真民詩百篇とふるさとの風景

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矢代寸神社の末社道祖神社は『足神さん』と呼ばれて信仰を集めています。
もともと村のはずれに祀られた道祖神 塞の神だったかも知れません。


足神さんとは何の関係もありませんが、足ときいて思い出すのは真民先生の『尊いのは足の裏である』という詩です。



『尊いのは足の裏である』(坂村真民)



尊いのは
頭でなく
手でなく
足の裏である


一生人に知られず
一生きたない処と接し
黙々として
その努めを果たしてゆく
足の裏が教えるもの


しんみんよ
足の裏的な仕事をし
足の裏的な人間になれ





頭から
光が出る
まだまだだめ


額から
光が出る
まだまだいかん


足の裏から
光が出る
そのような方こそ
本当に偉い人である






頭の悪い私ですが、足の裏的仕事を大切にしよう 一番後ろから神様のお手伝い 氏子の皆様のお手伝いをさせて戴こう そういう気持ちをこめて足神さんにいつも頭を下げています。

種(坂村真民) ケータイ投稿記事

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今日はいいお天気になりましたが、少し寒いですね。
土生神社の梅の花も散り始めました。
これからは花も散り実を結ぶことに木の思いも移っていくことでしょう。
今年はたくさん梅の実出来るかな。




種(坂村真民)

母の名を種といった
だからわたしは
どんなものの種でも
大切にする
とくに梅ぼしは
決して捨てない
必ず割って種を食べる
そうすると
母のいのちのようなものが
わたしに生まれてくる


産む
産め
梅にはそういう
ウブスナの神のような
ふしぎな力がある

三つの川(坂村真民) ケータイ投稿記事

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津田川は今は貝塚寄りに流れていますが、古い古い昔はこの土生辺りを流れていたと言われています。
土生も阿間河もこの川の水によって田を潤し、地域の歴史を築いてきました。
川と地域は一体となって水も時も流れてきたのです。



真民先生も川とのつながりを大切にされ、たくさん詩を残されています。
そして毎暁重信川の河原で地球に額をつけてお祈りをされておられました。
今日は『三つの川』という詩を紹介しましょう。


『三つの川』 (坂村真民)

わたしの体のなかには
上るというものが殆んどなく
あるのは下るという
血だけだ
これは一白水星生まれの
特殊なものかも知れない
少年時代の菊池川(熊本)
青年時代の五十鈴川(伊勢)
老年時代の重信川(愛媛)
この三つの川が
わたしという人間を育て
作りあげてきた
またわたしは
上る魚でなく
下る魚である
そういう宿命を
小さい時から持っていた
だから鯉のぼりは
わたしとは無縁であり
立身も出世も
わたしとは無関係であった
流れ下る水のなかにのみ
わたしは存在する
川は海に達するまで流れてゆく
わたしもいつか辿りつくであろう
そしてその時
わたしの血がとまるであろう
壮年時代の川がないのは
わたしのせいではなく
かつてない無謀な戦争のためだ
なつかしい三つの川よ
わたしの生命の川よ

海(坂村真民) ケータイ投稿記事

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現在の土生町は内陸部にあって海から遠い感じがしますが、土生遺跡からは製塩土器が多数見つかっており、海からの恵みを直接得て暮らしていた土生の古代の人々の生活が推定されています。


土生遺跡の発掘でもっとも遺物が多数出たのは現在の土生町二丁目にある城南公園の辺りだと聞いています。
今公園には何も遺跡を示すものが建っていませんが、いつかぜひここに遺跡を標示する碑を建てたいと願っています。土生の歴史の原点ですから。


小学生の頃よく土生遺跡の発掘現場辺りに土器の破片を拾いに行ったのを覚えています。まさか自分が将来土生神社の宮司になるとは想像もしないで、小学生の頃私は土生の古代の人々と向き合っていたことになります。
今もその破片の一片をお守りのように大切に持っています。




私が土生神社の宮司に就任した時、坂村真民先生は『土生はなんと読みますか?』とお尋ね下さり、『いい名前です』とおっしゃって戴きました。
土生の『生』は、『海』に通じ、また天神さんとゆかり深い『梅』にも通じます。


坂村真民先生の『海』という詩を紹介しておきましょう。


海 (坂村真民)

わたしが帰ってゆくのは
海である
海から生まれたから
海に帰ってゆくのである
海はわたしの母である

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土生交番のある辺りを『大門』と言います。古代寺院がこの辺りにあったと考えられています。
土生交番の近くに『歯神さん』があります。祠の中を覗くと五輪塔が祀られています。強訴の責を負って刑死した土生十右ェ門を弔うため歯神さんとカムフラージュして祀られたものと伝えられています。
歯神さんの隣に毘沙門天さまが祀られています。いつ頃祀られたものかわかりません。


坂村真民先生の『おもいで』という詩に毘沙門天さまのことが出てきます。


おもいで (坂村真民)


おばあさんは起きるとすぐに
車井戸のところへ行き
仏さまへあげる水を汲みあげると
こえたからかに祈られた
幼いわたしにはその真剣なこえが
はらわたにしみた
とくにびしゃもんてんさま
びしゃもんてんさまと
となえておられたのが
今もわたしの耳にやきついている
どうしておばあさんは
あんなにびしゃもんてんさまを
呼び求めておられたのであろうか
なにか悲しいことが
胸にあったからなのであろうか
びしゃもんてんさまの激しいお姿が
おばあさんの胸の火を鎮めたのかも知れない


今年は真民先生御生誕百年 私達の地域の紹介に合わせて真民先生の詩を百篇紹介したいと思います。
この『おもいで』をその第一篇目とします。

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