昨日は、追い子やってきました。
ハンター十数人を含め、約40人が集まりました。
この地域で大がかりな狩りをするのは今年が初めて。
1月にも1回やったそうですが、そのときは猟果なし。
今回は皆さん、雪辱に燃えてます。
私も、蛍光色を身につけ、ダンナと共に参加。
でも、ちょっと待って。男の人ばかりじゃない?
前回は子どもも参加してたのに?
第一の集合場所で一抹の不安を覚えたのでした。
明け方の雪で、雪景色が広がってます。
第2次の集合場所まで、軽トラの荷台に乗り合わせて移動しました。
う、風冷たい〜! 地元の屈強な男たちも「寒い」を連発してました。
そして、次の集合場所では突然の予定変更。
ラストに予定していた場所でシカの痕跡を発見したので、
そこを先に攻めるとのこと。決まるまで、長く待たされました。
それから、静かに各ポイントに移動。
私たちの担当場所はここ?!
山の中の畑ですが、「すぐ先ががけだから気をつけてね」と言われました。
笛や鳴りもので音を出しながら、ゆっくり下り、えものをハンターがいる道のほうへ追い出すのですが、
最初は道があるけど、あとは道なき道の急斜面。
しまった。子どもが楽しげに歩いている前回の写真は、ほんの一部だったのね。
泣きそうになりながら、木にしがみついて、ようよう下にたどりつきました。
「あ〜あ、今日もだめかい」
昼食場所での男だちのがっかりした声が一瞬で歓声に。
猟友会の会長の軽トラには、シカが5頭!
みごとな猟果です。
男たちは勢いづき、昼食後には闘志満々で各ポイントに出発しました。
私は、宴会の食事係。だって、道がないところを歩くのに疲れたんだもん。
地区の公民館でイノシシ汁を作って、男たちの帰りを待ちます。
イノシシの肉は、水に酒を加え、沸騰させた中へ入れて臭みをとったあと、
2時間以上コトコト煮ないといけないそう。
追い子の一群が予定より30分以上早く戻ったので、あわてたけれど、
宴会までにイノシシ汁は完成し、なかなか好評だったのでひと安心。
さらに、シカの焼き肉や刺身、ざる豆腐も加わり、にぎやかな宴会になりました。
午後は猟果0だったけれど、午前中のシカ5頭が男たちを高揚させてます。
宴会は、9時ごろまで続きました。
知り合いのIターンの人が言ってました。
「昔はシカみたいなかわいい動物を撃つなんてひどいと思ってた。
でも、自分の畑をシカに荒らされると、『シカを撃って!』と思うようになった」
また、地元の男性が「こんな山の中だけど、だからこそ、地区の人たちとも親しく行き来するし、
ここに生まれてよかったと思う」と言ってました。
無秩序に殺すのはよくないけれど、「かわいいから殺すな」では生活に困る人もいる。
それに、猟のあとの人々の充足した顔を見ると、これも山間の暮らしの一部で、
部外者が何も言えない気がしました。
ちなみに、手伝ったお駄賃にシカ肉もらいましたし。
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