野良猫の遠吠え

何かをしているわけではないが、何もしてないわけではない。

ゴルフな日々。

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みんなのゴルフ

最近わりと時間がある。
 
先週だか先々週だか忘れたが、約一年ぶり?にゴルフに行ってきた。その間は仕事に追われ、クラブを全く握っていなかった。
 
回ってきたのは関西の名門「信楽カントリー倶楽部」の「杉山コース」である。昔プロテストもやっていた。
 
管理人は、20代前半まで研修生をしながらプロを目指していた。いわゆるプロテストである3次予選も受けたが、その時は信楽ではなかった。数年前に尾崎将司の息子である尾崎智春が信楽杉山で受験した際にOBを連発して落ちてしまった。その時に「このコースは狭い」ということになり、翌年から関東のだだっ広いゴルフ場がテスト会場となった。すんげ〜過保護だ。
 
管理人はその当時ツアー出場権を争うクオリファイも受験し、サードクオリファイまで進出したが、そこで力尽きファイナルまで進出することはできなかった。まぁ20代前半でここまで進出していれば、順調と言えば順調だったのかもしれない。
 
その後、事故でゴルフを辞めざるを得なくなり、猛勉強をした末、法律家兼予備校講師となった。あれからもう10年近く経ったのか。
 
そして、先日のゴルフは37、34の1アンダー。出来すぎとはいえなかなかのゴルフであった。
 
なんで一年ゴルフをしないで、突然クラブを振ってこのようなスコアが出るか、というと、管理人にセンスがないからである。
 
管理人はゴルフを始めるのが通常のジュニアに比べれば遅く、そして始めた当初はドがつく下手だった。
 
管理人の時代でトップジュニアと言えば星野英正であり宮里優作である。あいつらは、本人の努力もあるが、圧倒的にセンスがある。ハッキリ言って、あの人達くらいの努力をしている奴等はゴマンといる。もっと努力している奴等も沢山いる。管理人もその一人であった。
 
しかし、センスというのは残酷で、何にも考えずに打ってもピンに寄り、そして転がせば入っていく。ジュニアの試合といえども、68くらいは出さないと勝てないレベルである。それを連戦連勝。なんとまぁ凄い人がいるもんだ。
 
管理人といえば、どんなに頑張っても80が切れない。だいたい84、5くらい。
 
それでもプロになりたかったので、高校卒業後に研修生となった。そこでそれまでの練習が身になりだした。いろいろと考えつくしてきた結果、スランプがなくなり、いつでも同じような球が打てるようになってきた。感覚で振っている結果、ではなく、考えつくして打った結果なので、時間が経った今でもそこそこ打てるわけである。
 
例えば残り93ヤード。一流プロは迷わず悩まずアドレスに入り、迷いなく振りぬいている。むしろ迷っていては駄目だ。それがジュニアの頃から変わらんのが一流プロ。小さい頃から年がら年中ゴルフをしているからこそ出来る芸当である。
 
管理人は、この振り幅で、このリズムで、この入射角でボールにコンタクトをすれば、90ヤードのキャリーが出る、というような「型」で打つ。だから今でも打てる。ただ、3ヤードの打ち分けはできない。これは感覚の領域である。ゆえに一流プロの感覚は尊いし、プロで生きていくための武器となる。
 
何が言いたいか、というと、一流プロは多くのことを考えずにゴルフをしてきている人たちである。案外ゴルフを知らない感覚派。考えつくさないとゴルフにならなかった奴が持っている知識を知らない。
 
今、賞金で食っていくためには、どちらかだけでは駄目である。①感覚を知識が補わなければ食えない。②知識を感覚で補うのは駄目。それは不可能に近いことなんですね。センスの領域である。だから江連は自ら賞金を稼ぐことはできないわけで、①の奴等のために江連や内藤とかが存在している。
 
 
今日の男子ゴルフは面白かった。見る価値のある試合でしたね。これぞ正にプロの試合。
 
優勝したのは兼本という男である。昨年初優勝したベテランである。ドライバーが良く飛ぶ攻撃型のゴルフである。
 
この兼本は、バックナインで、トップだった井上信と最大6打差がついていた。この時点で独走していた井上が優勝すると誰もが思っていたでしょう。
 
たしか15番ミドルで、この二人がセカンドショットでピンを狙う状態となった。ともにライはフェアウエイ。持つクラブは井上がミドルアイアン、兼本がショートアイアンだったか。
 
