は寛治四年白河上皇が熊野参詣の帰り道に現在の岸和田辺りで蓮の花三茎が咲いているのをご覧になられて熊野の神様をお祀りしようと留まられている時に当時意賀美神社を産土神と拝んでいた土生の村人はあまりに遠いことからあらためて産土神を祀りたいと願い出られたところ北野天満天神を祀りなさいとの御意を戴いて村人代表十六人が上洛して北野天満宮より菅原道真公の御分霊と道真公真筆法華経一巻を戴きお祀りしたのが創建と伝わります。実際はもっと古くより神社は存在したとされています。
この時の白河上皇の熊野参詣の先達をした増誉上人がその功績により聖護院を開かれることになったことから昨年土生神社創建九百二十五年の記念に北野天満宮と聖護院門跡にみんなでお参りさせて戴きました。また記念行事に聖護院より山伏の方にお越し戴きました。
その時聖護院よりお越し戴きました山田哲寛師が住職を勤める御所市の吉祥草寺に今回お参りさせて戴きました。この寺は役行者誕生の地に建てられている由緒あるお寺ですが、二度の火災でやや衰退しているお寺を復興するため山田住職が奮闘されています。
ご本尊は天正年間の五大明王です。
ご本尊の横に薬師如来と地蔵菩薩が祀られていますが、薬師如来は六百年ぐらい池の泥の中に埋もれていて発見され再び祀られたことから復活薬師ということで信仰されているとのことです。
この地に役行者は母上と暮らしていて遠方に修行に出るのに年老いた母を一人残していくのが辛くて三十二歳の自分の像を彫って旅立ったことに由来する三十二歳像の前で住職が太鼓を打ちながら先導して般若心経一巻を皆さんであげられました。
また吉祥草寺の名前の由来になった吉祥草がちょうど花が咲き始めた時で皆さんよい福を戴いたように感じました。
お寺の鎮護の神様である熊野神社にもお参りさせて戴きました。そのそばに役行者産湯の井戸と役行者腰掛け石もあります。
今回みんなでお参りしたことでご縁を深めることが出来て良かったです。

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