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(石川洋先生のご本で読んだ話ですが)
パラリンピックで活躍された水泳選手成田真由美さんは有名ですが、高校まで彼女は陸上短距離の選手だったのですね。ところが突然足の動かない病気になってしまい、車椅子の生活になったのです。全く自分の人生に希望を失ってしまいました。
ある時お友達がプールに行こうと誘ってくれたのです。
『プールに行こうたって車椅子でプールに入れるわけないじゃない』
『なにいってるの。車椅子で入るのでなく降りて入るんだよ。』
『どうしたらいいの』
『車椅子から降りて落ちたらいいじゃないの』
そこで成田さんは思い切ってプールに落ちてみたのですね。すると浮かないと思っていたのに足は動かないけれど手を動かすと浮くことが出来たのですね。そこからたくさんの人の応援もあり、成田さんの水泳選手ととしての人生が始まったのです。
人間は一人ぼっちだと思っていても、立ち上がったら必ず手をさしのべてくれる人がいるものですね。障害があっても病気があってもそのチャンスを作るのは自分自身なのですね。
私も頭がボケていて、時に絶望的になることもありますが、決して自分だけは自分自身を否定的に見ずに、その欠落している部分にこそ、人と共に歩んでいく道があるんだと信じて歩みたいです。
そして、こんな私のことを受け入れてくれて、小さな灯をそっと一緒にともして共に歩むことの出来るひとにめぐりあいたいです。
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