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第4回 中城ふみ子賞贈呈式が帯広市で行われました。
中城ふみ子は帯広が生んだ歌人。乳がんに冒されながら、自らの命を
削るかのように読んだ歌集「乳房喪失」は映画にもなり、一世を風靡しました。
中条ふみ子(帯広図書館参照)
第4回を迎えた中城ふみ子賞の受賞者は葉月詠さん。そして次席に新田瑛さんが賞を受けました。
葉月詠さんの作品を紹介。
○ 加湿器のやうな家族の感情が 雪の夜更けの部屋満たしゆく
○ 秋の野の芒になりたき母のため 月の光の夜に連れ出す
○ 難解な数式が黒板に書かれてゐる前で 明るく着替えする女子
新田瑛さんの作品を紹介
○ 平行でない直線と直線は交わるようになっている世界
○ 有限の果ては素数の不確かさ また確かさに守られており
○ 息継ぎができない者の苦しみに気付かないほど幸せであれ
新田さんはこの歌からも想像つきますが、数学の先生だそうです。34歳、若いです。
それにしても、いづれもさすがに文学的で、私には思いもつかない表現です。
最後に、中城ふみ子の「乳房喪失」の中から作品をひとつ
この歌には、病に冒されいづれ死ぬ運命を感じながらも、
生命の奥にある“真理”というものをしっかりと見つめているところに
彼女の鋭い感性が感じられる作品だと思います。
年々に滅びて且つは鮮しき花の原型はわがうちにあり
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