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涙の雫

 どーですこの曲、ちょいとカーペンターズを思わせる始まりのコード進行でござんしょ? うふうふ。


 まあね、シロート同然のオケ屋のあたくしでも、たまにはプロの曲を研究してみたりするんでありまするよ、エッヘン。


 ってか、なんとなく遊んでたのね、ピアノでw 左手と右手で違うコードを押さえたらどおなるのか、なーんてやってたら、ある法則にのって違うコードを押さえるとフシギな響きになることに気づいたんでありまする。


 フツーは考えませんよねえ、ひとつのメロディに二つのコードがくっつくなんてね。これってたぶんプロの人たちに言わせるとなんたらかんたらと専門用語があるんでしょうけれども、音楽なーんかテキトーひとすじのあたくしがそれを知ってるはずがないw


 専門の教則本かなんかで調べてもっとくわしい法則っつーものを会得してもいいんでしょうが、あたくしもほかにちゃんとした仕事をもっておる身でありまして、そーゆーのはとーってもめんどくさい。まあええや、このまんまテクトーに作っちゃえ作っちゃえ、っつーんで、ぴらぴらとコード並べてへらへらとメロってもっともらしい歌詞つけてわが首領ACCELLさまへと送信したのでございます。


 「ほうほうおぬしなかなかやるではないか、このよーなフシギなこともできる使い手だったんじゃのう」と、案の定ACCELLおやびんもなかなか気に入った様子。ひょんな音遊びからたまたま出てきた曲ネタ、このなりゆきからはちとかけ離れた美しい曲になっておるんでありまする。

「あの歌詞とこのまんちゃらな状況がどう結びついたのか理解不能だ」(ACCELL談)


初夏でしょネ

 舞台は海岸線の小さな町なんでありまするな。


 少年はリュックサックに携帯ラジオだの自分で作ったおにぎりお弁当だの、あるいは水筒や読みかけの文庫本なんかをつめて、よいしょと背負って愛用の自転車にまたがるんでありまする。


 見上げれば青空、もう夏なんだなと思わせる強い日差しと、すっきりくっきりの草かおる風の中、これから出会う小さな冒険にドキドキしながらペダルをこぎだすのでございます。


 海岸線の景色なんぞをながめつつ、そうしてやさしい風にからだをゆだねつつ自転車小旅行を楽しんでゆくんでありまするが、途中で立ち寄った港の雑貨屋さんの前でふとたちどまり、七色に光るビー球の入ったラムネをその自動販売機で買いもとめたりするわけでございます。


 ブシュっとラムネのビー玉をおとし、いっきにごくごくと飲み干すと、すうっとからだの奥まで透き通ったような気分になるわけなんでありまする。

 そうしてまた自転車にまたがり、ペダルを漕ぎ出し、ときどき近所のさお竹売りのおじさんや配達中の郵便局の赤いバイクのにーちゃんや、あるいはなわばりパトロール中のドラ猫なんかとすれ違い、なんとなく軽いあいさつしながら、どこまでも続く海岸線の道をキーコキーコと楽しいサイクリングは続く----


 こないだあたくしとある雑誌の記事にバックパッカーの特集を見つけたんでありまするが、いやまさにこの曲こそ自転車バックパッカーの歌なんでありまする。

HEY MAMA

 誰しも子供の頃の記憶はあるものでありまするが、あたくしの場合は暴力親父と、それからひたすら逃げ惑う母親の印象が強いんでありまする。とくに酒が入ると父親の暴力は迫力がいっそう増すんでありまして、これはもうまったく精神的によくない毎日でありましたなあ。


 そうしていつもわたくしは母親に手をひかれ、母親の実家へと逃げ延びるというか落ち延びるというか、そういうことがたびたびあったんでございます。


 この母親の実家というのが海べりの村にありまして、そこには母親の兄弟の長男、つまりあたくしからみるとおじさんが住んでおったんでありまする。はてさておじいさんはというと、その家から線路を超え、ちょいと山道をよっこらしょうと登ったところに、なんとなんと自分で掘っ立て小屋を建てておばあさんと一緒に住んでおったんでありまするよ。


 小屋というにはあまりに作りはよかったんでありますが、それでもトタン屋根だとか、ガラス窓のかわりに張った農協の透明な袋だとか、あるいはちゃんと焚き口のある五右衛門風呂、部屋の中には白熱電球だとかがあって、なかなか情緒ある住まいだったのでございます。


 この小屋のまわりには野菜畑、にわとり小屋、牛や豚の飼育場なんかがあって、ちょっと見、自給自足できるんでないかなーというようなパラダイスだったんでありまするなあ。


 わたくしはそこで自然の中を走り回り、ときには豚の出産に立会い、ときには犬のコロと遊び、ときには風呂あがりにおじいさんの盆栽小屋の手作り窓の向こうにきらきら光るいさり火なんぞを眺めつつ、ばーさんの作ってくれたみかんジュースなんぞをのんだりしておったんでありまする。そういえば昭和初期のころのラジオや真空管のテレビなんかもあったなあ・・・・。


 今思えば、多少土のにおいや家畜のにおいがしておったような記憶はありますが、それでも幼いわたくしにとっては臭くてもパラダイスだったんでございます。


 まあそういった感じの子供のころの思い出を歌にしたのがこの曲だったんでありますな。なんか最近曲サイト確認したらイジョーにDLカウントが増えておるようですが、同名のヒット曲があるようで、あたくしもびっくりいたしましたです、ハイ。

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