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宮司就任十五年に 宮司 阪井健二
平成三十年度を迎え、土生神社の宮司に就任させて戴いてまる十五年 そして矢代寸神社の宮司を兼任させて戴いて十五年目に入ります。
この十五年の間支えて戴き、また導きを戴きました氏子の皆様をはじめとするするすべての方に感謝申し上げます。ありがとうございます。
もとより宮司を務めることなど出来る私ではありませんし、十五年勤めてそのことを痛感しましたが、ただただ皆さんの神様を敬い神社を大切に思う気持ちに支えられてあるというほかありません。
神社で生れ育ちましたが、若い頃神様のことがわからず、神様のことを敬うより人を助けることが宗教として大切ではないかと思っていました。目に見えない世界のことが信じられず、反日 反皇室的な思想や活動に傾いていた時期もありました。
その一方で独り身の気軽さに流されて、家庭を持つことや社会的な責任を十分に果たすことなく、ただ自分の思いのままに生きてきたことにようやくこの年になって気づかされ、悔やんでも悔やみきれません。しかし過ぎ去った時間を取り戻すことは出来ず、それはあまりにむなしく、また重いものだと感じます。今更過去を悔やんでも仕方がないのでしょう。
私の人生はこのまま一人さびしく終わる時が来るとしても残されているこれからの時間を私の悔いを生かして次の世代の人達や地域に何を残せるのか、よく考えて大切に過ごしていきたいと思います。
そしてより一層氏子の皆様 ご縁のある皆様とのつながりを大切にしながらご指導とご協力を戴いて行動していきたいと願っています。
あまりに問題が山積みになっていますが、問題があることこそ宝の山であると信じて希望を失わないで進んでいきたいです。そして何よりいつも自分は恵まれているということへの感謝の心を忘れないようにおごった気持ちにならないように歩んでいきたいと思います。
何卒今後ともお見捨てなくお付き合い戴きますようにお願い申し上げます。
皆様のご多幸を念じつつ感謝の気持ちを込めて十五年の挨拶とさせて戴きます。ありがとうございました。 平成三十年四月十三日記
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移りゆく時に
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