最近、経営者が書いた本を2冊ほど読んだ。一冊は日本マクドナルドを立ち上げた 藤田 田(ふじた でん)氏が書かれた本。もう一冊はドトールコーヒーの社長 鳥羽博道氏が書いた本。日本にハンバーガーを紹介したり、これまでの喫茶店とは異なる価格やスタイルの店を展開したりと、共に先駆者で色々な苦労があったが、その中でビジネスに対する自分の思いを強く持ち、立ち向かっていく強い姿はすごいなー、と思わされた。
全国のマクドナルドの店舗の売り上げを把握するのに、1時間かけて電話をかけて調べていたのを、松下(現 パナソニック)に依頼して販売時点情報管理(英語:Point of sale system、略称POS system)の機械を開発してもらい、9時5分前には売り上げを把握できるようになり、電話代や電話をかける社員の給与も節約できた。しかもそのシステムをアメリカのマクドナルドに紹介したとか。
ドトールでも、ドイツ製の高価なコーヒー抽出機では満足せず、大手電機メーカーと協同でコーヒー抽出機を開発したり、現状に満足せず、改善していく上で必要な機械は開発していくとか、会社を興す人は違うのねー、と思った。
ドトールの鳥羽社長は「一杯のおいしいコーヒーを通じてお客様に安らぎと活力を提供する」、幸福創造業を目指している。ワタミの渡辺社長も、美味しく楽しく食事を楽しむ空間を提供して、お客様を幸せにしたいことを目指していたっけ。
と、前置きがながーくなりました。ドトールの鳥羽博道社長が書いた本「 想うことが思うようになる努力」で印象に残った部分がこちら↓
ある経営者がパネルディスカッションのときにこんな話をしてくれた。その方の友人で、自宅から会社までクルマ通勤をしている人の話なのだが、通勤途中に奥さんから「赤ちゃんができたかもしれないから、病院に行ってくる」と電話がかかってきたのだそうだ。すると、それまでは自宅から会社までの間に産婦人科医院があることはなんとなく分かっていたけれども、実に五軒もあったことに初めて気がついたという。
この話は大いに参考になる話だ。感心のあるものは見える。感心のないものは見ているようで実は何も見ていないのだ。毎日のように通っていて視界には入っていたのだろうが、感心がないから見えていなかった。 〈略〉
自分の中に常に課題を持っていれば、何を見てもヒントになるし、商売にもつながる。見るもの、聞くもの、すべてが商売の発想につながるのだ。
どうりで私は、旦那と車で移動していても、酒蔵や酒屋を見つけるのが得意なわけだ。助手席から旦那にナビするときも『○◎医院って看板のところを左』などと案内しても、旦那はその看板に気づかなかったり。建設現場を通りかかれば、旦那は立ち止まり、どこのゼネコンが造っているんだろー?と看板を探していたり。そういえばブログのお友達には、ステキなカフェや雑貨店を見つけるのが上手な方もいるし、旅先でも歯科医院を見つけてしまう方もいたっけ。
この箇所は読んでいて、自分やその周囲に当てはめながら、すごく納得することができた。まとまりのない記事ですいませんが、皆様もそう感じることってないですか? 誰かと同じ風景を見ていても、見つけるものが違う経験をしてませんか?
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