|
結婚はしたが実感がまだそれほどない。
管理人は1月1日に入籍したが、嫁と一緒に住みだすのは3月からであり、普段の生活は今まで通りの生活となっている。
これが女性であれば、名字が変わったりするので結婚の実感もするのだろう。今までの名前と違う名前で呼ばれたりするし。
まぁいろいろとあったが、結婚を決めてからはあっという間にことが進んだ。
11月16日にプロポーズをして、12月の20日には結納式を行い、年内に住む所を決めて、3月に結婚式を挙げることを決めてホテルを押さた。そして、1月1日に入籍だ。
なかでも、個人的に苦労したのが結納式だ。
過去のブログの記事でも書いていたかもしれないが、管理人は式典が苦手であり嫌いである。あんなものに意味があるとは思えない。
それはまぁ未だにそうだ。式典自体には意味はないと思っている。
しかしまぁ、相手側が結納式をしたいと希望したので、結納式をすることになった。こうやって合わせることができるようになったことが、管理人を昔から知る人に心底驚かれる。
ちょっと話は逸れるが、管理人は予備校で講師をしている。昨日、今年の初講義だったので、結婚したことを簡単に報告したら、授業が終わってから、数年受講している生徒から
「おめでとうございます。先生は一生結婚出来ないと思っていました。」
などと言われてしまった。普段管理人は一体どんな授業をしとるんだ。
ということで、結納式の準備にかかったのが昨年の12月に入ってから。場所は嫁の知り合いが働いているホテルですることになった。ちなみにそこで結婚式も挙げることなる。
まずは結納セットを買う。
値段や種類の違いなど、管理人にはわからない。袱紗と広盆をつけるかつけないかで店員と嫁がやりとりをしていても、そもそも袱紗と広盆の意味がわからない。
嫁は、ホテルの人から袱紗は代用できるから買わなくてもいい、と聞いていたようだが、販売員は袱紗はつけるのが常識だ、という主張だったらしい。
管理人的には、
「なくてもいいなら、なくていいんじゃないの」
という主張なので、嫁とスクラムを組んで販売員のゴリ推しを防ぎきった。
そして、12月17日に結納セットが届き、20日の朝にホテルに持っていった。
このたび、初めて知ったのだが、結納式の際にいろいろと話たりするのは父親らしい。
しかり、管理人の父親は亡くなっているため、管理人が話すことになった。姉の夫でもいいのだそうだが、自分のことで人に負担をかけるのはなぁ、と思い管理人がすることにした。
ということで、結納式の手順を頭に叩き込む。結納セットに入っていた手順書を丸暗記する。右手を前、左手を後ろで90度で二回回転させるとか、なんの意味があるのかわからん手順を身体に覚え込ませる。
そして、「この度は、婚約をご承諾下さりありがとうございます。お約束の印として、結納の品を持参してまいりました。どうぞ、幾久しくご受納下さいませ。」
これを言うのが管理人の役目である。一カ月近くたっても覚えているのだが、当日も練習では、どこに「お」をつけるかで間違えていた。
「約束の印として」
「お約束の印として、結納の品をご持参」
日本語の意味がわかっていれば、間違えるわけがないのだ。相手に言葉の意味を伝えるという本来の趣旨を持って言葉を言えば。
そのことを忘れていたのだが、とにかく式典が嫌で嫌で、仕方がないから丸暗記をして臨むからこのようなミスがでるのだ。そのことに気付いたのが結納式の10分前だった。今から思えば、もっと早く気付くべきだった。
当日は、1時間半前にホテルに到着。結納セットを持ってホテルの日本料理のお店に入る。
接客してくれたのは若造で、正直こいつで大丈夫かなぁと思ったが仕方がない。
一通りの説明を聞いて、結納セットをセットする。ちなみに、結納の流れはYouTubeの動画で丸暗記している。一通りセットした後に、若造に流れを確認したら、どうも管理人が思っている流れではないようだ。丸暗記しかしていないから、この段階でもパニックになる。もはや触角を取られた虫だ。
そして、結納セットの置き方が間違いないかどうか確認すると、若造的には問題ないらしい。
しかし、結納式の20分前になって若造の上司がやってきた。コイツが本日の司会をするそうだ。
だったら若造との打ち合わせはなんだったのか
という思いに駆られながら、一応結納セットの置き方が間違っていないか確認するとアッサリと直された。
ここで疑念が確信にかわる。
だったら若造とのやりとりは無駄だった。上司が来るまで待ってくれと言えばよかったんだろうが、引き継ぎが出来ていなかったんだろう。この日、案外引き継ぎミスは多かった。
ということで、一通りやりおえたので、新郎側は一旦退席。その間に、新婦側がいろいろと準備をするそうだ。
新婦側とは結納式まで顔を合わせず、仮に合わせてしまっても無視しないといけないらしい。なんの意味があるのかはわからないしあまり興味もない。
ということで、いったん部屋を出て、家族でお茶をすすっていた。このときに、スピーチは丸暗記だけでは駄目なんだなぁ、ということに気づいていたのである。
YouTubeの動画では、ここから新郎側が部屋に戻ると、やはり新婦側が退席をしていて、新郎側が最後の確認をして、新婦側を待つという手順になっていた。
あまりホテル側を信用していない管理人は、退席する際に鞄類を全て持ちだしていた。誰でも入ってこれるし。どうせ帰ってきたら誰もいないんだし。手荷物をぶら下げてても問題ない。
新婦側の準備が整ったということで、気楽に部屋に帰った。
するとどうだ。部屋に人がいる。それも沢山。一言も言わずに待ち構えている。
「間違えました」
と言って引き返そうかと思ったが、見たことのある人達だ。そらそうだ。嫁のうなじが見えている。
そそくさと鞄をたてかけ、席に着く。
あの動画はなんだったのか。地方地方で風習が違うとはいえ。ホテルも説明せんかい。
様々なことが頭をよぎったが、有無を言わせず結納式がスタート。
その後は、まぁ滞ることなく進み、一応無事終了した。
やってみた印象としては、やはり式典は面倒臭い。式典自体には、その面倒くささを納得できるだけの意味合いはないと思っている。
「これだけのことをしてくれたんだから、相手側の親も信頼してくれるんじゃないか」
という意見もあるやもしれんが、たった数時間、そのための準備の数十時間でいったいその人のなにがわかるのだろうか。
こんなことをぶつくさと考えている管理人ではあるが、
「まぁ嫁が喜んでいるなら意味があったのかな」
等と思えるようになった。案外このようなことが愛情だと思うがいかに。さてさていつまでこれが続くか。
|
全体表示
[ リスト ]



