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平成二十九年度を迎えて
宮司 阪井健二
平素は当神社の護持運営にご協力を賜りまことにありがとうございます。
平成二十九年度を迎え、私事ながら宮司に就任して十五年目となります。就任してより今日まで支えて戴きました皆様に対してあらためて感謝申し上げます。ありがとうございました。
とはいえ無力でいたらないことばかりの宮司でご迷惑をかけていることが多く、感謝と共に深くお詫びも申し上げないといけないと思っています。
昨年度は野口新会長を迎え、参道の入り口(橋)の改修工事や電灯電球のLEDへの交換など積極的に取り組んで戴き、今後の神社の護持運営にも大きな力を戴いたと感じております。
地域では私が宮司に就任してから現在までの間にも駅前を中心に風景が一変していますが、その東岸和田駅付近の高架化事業も今年度には完成するとのことです。地域が新しい歴史のページを開いていく時にこそ、どんなに社会や地域が変わっても大切なことは変わらないということを見つめる時ではないかと思います。
どんなに地域が姿を変え、人々の生活が変わったとしても、先人達が大変な苦労をして切り開き積み重ねてきた歴史の上に現在の私達の暮らしがあることは変わりありません。地域の歴史と伝統を伝える神社は過去に連綿と歴史をつないできた先人達と現在を生きる私達をつなぎ、私達の暮らしが決して根無し草のような不安定なものではなく地域の歴史に根ざし伝統に守られているものなのだということを伝えているものだと思います。
十月の祭礼では駅前を中心に東岸和田だんじり祭ということで盛り上がりを見せていますが、祭礼を通して地域の歴史や伝統を継承するだけでなく、過去のそれぞれの時代の先人がそうであったように現在を生きる私達が地域をあげてみんなで神様と向き合い、この地域で共に生かされ共に生きていることに感謝と喜びを神様に届ける祭礼であってほしいと願っています。
地域の外観以上に地域の人々の価値観や生活スタイルは変化し多様化していると思いますが、多様化しているからこそばらばらになるのではなくさまざまな個性が助け合える地域こそこれからの地域ではないかと思います。祭礼などを通じて神社がその地域の心のよりどころにあらためてなっていかなくてはいけないと思いますし、新しく地域に住んだ人も決して他人事に思わないで参加して戴けるよう発信していかなくてはいけないと感じています。
私自身さまざまな問題に直面していますが、その問題も神様のお導きと信じて氏子の皆様のお知恵やお力も借りながらより良い方向に進んでいくように努めていきたいと思いますので今年度も何卒ご指導ご協力をよろしくお願い申し上げます。
(平成29年4月17日 記)
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