ピンポジションは右にふってあった。この段階で、独走状態だった井上は、グリーンセンターに行っておけばまぁ問題なし、という状態ではある。そこで解説者は、ピンを果たして狙うのか、というようなことを言っていたのだが、問題はピンを狙うかどうかではない。この状態ではむしろ球筋だ。
 
ピンの右、というかグリーンの右からフックでピンを狙うのか、それともセンターからフェードでいくのか。
 
この時点で、もしフェードでいけば井上は危ないと管理人は思った。だとしたら、ピンからドローで球がセンターというほうがいいだろう。井上の持球はドローである。この終盤でフェードでピンを狙うのは攻めではない。むしろ逆球が恐いし、その後のアイアンショットに影響が出る。
 
まぁピンからドロー、結果がグリーンセンターか、と思ったら、彼はグリーン右からのドローでピンを狙ってきた。なかなか攻撃性の高いゴルフである。勝負所では背を向けるよりは向かっていったほうがプレッシャーはかからなくなる。ということは、裏を返せばこの時点でそれだけのプレッシャーがかかっていたのかもしれない。結果はピンについた。
 
そして次のショート。たしか、井上、兼本ともにバーディーとなる。二人の差は3打差となっていたが、このホールでは縮まらなかった。
 
そして、結果がバーディーだったので問題として採り上げられないが、ここのホールの井上のティーショットでは、若干だが「厚く」入っていた。録画している人がいたら是非見てほしい。5〜6メートルくらいショートしたが、「パッティング」でバーディーが取れたのである。
 
かなり昔のこのブログでの記事でも書いたが、終盤にターフが深くなるプロは勝てない。強いプロは、だんだん薄くなっていく。最初のホールが一番深い。その日の軌道がまだ掴めていないから。それがどんどん薄くなっていく。だから終盤にスコアが伸びる。
 
この段階で、兼本次第だが井上は危ないな、と思ったわけである。管理人は。少なくとも、残りホールをバーディー、バーディーで上がれるゴルフではない。
 
すると、17番のミドルで井上がセカンドショットを外してボギー、兼本はバーディーで一打差となる。井上のセカンドはトップであった。そしてショート。他でもない井上自身が前のホールの「厚い」インパクトを気にしていたのではなかろうか。はたまた身体だけが気付いていて、勝手に反応したのか・・・。ティーショットは完璧、セカンドで極上のライからのトップである。ゴルフは本当に難しい。
 
そして最終ロング。兼本のティーショットは完璧。井上のティーショットは右のラフとなる。これは兼本の与えたプレッシャーだったのではなかろうか。
 
井上のセカンドは120くらい先のフェアウエイへ。残りは140。
 
兼本のセカンドは238。グリーンがあくまで待っている。その時に井上は座り込んでいた。身体の緊張状態を解くようなことは、特に終盤はしないほうがいい。メジャーの最終日にそんなことをしている人間はいない。
 
そして、兼本のセカンドはピンの右5メートルへ。イーグルチャンスとなった。差は一打だから、井上がパーで兼本イーグルでひっくり返る。
 
井上のサードは少しつま先上がり。ほんの少し。「厚く」入りやすいライだ。
 
そこまで考えていたのか、身体が勝手に反応したのかは知らんが、結果はインパクトでつまったのかピンのはるか右へ。兼本の球のさらに右となる。
 
そしてパッティング。井上のバーディートライは距離ぴったりでツーパット。合わせている場合か、とは思ったが、距離が距離だったので仕方なしか。すべてはティーショットとサードのミスである。
 
そして兼本がイーグルトライを決め、歴史的逆転劇となった。兼本のゴルフは猛々しい猪のようなゴルフである。終盤伸ばして勝てるゴルファーが有している攻撃的な性格だ。これから遅咲きの花が見事に咲くかもしれない。
 
井上は、最後の兼本のパッティングの時にも座り込んで眺めていた。今回の負けで彼は一体何を思い何を学んだのか。この経験をどう生かすかで今後の彼のゴルフ人生は変わるだろう。
 
勝負事において、勝って強くなる奴と、勝って弱くなる奴、負けて強くなる奴、負けて弱くなる奴がいる。4種類だ。勝って強くなる奴、負けて強くなる奴に共通しているのは攻撃的な性格だ。もっと勝ちたい、負けて「今に見ていろ」、と向かっていける奴は経験を活かして生きていける。兼本は、ひょっとして負けても勝っても強くなる人なのかもしれない。
 
さて井上はどうか。このまま消えていきそうな気はするが、いずれにせよ管理人はこれからの井上に大変興味を抱いている。
 
 

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