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無駄を省くための「事業仕分け」ですが、机上のやり取りになっていないのか。疑問をぶつけたいと思います。 11月11日行われた事業仕分け第3ワーキンググループでの結論は、「子ども読書活動の推進事業」(平成22年度概算要求額2億2000万円)は廃止、「子どもゆめ基金」(同21億4000万円)も廃止というものでした。 子どもゆめ基金は、子どもの健全な育成の一層の推進を図ることを目的に、民間団体が実施する特色ある新たな取組や、体験活動等の裾野を広げるような活動を中心に、様々な体験活動や読書活動等への支援を行っています。 助成の対象は、1.子どもの体験活動の振興を図る活動への助成、2.子どもの読書活動の振興を図る活動への助成、3.子ども向けソフト教材を開発・普及する活動への助成の3分野です。 子ども会やNPO、ボランティア団体など、子育ての支援を行うグループにとって、大変使いよい交付金で、各地域で意欲的な企画が組まれています。 そもそも「子どもゆめ基金」は官僚指導ではなく、党派を超えた「子どもの未来を考える議員連盟」が主導となり、国会議員が議論をリードして成立させた純粋に「政治指導」の事業であったと言うのです。 さらにいうと、平成13年に国会で議論されたときには、この第3WGの取りまとめをしている蓮舫議員自身が議連に参加して、基金の創設を推進した内容だと言うではないですか。 それを、たった8年で官僚が作った前時代の遺物のような議論を行った事業仕分けは、どんな意味があるのでしょうか。蓮舫議員はあのときは財団設立の旗を振って、今なぜ廃止の先頭に立つのか、その変身の理由を、財団は問いただすべきではないでしょうか。 子どもゆめ基金の設立にかかわる経緯が、「子ども会Community Center」のブログに詳しく掲載されていますので、引用させていただきます。 なぜ「子どもゆめ基金」ができたのか 経緯から見えてくる「矛盾」
政府の事業仕分けで「廃止」とされてしまった「子どもゆめ基金」。 無駄だとされていますが、それでは、なぜこの基金が生まれたのでしょうか。 その経緯を追ってみました。 そもそも子どもゆめ基金は、「子どもの未来を考える議員連盟」が子どもの未来のために有意義な基金の設立を発意し、同議員連盟が中心となって検討を進められてきたのを受け、平成13年4月に創設されたものです。 ホームページに構成している議員のリストがありますが、ここには当時与党だった自民党だけでなく、民主党や共産党の議員も名前を連ねています。 この議員連盟の働きかけに応じ、国会で子どもゆめ基金を創設するための法案「独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センター法の一部を改正する法律案」が議論されました。 まず衆議院で議論され、付帯決議がついて、可決されました。 付帯決議の内容はこちらをご覧いただきたいですが、 「青少年教育に関する団体の規模に関わらず地域に密着した草の根的な団体に対して格別の配慮をすること。」 など、大事なことが盛り込まれています。 (30万円以下なら簡単な書式でOKにしてるのは、この決議に由来するのでしょうかね。) 続いて参議院で議論され、採決が行われました。 採決の結果はこちらで見ることができます。 自民党だけでなく、民主党なども賛成し、「賛成票187 反対票9」で可決。法律が成立しました。 ところで、この法律の名前に注目してください。 独立行政法人国立青少年教育振興機構の前身である、独立行政法人国立オリンピック記念青少年総合センターの法律の改正なのです。 つまり、「事業仕分け」で「なぜこの団体(=独立行政法人)で行わなければならないのか!」などと厳しく追及されていましたが、実は、国会で「子どもゆめ基金は独立行政法人でやりなさい」と認められて、はじまったのです。 今書いたことは、平成13年の国会での議論のこと。 たった8年前のやり取りなのです。 -- もともと超党派の政治の働きかけで始まった「子どもゆめ基金」。 8年前に国会で議論され、独立行政法人で行うことを民主党も含む超党派で賛成、可決され、始まった経緯をまとめました。 それが、政権交代したからといって、いきなり「費用対効果」を持ち出されて、「国でやるべき意義が見られない」なんて意見まで出ながら「廃止」の結論。 こんなんで本当にいいのでしょうか。 子どもゆめ基金を利用していない人たちからは、 「助成されていた人たちが騒いでいる」「今の時代にあわない」 ...というように映っているかもしれませんが、決してそうではないのです。 この経緯を読んで、あまりに筋が通ってないと思いませんか? 子ども会など地域に密着した草の根的な団体が財政的に厳しい中、これらを応援することを大真面目に議論し、始まったのは、一体なんだったのでしょう。 その違和感が根底にあることを、ぜひご理解いただきたいです。 結局振り回されているのは、「地域に密着した草の根的な団体」なのではないでしょうか。 PS というか、記事を書いてて気づきました。 「子どもの未来を考える議員連盟」に、事業仕分けであれだけ天下りうんぬん叫んでた蓮舫議員が名前を連ねているではないですか... (はっちー) |

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