|
あの秋葉原通り魔事件から一年となり、今朝のお日供祭に合わせて事件一年の祭詞を奏上し、犠牲者のご冥福を祈ると共に世の中の平安を祈念致しました。
今日は午前中葛城町で地鎮祭がありました。
施主様は長年葛城町に住んでおられる方で氏神様についてお尋ねがありましたので葛城町のあるところはもともとほとんどが土生地だったところなので本来の氏神様は土生神社になるといつも通り説明致しました。
午後からはある池で先日不慮の死を遂げた方がおられ、病院 地元自治会 水利組合の関係者らが集まって池の堤の傍らでお祓いを致しました。
氏地ではありませんでしたが、病院とのご縁で私が呼ばれ、ねんごろにお祓いをし、亡くなられた方の御霊を弔うと共に池がもとのように清々しい姿に立ち返り稲田に豊かな実りをもたらす水を湛えるように祈念しました。
写真はそのお祓いをした池とは全く関係ない和泉市いぶき野近くにある地獄池と盆ノ池です。どうしてこんな池の名前がついているのだろうと思うのですが、この写真を撮った時魚釣りに来ていた子供達にこの池の名前を尋ねたら、『知らない』とのことでした。地域で大切に守り伝えてきた池の名前ももはや新興住宅地の子供達は知らないのかと思うと、そこに地域の歴史伝統の断絶を感じます。
神道の祈願やお祓いはやはりいのちのつながりを回復するために行うものです。
祖先から連綿とつながる縦のいのちのつながり
地域の人々と共に助け合い生きる横のいのちのつながり
そしてすべてのいのちを慈しみ共に生きる無限のいのちのつながり
自分のことだけ考えて汚れた心と体を清め共に生きるために行うお祓いと祈願を心をこめてこれからも地域のお宮の神職として行っていきたいと思います。
|