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カンボジアの孤児支援などを行っているNGO「アジア子供教育基金」の代表の堀本崇さんが、さる11月11日カンボジアで活動中バイクの衝突事故で亡くなられました。
うかつにも私はこの訃報を聞いたのが昨日のことです。一部の新聞で報道されたことに全く気づいていませんでした。
まだ39歳という若さです。残念でなりません。心よりご冥福をお祈り申し上げますが、もっと語り合っておくべきだったと悔やまれてなりません。ここのところご無沙汰しておりましたが、これから一緒にさせて戴きたいことを構想しておりました。残念で、残念でなりません。
数年前堀本さんの熱い志を青年神職の皆様にも聴いてもらいたいと大阪にお招きさせて戴きました。当時私はまだ土生神社の社務所に住まないで土生町内に一軒家を借りて住んでいましたが、講演の前夜そこに泊まって戴いた思い出があります。その研修会が堀本さんに直接お目にかかった最後でした。
アジア子供教育基金は日本の七五三の精神でアジアの子供達の教育を支援しようと堀本さんが設立されたものです。設立当初は七五三基金と名付けられていました。その基金の設立宣言をここに掲げ、堀本さんを偲びながらその遺志をどのように受け継いでいくべきか、静かに考えたいと思います。
『アジア子供教育基金設立宣言』
子供は社会の宝、そして未来への希望です。地球上すべての子供たちが笑顔で毎日を送れるとしたら、来たるべき新世紀はきっと素晴らしいものになるでしょう。
しかし、私たちの住むアジアだけでも、その可能性と未来を奪われている子供がどれ程いることでしょうか?無限の可能性を持つ子供たちに、私たち大人は自らの責任を十分に果たしているでしょうか?
日本には、子供の豊かな成長を願う伝統行事「七五三」があります。私たちはこの精神と教育支援を通じ、子供たちの希望に満ちた未来を拓く手助けをしたいと願い、ここに『アジア子供教育基金』の設立を宣言するものであります。
七五三の月にカンボジアの大地で子供達のために奔走しながらなくなったあなたのことを私は決して忘れないし、あなたの志を決して忘れません。
この七五三の行事を今まで以上に大切に受け止め、アジアの、そして世界の子供達の幸せを祈って奉仕していきたいと思います。
堀本崇さん ありがとうございました。
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