ナースな妻のつれづれ日記

今年もぼちぼち更新しますので、よろしくお願いします。

学生時代の思い出

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 化学療法中の子ども部屋で1日遊んで過ごした日の出来事。4〜5才の男の子と女の子の二人部屋
で、女の子(以下Kちゃん)のほうへドクターが採血にやってきた。

 テーブルについて、ドクターが「Kちゃん、血を採りに来たんだけど、いいかな?」と若いドクター
が話しかけた。Kちゃんは黙ってうつむいてしまった。どうするのか少し離れたところで私は見ていた。

 ドクターはそれからずっと黙ってKちゃんのほうを見て、待っていた。数分してからKちゃんが顔を
上げてドクターのほうへ腕を差し出した。『痛くないようにやってね』と言うとドクターは、
「分かった、痛くないようにやるよ」と一発で採血していた。Kちゃんはその間、痛いと声を出すこと
もなく、一人でじっと動かずに頑張っていた。

 小児の穿刺というと、何人かで取り押さえるシーンしか記憶になかったので、それはそれは感動して
しまった。後でKちゃんのお母さんが面会に来たとき、「Kちゃん、頑張っていて偉かったですよ〜。
私も将来頑張らなくちゃ!ってKちゃん見て思いました。」と伝えておいた。

 髪の毛も抜けてしまい、部屋からも出られずにいること、治療のため採血も必要だと4歳の子なりに
理解して頑張っている様子にとても感動したし、励まされた。当時は十分な知識もない学生だったけど、
そんな私に貴重な1日を与えてくれた、小児病棟師長さんには感謝している。

 ナースになった私を支えている思い出の一つでした。

閉じる コメント(8)

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涙が出そうになりました。。

2007/10/27(土) 午後 10:14 [ なみ ]

私が子供のころ、帯状疱疹という病気に係った。
かなり痛かった記憶があるが、母が言うには注射をしようとした先生が新米らしく
何度も私の腕に針を刺したらし。
私は記憶はないが先生に向かって「このやぶ医者、へたくそ」と叫んだらしい、先生はかなりへこんだのでは・・・・・・・。
Kちゃんは私に比べるとはるかに我慢づよいね。(尊敬!)
帯状疱疹はほんと痛いよ〜、まだ後が残ってるし。

2007/10/28(日) 午前 11:24 [ - ]

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うちの長男も病気持ちで1歳から病院通いだった。採血も何度も。そのうち慣れたのか泣かなくなった。予防接種に行った時も「偉いね」「強いね」なんて言われたけど、それ以上にもっと痛い・辛い思いをしてるんだよね。

2007/10/28(日) 午後 11:39 のぞみ

なみさん<目の前で見ていて、本当感動しました。ナースが嫌になったときに思い出しては励みにしてます。

2007/10/29(月) 午後 11:16 KUMA

makkeさん<Kちゃんを優しく待っていたこのドクターも、後になってからすごいと思いました。それだけ信頼関係も築けていたのだと思います。
帯状疱疹は後に痛みが残るとやっかいですよね。お大事にしてください。

2007/10/29(月) 午後 11:26 KUMA

のぞみさん<実習で受け持った子は、生まれたときから5年間、病院暮らしだったり、産科で担当した子(ダウン症)が、小児科実習の時に再入院してきたり、大変な思いをしている子供とその親がいることを知りました。

2007/10/29(月) 午後 11:30 KUMA

素晴らしい体験でしたね。
日常に忘れがちになっていましたが、ひとつひとつが、自分を支える体験となっているように思います。
特に、学生のうちに体験したことや、新卒の時に体験したことは、大きな支えであることを再認識しています。

2009/4/10(金) 午前 0:50 とっと

小さい子供なりに必要なことを理解していること、主治医の先生が信頼関係を築いていたのだと今になれば思います。学生時代は実習以外でもたくさん学ぶことができて、本当よかったです。>とっとさん

2009/4/10(金) 午後 5:18 KUMA


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